歴史好きのダボラ吹き

「令和の御代」の始まりが・・

大石英司

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「777初の『死亡事故』」に関しまして、産経&大石英司様が「胴体が長すぎるのも原因の一つでは?」なんて分析されていたのでご紹介いたします・・(思案)

 それこそ「『777の後継機』は『747後継も兼ねてA380張りの総2階建て』では?」って大石様の見立てはESTOP対策も兼ねて案外・・(思案)

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ボーイング777で初の死亡事故 米紙報道

 米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は7日、米サンフランシスコ国際空港でアシアナ航空のボーイング777が着陸に失敗した事故について、同型機としては初の死亡事故となったと報じた。

 777は1995年に就航して以来、世界の多くの航空会社が使用している大型旅客機。韓国メディアによると、事故機は2006年2月に製造された比較的新しい機体という。(産経より抜粋)


    専門家「操縦ミス」を指摘 機体長いB777の特性も事故に影響か

 今回の事故は、着陸時の姿勢が不自然で機体後部を滑走路の護岸部分に接触させたことなどから操縦ミスや機体トラブルが指摘されている。世界最大級のボーイング777は、胴体が長く、滑走路で尻もちをつく危険性も高いとされ、専門家は機体の特性なども事故に影響した可能性があるとしている。

 この日のサンフランシスコは視界も良好で、元日本航空の操縦士で航空評論家の小林宏之氏は「気象の影響が排除されると、機体のトラブルか操縦士のミスに原因は絞られる」と話す。

 エンジンの異常や火災といったトラブルのほか、操縦士が滑走路に進入する角度を修正する過程で加減を誤った恐れもあると小林氏は指摘。「適切な機体の姿勢が保てず、護岸に衝突させた」とみている。

航空評論家の秀島一生(いっせい)氏も操縦ミスやトラブルを挙げる。B777は1994年以降、1千機以上が製造され、日本でも多く運航されているが、胴体が長く離着陸時に後方下部が滑走路に接触するトラブルが度々起きているという。

 秀島氏は「空港に慣れていなかったため、機体の後部を打ち付けたのではないか」としている。

 機体には客室上部が大きく損傷し、燃えた形跡があった。秀島氏は「燃料タンクがある主翼部分は完全に燃えずに原形と留めていることから、電気系統などでトラブルが発生していた可能性もある」との見方も示している。(産経より抜粋)


 ボーイング777が起こした3機目の全損事故です。

 ニュース映像を見ていると、小さなスーツケースを抱えて脱出している乗客等いる辺りが、いかにも韓国というか、アジア人ですね。恐らくそこそこ、脱出する時間はあったということでもあるでしょう。現時点では、日本人は一人しか乗っていないということですが、仁川発ということなので、もう少し乗っていそうな気もしますが。

 状況として奇妙なのは、滑走路の手前に着地している。海上からの護岸を過ぎて直ぐの進入マークが描かれている辺りから破片の散乱が始まっている。ウインド・シアが起こるような天気ではないし、でもさすがにあそこまで着陸ポイントの目測を誤ることなんてあり得るんだろうか? という疑問も抱きます。あそこまでずれたら、グライドパスが壮大にずれて、早い段階でアラームを鳴らしていたはずだけど。

 逆ならわりと起こり得る。着陸ポイントを過ぎて、慌てて降りようとして尻餅を着くという状況は。いずれにしても、速く降りすぎて、ヤバイ!? となって、慌てて引き起こした末の典型的な尻餅事故でしょう。

 まずバルクから後ろの尾翼が全脱落し、コントロールが効かなくなって機体が水平に回転、ギアが折れて脱落、その過程で両エンジンも脱落したことが映像から見て取れます。機首直下の胴体の屋根が派手に焼け落ちていますが、乗客が撮った写真から判断すると、恐らく脱落したエンジン(たぶん右エンジン)が、胴体右舷に寄り添うように脱落停止して黒煙を上げているので(その撮影の時点で屋根は綺麗)、そこから着火した可能性があるかと思います。だから脱出シュートも左舷側しか開いていない。

 個人的な興味は、あの焼け具合。胴体の難燃性が向上したから、あの程度で済んだ、脱出の時間を稼げたと言って良いのか、それとも、やっぱり燃えてしまったのは意外に難燃性は向上していないのね、と言うしか無いのか。

