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気が付くとGWも終わりに。。。。 |
好きな本
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今年の読了数は65作品で67冊。今年も印象に残った10冊を読了順で書いてみた。 高野さんの名前が二つあるぞ。 ●恋するソマリア :: 高野秀行 (2015/2/16読了) ●宇喜多の捨て嫁 :: 木下昌輝 (2015/2/28読了) ●狗賓(ぐひん)童子の島 :: 飯嶋和一 (2015/3/29読了) ●有頂天家族 二代目の帰朝 :: 森見登美彦 (2015/4/6読了) ●愉楽 :: 閻連科 (2015/4/27読了) ●マリー・アントワネット :: シュテファン・ツヴァイク (2015/7/13(上)、2015/7/22(下)読了) ●世界の辺境とハードボイルド室町時代 :: 高野秀行/清水克行 (2015/10/5読了) ●悲しみのイレーヌ :: ピエール・ルメートル (2015/11/30読了) ●地球の履歴書 :: 大河内直彦 (2015/12/8読了) ●佐治敬三と開高健 最強のふたり :: 北康利 (2015/12/31読了) 次点として「トマト・ゲーム」(皆川博子)、「離陸」(絲山秋子)の2作品 2016年も、面白い本に出会えますように。
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今年の読了冊数は83冊(84冊の間違えでした)。あと一冊頑張ってるけど、ちょっと年内は無理かな? |
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砂漠の地、イエメンに川を作り、鮭を放流し、釣りをしたい。 大富豪シャリフの壮大な計画に翻弄される主人公とそのプロジェクトの顛末を描いた イギリスのユーモア作品です。 主人公はイギリスの国立水産研究所に勤める堅物研究者アルフレッド・ジョーンズ。 あれよあれよという間に断ったはずのイエメン鮭プロジェクトの実質的な責任者に祭り上げられ、 政府家や所属する研究所の思惑などが絡み合いながら、不可能と思われた大プロジェクトが 徐々に進行していく。 婚約者が戦地で行方不明となっているハリエットは、シャリフとアルフレッドの橋渡し役となる エージェント。 手柄は自分のものにするが失敗時の責任は部下に取らせるタイプのアルフレッドの上司。 大富豪シャリフはこのとんでもないプロジェクトを言い出したとは思えないほど思慮深いが、 一体何を考えているのかわからない男。 そして主人公の妻は上昇志向の強いキャリアウーマン。 様々な登場人物の織り成すユーモアテイストの小説なのだが、アルカイダの出現があったりして 社会風刺、政治風刺も混在している。 堅苦しさは一切無く、むしろ日記、電子メール、調書、テレビ番組の台本(進行表)などを 使ってプロジェクトの進行の様子を描いているところが一風変わっていて面白い。 特に台本部分はブラックで笑えた。 この手法は決して斬新ではないが、状況描写を細かく描き込むことがない分、読者の読み込み方に 自由度が委ねられているので読みやすく、いきなりシーンが展開してもさほど混乱する事がない。 大プロジェクトだがざっくり言えば「釣り」をすることが目的なので(ざっくりしすぎだが)
題材的には地味でありながら無理やり派手な作品に仕上げていないあたりに好感がもてる。 唯一、アルフレッドとキャリア志向の妻とのやりとりに後味の悪さを覚えたが、 適度な盛り上がり方が心地よい作品でした。 |
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円城作品は二冊目。一言で言うとよくわからないが面白い。 楽しめたのが「後藤さんのこと」と「The History of the Decline and Fall of the Galactic Empire」。 いずれも文体といい言葉の扱い方といい表記の仕方といい既存の小説に対するチャレンジするかのよう。 遡れば筒井康隆や高橋源一郎という先駆者たちを彷彿させるが、そこに小気味よさを付け加えた感じ。 「銀河帝国」や「後藤さん」の取扱い方に大笑いこそできないが時にツボに入り、忍び笑いをしてしまう。 わからなければ深く追求せずテンポよく読み続けると、自分に響いてくる言葉が浮き上がってくる。 あとは浮き上がった言葉を読む人が自由に再構築すればいいのだろう。 「考速」は字のごとく頭の中で考えることをテキストで流れのままに描いている。 まま、とは言えムダを感じない。小説と考えればムダだらけなのかもしれないが。 意図は非常によく伝わってきたけれど、思考のリアルテキスト化の困難さも感じる。 全体的に楽しめた反面、脳の滅多に使わない部分を刺激されたような感覚と疲れを感じた。 少ない脳ミソではあるがそれでも普段使っていない部分が結構あるなと痛感した次第。 実際、読後に手を触れると頭がヒートアップしていたような気がした。 真面目?な読者には受け入れ難い部分もあるかもしれないが、少しでも楽しめれば それはそれでシメタ!と思うが勝ち、みたいな作家なのかも。 頭の良さを感じさせ、刺激的な作品たちだった。 こんな作品が大好きなことを再認識しました。 作品リスト
「後藤さんのこと」 「さかしま」 「考速」 「The History of the Decline and Fall of the Galactic Empire」 「ガベージコレクション」 「墓標天球」の6篇。 |




