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《創作と名声と》
地味だけど、オススメです。
なにしろ、大ベテランの吉行和子が主演ですから。
吉行和子ふんする著名な女流作家、御手洗薫。
若い頃に恋愛小説で売り出し、推理作家として名声を確立。
ある夜、運転する車で女性をはねてしまいます。その息子が示談のために作家の家を訪れる。
ほとんど室内だけで舞台劇のようなせりふのやりとりの展開。
被害者の息子は売れない作家で、新人賞ののち本を一冊出しただけ。あとはぱっとしません。
彼は大作家の机の上の書きかけの原稿を見て、ある提案をします。
示談に応じ、事故のことは公表しないから、そのかわり、その原稿をぼくにくれませんか。
かくして、ベテラン御手洗薫が新人作家のゴーストライターになります。
無名新人の名前で書くことで、スランプだった御手洗はどんどん着想が沸いてきて、面白い本ができあがり、これが新人の名前で売り出され、新人はにわかに売れっ子作家になります。
さて、自分で書いてもいないのに、売れっ子としてもてはやされる新人。次回作の注文にどう対処するのか。
出版社や編集者の思惑がからみ、御手洗薫の元秘書も登場しますが、大作家と新人のふたりのやりとりが基本です。
最近、日本映画もたくさん上映されるようになり、大作や話題作も多いのですが、今ひとつ、俳優の演技面で物足りなさを感じておりました。今回、吉行和子と松岡充の演技のぶつかりあい、プロの俳優の演技をたっぷりと見せてもらって、大満足です。
編集長の益岡徹と元秘書の松重豊も味わいがあって大好きな俳優です。
オススメの一本。興味のある方はぜひとも。
御手洗薫の愛と死/2013/日本/公開2014・1・18
監督:両沢和幸
出演:吉行和子、松岡充、小島聖、松重豊、益岡徹、松下由樹、岡田浩暉
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遅いコメントですが・・・大好きな映画になりました^^v
吉行和子さん大好きなんです!!淳之介さんも好きでしたが(笑)
「東京家族」の吉行さんのイメージが残っておりましたが、、
この御手洗薫さんの方がいいなぁ〜〜って思っています。
有楽町スバル座にかかる映画は派手ではないですが・・・いい作品が多いですね♪
TBさせてくださいませ<(_ _)>
2014/2/17(月) 午後 7:22
ふぇいさん、ありがとうございます。
この映画は偶然に観て、感激しました。なんといってもベテラン吉行さんの演技力、自然で華やかでユーモアがあって、すばらしいです。
昨年には「燦々」という映画でも主演されてます。未見なので、機会があれば、ぜひとも観たいです。
2014/2/17(月) 午後 8:04 [ 鉄砲弥八 ]