 基本的には、繰り返すように典型的な尻餅事故で、パイロット・エラーだとは思いますが、これはちと、B777が構造的に抱える問題、つまり胴体が長すぎて、離着陸に支障を来す可能性がある、という問題を改めてクローズアップすることになるでしょう。四発機では、747やA380も実はたいして全長は変わらないわけで、正直、なんで777だけ全長の問題がいつもクローズアップされるのか今一つその辺りの理由を聞いたことが無いのですが、主脚の位置とか、そういう話なのか……。

 思い返せば、空自の空中給油機が、777ではなくそれより小型で古い767に落ち着いたのも、777は胴体が長すぎて、ブームを装備できない、という問題でした。

 777のセールスに影響を及ぼすようなことは無いとは思うけれど、ひょっとしたら、ボーイングも、エアバスのような4発の総ダブル・デッカー機の開発に舵を切る切っ掛けになるかも知れない。(大石英司の代替空港より抜粋)

『787で決まりでしょう。というのは、777にした場合、20年後、また今回のように、そもそも日航がもう整備できない、な話が生じることは分かりきっている。四半世紀後も、全日空や日航が、777を運用している可能性はほとんど無いでしょう。だから787×3機で決まり。あと閣僚の外遊用として、リアジェット2機くらい入れとけば良い。それに、ミャンマーのニュース映像でも思ったけれど、首相専用車を運び込むために、C−17が欲しいです罠。4機くらいリースで導入すれば良いのに。C−2でアフリカや南米まで飛べるようなら問題無いけど。(大石英司の代替空港より抜粋)』

と言ってましたが、ビジネスジェット&輸送機の件に関しては全面賛同でございますが、肝心の「候補は787」ってのには一抹の不安を・・(思案)

 それこそ、大石様の論法で行くなら「(A380との対抗がらみで)生産・開発が今後も続くであろう『747・8』」「民間機としては787に移行するも軍用機としては707の代替品として生産されるのが必至の『767』も、十分無問題でしょうし、それこそ「『777』も『新たなるE−10A候補(電子機器搭載能力が767よりダンチですし)』に浮上」すれば、ねえ・・(思案)

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         政府専用機を更新へ 年度内にも後継選定

 政府は25日、皇室や首相の外遊などに利用している政府専用機ボーイング747を2020年度から新機種に更新する方針を固めた。

維持管理コストを下げるため民間チャーター機への転換も検討したが、海外の危険地域からの邦人救出に活用しにくく、労働組合のストライキで運航に支障が出る可能性も指摘されたため見送る方向だ。防衛省など関係省庁の検討委員会で意見集約し、年度内の絞り込みを目指す。

 新機種の候補には、ボーイングの最新鋭機787や、より大型だが燃費の劣る777が挙がっている。最新鋭機787は、バッテリーの重大トラブルが相次ぎ運航停止となるなど不安要素が残る。(東京新聞より抜粋)
 ホント、大石英司様が『これはもう全くその通り。肝心要の軍事費は付いて来ない。国務省に中共べったりのケリーが、身内を連れて乗り込んで来たことで、慰安婦問題等、要らんことで、日米関係の対立まで煽る羽目になっている。もともと実態が無かったとは言え、リバランス政策は、事実上破綻したと言って良い。』と喝破したごとく「『実力』が伴わないのに『リバランス(勢力均衡)』を画策なんて絵に書いた餅」としか言い様が・・(思案)

 そういう事態に何とか対処するためにも「平成の大攘夷体制」の早急なる構築が・・(思案)

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「疑われ、あざけられ、放棄されている」?  米のアジアへの軸足移動への問題提起 2013年05月20日(Mon)  岡崎研究所

マイケル・オースリン(Michael Auslin)が4月19日付ナショナル・レビュー・オンラインに、「アジアでの漂流」と題し、オバマ政権のアジアへの軸足移動は内実を伴っていない上、目的も明らかではないと厳しく批判し、その是正策を論じています。

 すなわち、オバマ大統領はアジアへの軸足移動を外交的動きとしているが、これは軍事・防衛政策でもある。中国の台頭と北朝鮮問題なしに、米としてそういう政策を発表する理由はない。これは米国への期待を高め、これには米国の信用がかかっている。

 しかし賢明とされたアジアへの軸足移動は、今や疑われ、あざけられ、放棄されている。フォロー・アップされておらず、米国の立場を実質的に変えることが少ない。また地域での均衡に深刻な問題が発生している。

