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   スリランカ同時爆破テロ 日本人1人死亡4人けが 2019年4月22日 9時21分




河野外務大臣は、スリランカで起きた同時爆破テロ事件で、日本人1人が死亡、4人がけがをしていることを明らかにしました。スリランカの最大都市で起きた同時爆破テロ事件では、これまでに200人余りが死亡し、外務省は、複数の日本人が巻き込まれたという情報があることから、現地の日本大使館などを通じて確認を進めています。




河野外務大臣は午前9時前、外務省で記者団に対して、これまでに日本人1人が死亡、4人がけがをしていることを明らかにしました。

河野大臣は「亡くなった日本人をはじめ、多くの犠牲者のご冥福をお祈りしたい。スリランカ政府には日本政府として必要な協力はしっかりとしていきたいということをメッセージでも出しており、これからまた、申し上げようと思っている」と述べました。

外務省関係者によりますと亡くなった日本人は事件発生当初、重傷とされていましたが、その後容体が悪化したとみられるということです。

外務省では午前8時半ごろから河野外務大臣らが緊急の会議を開いて、今後の対応方針や詳しい状況の確認を行いました。


亡くなったのは現地在住の高橋香さんか

関係者によりますと、スリランカで起きた同時爆破テロ事件に巻き込まれて亡くなったのは、現地に在住している高橋香(たかはし・かおり)さんという女性だということです。

また、高橋さんの夫もけがをして手当てを受けているということで、引き続き確認を進めています。


現地から帰国した人は

同時爆破テロ事件の起きたスリランカの最大都市 コロンボを、爆発から10時間余りたった現地時間の21日夜7時半ごろに出発した便は、22日7時すぎ、成田空港に到着しました。

航空機からは、疲れた表情を浮かべた人たちが次々と降りてきました。

観光でスリランカを訪れていた54歳の女性は「テロの前日、爆発があった教会の近くにも行っていた。訪問の日付が違えば、自分たちが被害に遭っていたのではないか」と話していました。

また、26歳の男性は「テロがあったあとは、ガイドからホテルの部屋を出ないよう指示がありました。自分たちが泊まっているホテルでも爆発があるのではないかと思い怖かった」と話していました。

そして、21歳の女性は「本当に日本に帰ることができるか、不安でした。コロンボの空港は、警備が厳重になって混雑が激しく、混乱している様子でした」と話していました。


首相「断固テロと戦っていく決意」

これまでに、日本人1人が亡くなったことが明らかになっていて、政府は現地の日本大使館などを通じて被害状況の確認を進めています。

これについて、安倍総理大臣は22日午前、総理大臣官邸に入る際、記者団に対し、「深い悲しみを覚えると同時に強い憤りを感じる。犠牲となられた方のご冥福をお祈りすると同時に、ご遺族の皆様に哀悼の意を表したい。すべての死傷者の皆様にお見舞いを申し上げる」と述べました。

そのうえで安倍総理大臣は「このようなテロは断じて許すことはできず、強く非難する。今後、日本はスリランカや国際社会と手を携えて、断固としてテロと戦っていく決意だ」と述べました。(NHKより抜粋)



スリランカ同時テロ 10日ほど前にテロ計画の情報 関連捜査 2019年4月22日 10時47分


スリランカの最大都市コロンボを中心に、ホテルとキリスト教の教会で起きた同時爆破テロ事件では、10日ほど前に国内のイスラム過激派組織が、キリスト教の教会などを狙った自爆テロを計画しているという情報を捜査当局がつかんでいたことが分かり、警察は今回の事件との関連を調べています。




スリランカでは21日、最大都市コロンボとその郊外などにあるホテルとキリスト教の教会、合わせて6か所でほぼ同時に爆発がありました。

3つのホテルは外国人が多く泊まる高級ホテルとして知られ、3つの教会ではキリスト教徒たちが復活祭=イースターの祈りをささげている最中でした。

これらの爆発の数時間後に、別の宿泊施設と住宅の2か所で爆発があり、警察は事件の捜査の過程で起きたと説明しています。

スリランカ政府によりますと、6か所の爆発と捜査の過程で、これまでに207人が死亡し、400人以上がけがをしました。

捜査当局は6か所の爆発はいずれも自爆テロで、周到に準備された計画的な犯行だったという見方を明らかにしています。

NHKが入手した捜査当局の内部文書によりますと、今月9日、「ナショナル・トウィート・ジャマーアト」という国内のイスラム過激派組織が、キリスト教の教会などを狙った自爆テロを計画しているという情報をつかみ、国防省が全国の警察に警戒態勢をとるよう指示を出していたことが分かりました。

