歴史好きのダボラ吹き

「令和の御代」の始まりが・・

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 先ほどの記事の続きみたいなものですが、これらの動きは日本にとっても(不安定の弧の観点から)他人事でないのですが、遺憾全ガス田『天安』撃沈中国艦隊の件で、こうもまあ「中国ペースの交渉に終始」とは、バカ殿様レベルもいい所・・(憮然)


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        ガス田早期交渉入りで合意 海上衝突防止でメカニズム 日中首脳が会談

 鳩山由紀夫首相は31日午前、中国の温家宝首相と首相官邸で会談した。両首脳は、日中間の懸案である東シナ海ガス田共同開発問題などについて早期の条約締結交渉入りで合意。中国海軍の艦載ヘリが海上自衛隊艦艇に近接飛行した問題を踏まえた海上危機管理メカニズムの構築を進めることで一致した。

 鳩山首相と温首相の会談は、コペンハーゲンで昨年12月に行って以来。首脳会談終了後には、中国製冷凍ギョーザ中毒事件を受け、相手国の食品関連施設への相互立ち入り検査容認を明記した「食品安全推進イニシアチブに関する覚書」を取り交わした。 

 ガス田共同開発問題では、平成20年6月の日中合意を具体化させるための条約締結交渉に入れない状態が続いており、鳩山首相は中国側に早期の交渉開始を求めた。これに対し、温首相も「20年6月の合意を実施に移したい」と早期の交渉入りに同意した。

 首相は、日本近海での中国の活動活発化に対し、「最近の中国の活動は懸念を惹起させるものだ。2度とこういうことが起きないよう求める」と再発防止を求めた。温首相はこれに直接答えなかったが、「重要問題について電話ですぐにでも話し合うホットラインを構築したい」と述べ、不測の事態回避のため首脳間の通報体制を整える意向を示した。

一方、哨戒艦事件で鳩山首相は、「国際ルールにのっとって北朝鮮が厳しく非難されるべきだ」と国連安全保障理事会への提起を支持する考えを強調。中国側の同調を求めたが、温首相は慎重な対応を示した。

 両首脳は人的交流の拡大でも一致。温首相は日本のメディア、社会科学研究者を5年で500人中国側に招待する考えを表明した。温首相は31日夕に鳩山首相主催晩餐(ばんさん)会に出席、6月1日に離日する。(産経より抜粋)


【正論】筑波大学大学院教授・古田博司

 ■合理的に国益を追求する大切さ

 日本人は信じたくないものから目をそらすという悪い癖がある。写実は得意だが、現実は苦手だ。なぜかと言えば、現実を解釈する理念や原則を常に外来のものに頼っているため、それを持ってこない限り、情緒に流れやすいという傾向があるのではないか。

 ≪G20を前に存在をアピール≫

 そこで早速、冒頭から理念を掲げることにしたい。ドイツ史家マイネッケは次のように語っている。「あらゆる特殊な『国家の利害』は、ひとが16世紀の半ばいらい『国家理性』と呼んだもの、つまり、各国家は自己の利益という利己主義によって駆りたてられ、ほかの一切の動機を容赦なく沈黙させる、という一般的な規則から生ずるものである」(『近代史における国家理性の理念』)

 そうなのである。そのような諸国家が周りをとりまいている東アジアの国際環境で、日本だけがどうして「国家の品格」にあぐらをかいていられるだろうか。

 たとえば今回の韓国哨戒艦撃沈事件は、日米同盟のタガがゆるんだ間隙(かんげき)を衝(つ)いて行われた。目的はソウルオリンピック前の大韓航空機爆破事件と同様だ。主要20カ国・地域(G20)ソウル首脳会議を11月に控えて、軍事行動がとれない韓国を挑発し、国威発揚をねらうと共に、国際社会に自己の存在感をアピールし、ついでに国際武器市場にデモンストレーションを行ったと見ることができよう。

 ≪米国なしに平和は守れない≫

 だが北朝鮮の旧式の技術で、光ファイバーもコンピューターもなしに魚雷を誘導し、バブル・ジェットで韓国の艦船をまっぷたつにするなど、計画的かつ組織的軍事行動なしにできるはずがない。恐らくは超接近して放ったのだ。このようなことが、金正日総書記の命令なしにできると思う方がおかしい。我が国がこの際したがうべき国家理性は、アメリカなしでは東アジアの平和が守れないことを再認識し、早急に普天間基地問題を解決することしかないだろう。

 韓国は独自制裁を発令し、国連安全保障理事会に提訴するという。だが中国が上辺はともかく、心底協力すると思うのもまたおかしい。某新聞が社説で「中国は対『北』圧力を緩めるな」と書いていたが、いったい誰に対して言ったものか。16世紀に秀吉軍の侵攻を共に戦い、17世紀に満洲族のヌルハチ軍に対して共闘し、20世紀にはアメリカの反攻をいっしょに防いだ、あの朝鮮の親方の中国に言っているのだろうか。

 その間も北朝鮮の火力発電所群は盛大に煙を吐きつづけている。これらの電力はウラン濃縮に使われているに違いない。北朝鮮は、中朝国境の丹東市から国内の新義州につづく原油パイプラインを有している。中国側のパイプライン会社は「中朝友誼輸油公司」から「管道丹東輸油気分公司」に名称変更し、国連安保理に一定の配慮を示したが、パイプライン自体がなくなったわけではないのである。また、いくら国連安保理が経済制裁を加重しようと、中朝の国境は鴨緑江から豆満江まで延々とのびているのだ。

 あの距離で、北に入る物資をどうやって臨検しろと言うのか。国境に中国兵を立たせるか。厳冬が来れば、みな凍死してしまうであろう。李朝の国境兵も次々に凍死したと、『李朝実録』にある。

 ≪現実から目をそむけるな≫

 誰が考えても国際関係はうるわしい方が良いに決まっている。だが東アジアにうるわしさを謳歌(おうか)できる場はない。筆者の関(かか)わった歴史共同研究にしても、これは外交であり、クラウゼヴィッツ風に言えば、武器を使わない文字どおりの戦争であった。戦争は野蛮で下品なものである。それが現実なのだが、「慈愛・誠実・惻隠」などの道徳を持ちこむ者が必ずいる。

 卑劣な相手に「卑怯(ひきょう)なことはいけない」では、絶対に勝てないというものではないか。これと同様、今の日本のサッカーでは、肘(ひじ)鉄や蹴飛(けとば)ばしをものともしない韓国チームには未来永劫(えいごう)にわたり勝算がないであろう。

 日本人は先の敗戦の反省いらい、戦争は不道徳であってはならないという観念にすっかり呪縛(じゅばく)されてしまっている。だが考えても見よ。不道徳でない戦争などというものがあり得るだろうか。冒頭に引いたマイネッケは次のようにつづけている。

 「しかしそのさい同時に、『国家理性』は、つねにただ、適切に理解された利益、つまりたんなる貪欲(どんよく)の本能から浄化された合理的な利益のみを意味する、ということは、暗黙のうちに、本質的な前提とみなされている」(同)

 国益とか、国家の利害はどの国も求めざるを得ない。要は、貪欲の本能から解放され、いかに合理的な利益のみを追求するかが理性の問題なのであろう。外交や戦争はその駆け引きのためにある。

 信じたくない現実から目をそむけ、理念も原則も放り出し、ひたすら自己の「腹案」の写実にいそしむ我が国の現首相は、「国家の品格」などといっている間に、「国家理性」に追いつめられていった戦後の非現実性の象徴であろう。(産経より抜粋)

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