 今日、取り組むべき二つの課題がある。

 第一に、米国の安定を維持する能力と意思に疑問を投げかけるような緊張が増大していることである。

 今のアジアは、中印紛争から島の紛争まで領土・国境紛争で満ちている。特に中国と隣国の海洋紛争は深刻で、ここ2年厳しくなっている。

 オバマ政権は巻き込まれない決意を明らかにしたが、中国の隣国は自分一人でこの問題を解決する自信がない。そこで米国の支援を求めたが、それを得ていない。

 もう一つの不安定は北朝鮮である。米国は北朝鮮の攻撃的行動を押さえられていない。民主党政権も共和党政権も、「交渉」に戻る言い訳ならなんでも取り上げている。国連制裁は北の行動を変えず、意味のあった金融制裁は外交交渉のために犠牲にされた。

 第二に、中国の台頭、アジア主要国の軍備増大と米国の防衛費の縮小である。

 中国は軍を増強し、領土紛争で主張を強め、遠洋、宇宙、サイバー能力を誇示している。

 これに対しアジア諸国は軍備を増強している。潜水艦、精密誘導ミサイルに投資し、日本、韓国、インドは最新戦闘機を買っている。米国の同盟国の自助努力は良いことであるが、同時にこれらの国が安全保障上の不安を抱えていることを示している。

 オバマ政権はアジアへの軸足移動を言いつつ、予算を削減し、米国の役割を増加する具体策はほとんど示していない。大統領はじめ米高官は、米国が太平洋パワーであると言い続けているが、大したことはやっていない。豪に2500海兵隊員を派遣すること、シンガポールに戦艦を一時的に入港させること、米海軍の60%をアジアにおくこと(その大部分は既にアジアにいる)以外に、米国のアジア政策の変化を示すものはない。

 また、オバマ政権は、アジアにおける目標をよく説明していない。中国封じ込めなのか。海洋紛争には影響を与えるが、介入しないのか。北に強く警告するのか。

誰も中国を封じ込めよとは言わないが、同盟国に安全を保障するなら、何らかの抑止は必要である。米国は航海の自由を主張しつつも、海洋紛争関与を避けている。

 太平洋に米国は、32万5千の兵員、空母、誘導ミサイル搭載駆逐艦、戦闘機・爆撃機編隊、潜水艦を展開している。これは信頼できる抑止力であるが、時と共に弱くなっている。アジア諸国は今日、米国の力を頼りになるとしているが、10年後には、米国が中国を牽制出来ず、今以上にリスク回避的になるのではないかと心配している。

 それでは、何が必要なのか。

 小国への圧力について中国に責任を問い、北朝鮮について国連決議以上のことをする勇気を持つことである。もし米国がアジアでの力の均衡維持に関心があるのなら、艦船を問題海域や重要な航路に送るべきだし、情報を同盟国と共有すべきである。更に日韓両国に協力するように圧力をかけるべきである。

 米国は、また、北朝鮮との意味のない交渉の停止や、金ファミリーの金融を標的にすることなどの外交措置をとるべきである。米国は中国の会社に制裁を課することを辞するべきでなく、ハッキングや「ならずもの政権」支援などの挑発に対しては、米中ハイ・レベル交渉の回数等の削減で応じるべきである。

 今の米国で防衛費増は政治的に不可能だろうが、だからこそ、既存の資産を使うやり方を変え、そのコミットメントが本物であることを示し、米国の力を使わなくて済む安全保障環境をアジアで作るべきである、と論じています。

 * * *

 このオースリンの論説は、アジアへの軸足移動を実態のあるものにすべきであり、装備面では予算的制約があり無理なので、アジア政策上の目的を対中対抗と対北朝鮮対抗であると明確にし、現在の資産を上手に使うべしと提唱したもので、大筋において適切な主張と評価出来る内容です。

 アジアへの軸足移動が、その目的や内容が不明確で、今や「疑われ、あざけられ、放棄されている」(doubted, derided and dismissed)とオースリンは書いていますが、アジアへの軸足移動が、ワシントンではその内容にコンセンサスがあるようなものではないことがうかがわれます。ケリー国務長官の考えと、ヒラリー・クリントンの考えには大きな差があるように思えます。

 オースリンがここで、いわば対中強硬論の立場から、アジアへの軸足移動の目的と内容の明確化の必要を論じていますが、良い問題提起です。

 米には、民主主義擁護という価値観重視外交が期待されます。そして、日中を同じような国家として取り扱うことは誤りであることを、ケリーは理解する必要があるように思われます。