しかし、計画がいつ実行されるのか、日付までは特定できていませんでした。

この組織が今回の同時爆破テロ事件を実行したとはまだ断定できていませんが、捜査当局はこの組織と事件との関連を捜査しています。(NHKより抜粋)





スリランカ同時爆破テロ 死者290人 けが人500人に 2019年4月22日 16時08分



スリランカの最大都市、コロンボを中心にホテルとキリスト教の教会で起きた同時爆破テロ事件は、死者がさらに増えて290人となりました。捜査当局は、ホテルの宿泊客を装った人物がレストランの中で自爆したことで犠牲者が増えたと指摘し、国内のイスラム過激派組織を中心に事件との関連を調べています。




スリランカでは、21日、最大都市コロンボとその郊外などにあるホテルとキリスト教の教会、合わせて6か所でほぼ同時に爆発があり、さらに、この数時間後に、警察が事件との関係が疑われる人物を追跡する過程などで別の宿泊施設と住宅の2か所でも爆発がありました。

スリランカ政府は、6か所の爆発と捜査の過程で、死者が290人に上り、けが人はおよそ500人になったと発表しました。

捜査当局は、6か所の爆発はいずれも自爆テロで、周到に準備された計画的な犯行だったという見方を示し、外国人やキリスト教徒を主な標的にしたとみられています。

捜査当局の内部文書によりますと、今月9日、国内のイスラム過激派組織がキリスト教の教会などをねらった自爆テロを計画しているという情報をつかみ、国防省が全国の警察に警戒態勢をとるよう指示を出していたことが分かりました。

しかし、計画がいつ実行されるのか、日付までは特定できていませんでした。

捜査当局によりますと、3か所のホテルでの爆発は、いずれもレストランの中で、このうち「シャングリラ」では、2人がホテルの宿泊客を装って滞在し、朝食の時間で混み合ったレストランの中で自爆したため、犠牲者が増えたということです。

ホテルのロビーには、宿泊客に提出を求める個人情報が残されているため、この情報をもとに捜査を進めていて、捜査当局はこれまでに24人を拘束したと発表しましたが、イスラム過激派組織との関連などについては一切明らかにしていません。

捜査当局は、国内のイスラム過激派組織を中心に捜査するとともに、外国のテロ組織の関与がなかったかも調べています。


海外緊急展開チームを現地に派遣

菅官房長官は午後の記者会見で、政府の対応について、「現時点ではまず大使館によって懸命に対応させていただいている。そのうえで、外務省の『海外緊急展開チーム』が、本日中にスリランカに向けて出国できるよう調整を進めている」と述べ、医師や通訳などからなる外務省の「海外緊急展開チーム」のメンバーを現地に派遣する考えを示しました。


被害の日本人の知人「とても心配だ」

テロ事件に巻き込まれてけがをしたとみられる日本人男性を知るトルコ人の男性は、「私も彼も料理人としてコロンボ市内の同じホテルで働いていた。事件のあと連絡を取ろうとしているが、まだ返事がない。病院にいるのだと思うが、とても心配している」と話していました。

また、現地の状況について、「インターネットがつながりにくく、自由に外出することもできない」として、事件から1日たっても緊張が続いていると話していました。


爆発の目撃者「ドーンという音」

21日、爆発があった時に「シャングリラ・ホテル」の前を偶然通りかかったという男性は、「午前9時前に急にドーンという音がしたので、ホテルのほうを振り返ってみたら爆発が起きていた。多くの白人の人たちが叫びながら外に走って逃げていたが、すぐに2回目の爆発があった。さらにしばらくすると近くにあるキングスベリーホテルのほうからも大きな爆発音が聞こえた」と話していました。

また、「セント・アントニー教会」のすぐ近くで商店を経営する男性は、「突然、爆発が起き、多くの人たちが逃げ出してきた。取り残された人たちを救出するために中に入ったら、子どもを含むたくさんのけが人が倒れていたので、その場にいた人たちで協力して搬送した」と話していました。


現地の旅行関係者「先行きが不安」

コロンボの旅行代理店に勤める高橋佳さんは、「テロと聞いて、うそではないかと思いました。きのうは、中国からの観光客32人を受け入れる予定でしたが、キャンセルになりました」と話していました。

また、テロの現場となったホテルについて、5つ星のわりには、比較的安い料金で食事を楽しめるため、日本人の旅行者や駐在員にも人気の場所だったということです。

そのうえで、スリランカは、最近、日本の若い女性の間でも人気の観光地となっていたということで、「間違いなく、観光客が減ることになるので残念です。先行きが不安です」と話していました。