 なお、米国は領土紛争非介入と言っていますが、北方領土問題では日本の国後、択捉返還要求を明確に支持しており、尖閣で非介入を言うのは、いささか一貫性に欠けると言わざるを得ません。(ウェッジより抜粋)
 要人輸送以外にも色々頑張って「お疲れモード」な政府専用機に関しまして、この記事紹介してくれました大石英司様が『もう古いもんねぇ。777か、787かそろそろ買って上げないと。今度は三機体制で。(大石英司の避難空港より抜粋)』と提言されてましたが、自分も大賛成ですね・・(思案)


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     政府専用機トラブル 計器不具合? 首相帰国後、基地に帰還できず 

 安倍晋三首相のモンゴル訪問に使用された政府専用機が、31日夕に羽田空港に到着後、所属する航空自衛隊千歳基地に帰還できないトラブルがあった。

 専用機は同日午後4時46分、羽田空港着。ウランバートルを予定より約1時間半遅れて出発していた。

 関係者によると、首相や政府関係者、同行記者団らが専用機を降りた後、いったんは千歳に向け離陸準備に入ったが、出発を見合わせた。

 その後、主翼部分のエンジンカバーを外し、不具合を調べたが、1日未明になっても羽田空港に駐機したままだった。

 防衛省側は「ウランバートルの空港を出発する際、計器に不具合がみられたため、念のため羽田空港で調べた。羽田までの運行に支障はなかった」と説明している。(産経より抜粋)

『私は基本的に小川氏の立場を支持します。これは難しい問題で、その能力を全く持たないというのは、それはそれで問題があるでしょう。ただ、こと、北朝鮮の移動式ミサイルに関しては、そのお題目の「敵基地先制攻撃」の目的を達することは極めて難しい。それこそ、それだけのために、万人単位の部隊を新たに立ち上げる必要があるでしょう。予算規模に至っては、防衛費を2、3割喰う羽目になるかも知れない。そんなことのために予算を使うくらいなら、核武装して、自前の報復能力を高めた方が良い。(大石英司の代替空港より抜粋)』

に、自分も全面賛同するものですね・・(感嘆&共感)

 何せ「同様の戦略環境におかれたイスラエルが『バビロン作戦』&『マスファ作戦』双方を遂行可能」「当の北朝鮮が『米国の脅威に同様に対処』」と結構いいお手本見せてるわけですし、日本としても「『敵基地攻撃能力整備』『丸の内計画をプラス』」してもいいのでは?(思案)

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敵基地先制攻撃 「国民、有事に死んでもいいのか」「望まぬ戦争に巻き込まれかねぬ」志方俊之、小川和久両氏が激論

《志方俊之氏》


持つ必要性は増している


 −−自衛隊は敵基地攻撃能力を持つべきか

 「持った方がいい。日本国憲法には国民は有事に死んでもいいとは書いていない。最近は北朝鮮の長距離弾道ミサイルの発射と核実験が続き、必要性が肌で感じられるようになっている。憲法上も昭和31年の鳩山一郎内閣の統一見解で可能とされており、それ以降、憲法違反だとする議論も国会では出ていない」

 ○連続発射を許すな

 −−敵基地攻撃が必要となる事態とは

 「私は、北朝鮮の核弾頭搭載弾道ミサイルに特化した概念で捉えている。日本人が拉致されたら拉致した船が出航した港を攻撃しろとか、沖縄県・尖閣諸島に中国の公船が来たら、出た港を爆撃しろ、という話ではない。北朝鮮には日本を標的にした準中距離弾道ミサイル、ノドンが約200基あるとされる。このすべてをミサイル防衛で撃ち落とすことはできない。ただ、敵基地攻撃論には、相手のミサイル発射前に攻撃する先制攻撃論と、相手が発射したものはミサイル防衛で迎撃し、さらに連続して発射してこないように攻撃するという第二撃主義的な議論がある。日本が目指すべきは後者だろう」

「1991(平成3)年の湾岸戦争で、米軍はイラクの弾道ミサイル、スカッドの移動式発射機を大規模な空爆で破壊する作戦を行った。実際に破壊した発射機は多くなかったが、空爆を行うことでイラク軍の行動が制約され、発射されるミサイルの数は減った。2003(同15)年のイラク戦争では、さらに技術が進み、約80基の発射機の55%を空爆で破壊した」

 −−必要な装備は

 「ノドンは車載型で、中朝国境近くの山岳地帯の中国側斜面に掘った洞窟内に配備しているという説もある。発射まで数分間しかかからず、発見して攻撃するのは非常に難しい。ミサイルを立てて液体燃料を注入し、『日本を火の海にする』と宣伝するような状況にはならない。ステルス戦闘機F35を導入し、精密誘導弾を持つだけでは不十分で、衛星での監視や通信傍受、早期警戒管制機による航空管制のほか無人機の導入も必要だろう。日本単独で装備をそろえることはできず、米軍との協力が必要になる」

 ○自国を守る意思を

 −−日本が能力を持つ意味は

 「自国民は最終的には自分で守る意思と能力を持つ必要がある。近年、注目を集めているテポドンとは違い、ノドンは韓国は通過し米国には届かない。日本が独自で制圧できなければならず、すべて米国に依存する姿勢では同盟関係もなりたたない」 

《小川和久氏》


米国の思惑とは矛盾する


 −−北朝鮮の核、ミサイル開発の現状をどうみるか

 「200基以上とされるノドンミサイルには、すでに一定数の核弾頭が載せられるとみるべきだ。北朝鮮が単独で核・ミサイル開発をしているわけではなく、ウクライナなどの技術も流入している点を無視すべきではない」

 ●膨大な戦力が必要に

 −−日本が敵基地先制攻撃能力を持つことの是非について

 「日本国内の議論は大きな欠陥を抱えており、言うは易く、実現は難しい。仮に航空攻撃をかけるとすると、200基余のノドンを同時攻撃するには600機規模の航空機の投入が必要で、3千機規模の航空戦力が必要となる。ミサイル基地の特定に必要な特殊部隊も、北に潜入させる要員が不足している」

 −−それほどの戦力が必要か

 「それだけではない。北朝鮮の基地を先制攻撃する場合、20万人もの特殊部隊などの反撃を封じる必要がある。それには、日本は最終的に北朝鮮全土を占領し、戦争を終結させられるだけの軍事力を備える必要がある」

 −−その実現に向けた課題は

 「米国は日本の軍事的自立に反対だ。日米同盟を解消して実現するほかない。日米同盟の枠内で敵基地攻撃能力を持つとの考え方もあるが、米国は認めないだろう。日本が『戦争の引き金』を持てば、望まない戦争に巻き込まれかねないからだ。自立した軍事力を持つ覚悟がない日本であれば、日米同盟を活用するしか選択肢はない」

−−仮に北がミサイルを1発、日本に撃って「さらに撃つ」と宣言した場合、米国は反撃するか

 「日本列島は米本土と同じ位置づけの戦略的根拠地だから、米軍は自動的に反撃するはずだが、日本としてはそこを常に詰めておく必要がある」

 −−日本として敵基地攻撃能力を持たないとなると、ミサイル防衛の充実が必要ではないか

 「核とミサイルを振りかざした威嚇のもとで北がミサイルを発射した場合、北の領空内であっても発射直後のブースト段階で、SM3(海上配備型迎撃ミサイル)で破壊すると宣言し、能力を見せつけておくべきだ。最終段階で迎撃する地対空誘導弾パトリオット(PAC3)も増やす必要がある。抑止力を高め、相手に発射させないことが重要だ」

 ●現行憲法の枠内で

 −−米国に向かうかもしれないミサイルも迎撃できるか

 「憲法改正は当然だが、現行憲法の枠内でもブースト段階での迎撃なら可能だ。集団的自衛権の行使は、首相のリーダーシップで宣言すればいいだけのことだ」 (産経より抜粋)


金正恩氏「射撃待機」指示 未明に軍会議、米を威嚇

 北朝鮮の金正恩第1書記は29日午前0時半(日本時間同)、戦略ロケット(ミサイル)軍の作戦会議を緊急招集し「米の核による脅迫には無慈悲な核攻撃で応える」として、必要な時に米軍を攻撃できる「射撃待機状態」に入るよう指示した。朝鮮中央通信が伝えた。

 レーダーに探知されにくいステルス機能を持ち、核兵器搭載可能な米軍のB2戦略爆撃機が28日に韓国西部で爆撃訓練を行ったことを受けた対抗措置。金第1書記が未明に会議を開くという極めて異例の対応を公表することで緊張をさらに高め米韓を強く威嚇した。

 同通信によると、金第1書記は「米国と決着をつける時が来た」と判断、ミサイルの準備計画書を最終的に承認した。攻撃対象として米本土やハワイ、グアムなどの太平洋地域、韓国の米軍基地を挙げた。

 金第1書記はB2の韓国飛来について「朝鮮半島で何としても核戦争を起こすという最後通告だ。もうこれ以上我慢できない」と語った。(産経より抜粋)

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