厳戒態勢が続く

爆発のあったコロンボ市内にある「キングスベリー」、「シナモン・グランド」、「シャングリラ」の3つのホテルと「セント・アントニー教会」では銃で武装した多くの兵士が警戒にあたるなど厳戒態勢が続いています。

このうち、シャングリラ・ホテルは、レストランがあった場所の窓ガラスが爆発によって完全に崩れ落ち、建物の中が散乱している様子が敷地の外からも確認することができます。

ホテルの入り口には兵士が配置され、関係者以外の立ち入りを厳しく制限しています。

また、「セント・アントニー教会」の前の道路では、屋根の一部だったとみられるレンガの破片や割れたガラスなどがいまも散乱していて、事件の生々しい状況が残されています。

沿道には、多くの住民や信者たちが集まっていて、不安そうな様子で教会に出入りする兵士や警察官の姿を見つめていました。


日本人会の入るビルでは

テロ事件から一夜明け、コロンボ市内のビルに入居する現地の日本人会の事務所には、スタッフが出勤しておらず扉も閉まったままです。

同じビルの別の団体に勤務しているスリランカ人の男性は、テロの影響でほとんどのスタッフが休んでいるとしたうえで、日本人が犠牲になったことについて、「日本人とは仲よく仕事をしていたので、とてもショックです。日本とスリランカの関係は深いので、影響がないか心配です」と話していました。


死亡の高橋香さん フェイスブックで紹介

スリランカでの同時爆破テロ事件に巻き込まれて死亡した高橋香さんのフェイスブックのページには、夫や幼い子どもたちとスリランカで暮らしてきた日々が紹介されています。

それによりますと、高橋さんは都内の大学院を卒業したあとに結婚し、4年前に家族でスリランカのコロンボに移り住んだということです。

夫と4歳の娘、それに去年生まれたばかりの1歳の息子の合わせて4人で暮らしていたということです。

3年前、娘の2歳の誕生日には、「コロンボで楽しい生活を送っています。幸せと笑顔に満ちた日々が決して終わらないことを願っています」などというメッセージを英語で載せていました。


旅行会社「ショック」

同時爆破テロ事件が起きたスリランカは、2009年に内戦が終結したあと、日本人の観光客が増え続けています。

個人旅行を取り扱う東京 渋谷区の旅行会社でも、スリランカへの旅行客が増えていて、去年には年間で50人を超えたということです。

この旅行会社では、内戦が終わり、治安や経済がよくなったとして、日本人観光客の人気が高まっていたのではないかとみています。

それだけに今回、同時爆破テロ事件が起きたことに大きなショックを受けています。

事件のあと、大型連休にスリランカに行く予定だった一部の旅行客から「キャンセルしたい」という連絡が入り、対応にあたっているということです。

旅行会社「パーパスジャパン」メディア事業部の迫田健路部長は、「われわれも『スリランカはよい国です、治安も大丈夫です』と言っていましたから、とにかく驚きました。私自身、スリランカで危険なことにあったことがないので、どうしてこんな事が起こったのかショックです」と話していました。(NHKより抜粋)


連続爆発テロ:スリランカはなぜ狙われたのか


4/22(月) 18:58配信 ニューズウィーク日本版



<民族と宗教が複雑に絡み合うスリランカは10年前まで内戦を戦っていた>

4月14日日曜日の午前、スリランカ各地の教会やホテルで自爆テロとみられる爆発事件が連続して発生し、200人以上が死亡した。インド洋に浮かぶこの島国には、民族間の対立が宗教の違いによりさらに悪化し、流血の事態が続いた悲しい歴史がある。

14日はキリスト教では1年で最も神聖なイースター(復活祭)の日だったことから、今回の事件はキリスト教徒コミュニティを狙ったものとみられている。複数の教会で、信者たちが復活祭の礼拝に参加している最中に爆発が起きているのだ。

スリランカ国民の過半数は仏教徒だが、少数派ながらヒンドゥー教やイスラム教、キリスト教(ほとんどがカトリック)の信者も暮らしている。CIAワールドファクトブックによれば、全人口に占める割合は12年時点の推計値でヒンドゥー教徒が12.6%、イスラム教徒が9.7%、キリスト教徒が7.4%だ。

ちなみに仏教徒のほとんどは多数派のシンハラ人が占めており、タミル人は主にヒンドゥー教徒だが、熱心なキリスト教徒もいる。イスラム教徒はタミル語を話すがアラブ系とされる。何世紀も前にスリランカに定住したアラブ人貿易商の末裔たちだ。

<迫害を受けたイスラム教徒>

1983〜2009年の長きにわたって続いた内戦では10万人もの死者が出たが、その背景にはこれらの民族集団の間で起きた利害の対立と武力紛争があった。軸となったのはシンハラ人とタミル人の対立だったが、戦いは主にシンハラ人を主体とした政府とタミル・イーラム解放のトラ(LTTE)との間で繰り広げられた。

一方でLTTEは、イスラム教徒も殺戮の対象にした。主にLTTEによるとされる襲撃が相次ぎ、イスラム教徒は故郷や家を追われた。そして内戦終結後も、イスラム教徒は差別の対象であり続けた。昨年、東部の都市アンパラで起きたシンハラ人主体の暴動でも、標的となったのはイスラム教徒で少なくとも2人が死亡した。

LTTEは2009年、マヒンダ・ラジャパクサ大統領(当時)の下で行われた政府軍の猛攻の中で降伏。ちなみにスリランカでは昨年秋、マイトリパラ・シリセナ大統領がラジャパクサを首相に指名したものの、現職のラニク・ウィクラマシンハ首相が解任に応じず、結局はラジャパクサが辞任するという政治混乱が起きている。

さて内戦終結以降、スリランカではシンハラ人仏教徒の間で一種のナショナリズムが広がり、他の宗教、特にイスラム教への弾圧を求める団体が台頭。同時に、イスラム教徒の中にもテロ組織ISIS(自称イスラム国)に参加した者がいると言われている。ISISは世界各地で教会などを狙った襲撃事件を起こし、多数の犠牲者を出している。

<警告はあったのに>

復活祭の4月21日夜に起きた爆発については、どのグループも犯行声明を出していない。一連の爆発の死者は290人に達し、負傷者はその倍に上っている。首都コロンボにある聖アンソニー廟、ネゴンボにある聖セバスチャン教会、バティカロアにあるシオン教会といった宗教施設のほか、首都や郊外にあるシャングリラなどの高級ホテルも攻撃された。

ウィクラマシンハ政権は、一連の自爆攻撃に関連する可能性があるものとして、ある情報を示唆している。マノ・ガネサン国民統合大臣はツイッター上で、「1週間前、私が管轄する閣僚警備課(MSD)の警備員が、政治家を狙った2件の自爆攻撃がコロンボで実行される疑いがあるとの情報を得ていた」と明かした。ウィクラマシンハや他の閣僚は、この情報を知らされていなかったという。

「なぜ適切な予防措置がとられなかったのか、調査する必要がある」とウィクラマシンハは述べ、「現在の最優先事項は、容疑者を逮捕することだ」と主張した。「何よりもまず、スリランカでテロが台頭しないようにしなければならない」

<昨年の仏像破壊と関連は>

「ニューヨーク・タイムズ」紙が公表した書簡によれば、スリランカの治安維持部隊は、イスラム過激派組織「NTJ(National Thowheeth Jama'ath)による教会への攻撃計画を阻止しようと活発に動いていたようだ。NTJは、2018年に起きた仏像の破壊行為に関与したとされている。この仏像破壊事件は、すでに宗教間の緊張で揺れていたスリランカで、さらなる怒りを誘発することとなった。

今回の爆発と関連して、すでに最大13人の容疑者が逮捕されたと報じられているが、スリランカのルワン・ウィジャヤワルダナ国防担当国務大臣はメディアに対し、容疑者の身元を明らかにしないよう要請し、次のように述べた。「過激派に声を与えてはいけない。彼らを殉教者にする手助けをしてはならない」(Yahoo!より抜粋)


フィリピンでM6.3の強い地震、5人死亡 スーパーの倒壊現場映像


【4月23日 AFP】フィリピン北部で22日、強い地震が発生し、首都マニラの北方では建物が少なくとも2軒倒壊して5人が死亡した。

 米地質調査所(USGS)によると、午後5時11分(日本時間同6時11分)に発生した地震の規模はマグニチュード(M)6.3。震源の深さは40キロだという。

 現地の地質学者らは、震央はマニラの北西約100キロに位置するカスティリェホス(Castillejos)だったとしている。

 パンパンガ(Pampanga)州知事が民放テレビ局ABS-CBNに明かしたところによると、同州の町ポラク(Porac)で4階建ての建物から3人の遺体が収容され、またルバオ(Lubao)でも、女性1人とその孫1人が圧死したという。

 同知事は、これまでに20人が救出されて病院に搬送されたものの、「4階建てのこの建物の中に取り残されている人がいるとみている」と話している。被害の規模については、現在調査が行われている。(Yahoo!より抜粋)

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