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どんなことでも いっしょうけんめいやれば 楽しいじゃん。

愛逢い傘

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あなたが愛を
想ったとき





ぼくも愛を想ってたら
愛逢い傘しようよ





たとえ その雨が
ほかのだれかを想って

流したなみだでも

いま まだ ぼくは
気付いてないフリをして・・・

きみのとなりにいることしか
できないけれど

いつか きみが泣きやんだら

ぼくはきみを照らして
虹をつくろう


きみがぼくに悟られまいと見せる

強がりな優しい君の嘘つきな笑顔も

ほんとうの笑顔に・・・








ぼくは
きみの笑顔がすきだから







そして
同じくらいきみの涙も
すきだよ








きみは愛しいから・・・

わたしはあの日
学校からの帰り道
大好きだった彼にフラれて
ぐちゃぐちゃだったんだ・・・






そしたら
わたしのまえを過ぎ去った車が
すごい勢いでバックしてきて
わたしのまえで止まって・・・

助手席のドアが
ぱたっと開いて・・・

「乗って。」

わたしが躊躇してると

「どこ? どこまで・・駅か?」




せんせいは
車の中で捨て猫の話をしてくれたね





小さい頃
捨て猫をみつけて

でも 家では飼えなくて
泣く泣く りんごだけ置いて
帰ってきたって

そして次の日
心配になって見に行ったら・・・
もう ほとんど動かなくなっていて
どうすることもできなくて・・・

そのとき
なにもできなかったじぶんが
悔しくて悔しくて・・・
医者になったって

だから
じぶんが医者になったのは
あいつのおかげだ・・・なんて


「だから
どんなにつらくても
明日を見ることをあきらめんな」って



そう 言って
コンビニに寄って
タオルと牛乳と傘を買ってくれて
牛乳を温めてくださいって
店員に少し 笑われながら
恥ずかしそうにしてるあなたを見てると・・・





そんなの誰だって
好きになっちゃうじゃん・・・。



ズルイよ



車に戻ると
思い出したように・・・


なんか
きみを見てるとあいつのこと
思い出すんだ

なんかすこし
きみと似ててね・・・


・・・なんて いっしゅん
猫といっしょかよって
思っちゃったけど


そんなこと言われたら
あなたの猫になりたい・・・って
思っちゃうよ





そんなことで本気になって
なる気もなかったナースになって
いつかあなたの・・・なんて
一生懸命になって
あなたと同じ病院に就職して
あなたにもらった名刺のEメール宛に
はじめて勇気を出してメールをして

何気ないやりとりが続いた・・・。


やっと 想いを伝えられる

「会いたい・・・」って誘ったら




あなたは


「俺には家族がいます
だから 会うことはできない」・・・って





そんなの





      ・・・ないよ






わたしと出会ったあの日・・・


ひとりで弁当ばっかり
食べてるって

いまは仕事のことで
頭がいっぱいなんだ。って
言ってたのに



いつの間に
そんなひとができたの・・・







あの車の中で
今度 急に雨が降ってきたら
今度はわたしが
迎えに行ってあげるねって言ったら

ぼくの仕事は終わるの遅いから
きみはまだ 子供だし
夜来てもらうわけにもいかないしなぁ・・・
また 君がおとなになったらね



・・・なんて
     子供扱いして











愛逢い傘・・・





    したかったなぁ・・・。











                         苦しいよ。






















先生・・・

                       この傷に効く 






               くすりはないの?














苦しい  くる・・しい・よ













              あっ

                  また 火曜だ・・・。












前もそうだった











                  なんで
                       いつも



   わたしが捨てられる日は
        燃えるゴミの日なんだろう・・・。













わたし
  燃えないよ・・・。










                  ゴミでもない・・・














でも
かれにとって
わたしは そんな存在だったのかな












            過ぎ去ったら
                  すぐに忘れ去られてしまう

                          ゴミみたいに













でも
わたしとっては
すごいすごいたいせつにしたかった
思い出なんだよ・・・。







                     
         

                先生にとっては
                     流れては消えていく
                         風景の1部だったとしても







わたしにとって
   せんせいとの時間は
        かけがえのない時間だったから








                         捨てられないよ・・・。








  先生への想いが
                 未だ・・・
     
      写真のように
               こころのなかに散らばっていて


                            痛い。




          







   ナースコールで
       呼んでも 先生には届かないしね・・・。










                       どうしよう・・・。





もう
 わかんなくなっちゃった。












                   じぶんのなみだで
                       溺れるなんて





わたしは
    ばかだ。








                    気休めにと
                       じぶんで入れたコーヒー。








いつか
  先生にも入れてあげたかったなぁ・・・。



        
                  まずい・・なんて
                       笑いあったりして。





そんなのが夢だった・・・。

          ありふれた夢


                   でも
                      もう叶うことのない夢。








 不思議だ。
     あれだけ泣いていても
            散々 泣いて泣いて泣き疲れると


      こどもみたいに
          眠くなってくる。


 





                 気を紛らわせるために
                      はじめたネットサーフィン



たとえ
  ここで眠っても
      溺れることはなさそうだ。













                ねぇ

                   この海はどこに
                       つながっているの?










     だれか
          おしえて・・・。







                     


















                        ん・・・



 
   なにこれ?




              詩・・・。






















                       「愛逢い傘・・・。」
                               

羽根を失った天使は
どうなるんだろう?

羽根を失ったミツバチは・・・

止まない雨はない?

いや・・・
病まない愛はない・・・。

・・・とフラれたばかりのわたしは
さんざん泣いた後
ぼんやりと考えていた・・・。


「なに してんだろう じぶん。」

3年越しの想いは
わたしの想いとは裏腹に
いっしゅんで砕け散った。

砕け散った破片が
未だ心臓に突き刺さっていたい・・・。



でもね
ひとつ決めたことがあるんだ
もう 愛なんてしない・・・



わたしはもう
だれかを愛することはないだろう


だれかに愛されることはあっても・・・



きっと
どこにでもいそうな奴と
どこにでもいそうなカップルになって
どこにでもありそうな
ありふれたしあわせ・・・
結婚して 働いて 子供が産まれて
そんなどこにでもありそうな
風景を追い求めて・・・
生きていくのだろう

それも悪くないさと
言い聞かせるじぶん。

なぜか急にまた悲しくなってきた。



彼と毎日
Kissするみたいに交わした
Eメール・・・。


今はパソコンのフタを開けることさえ
重々しい・・・。

でも 毎日の日課を
欠かすことは出来ず・・・
メールBoxをチェックしてみる。


「新着メッセージが3件あります。」



でも
わたしが望むものは

どこを探しても
どれだけ探しても
やっぱりどこにもなかった・・・。

もしかして ・・・なんて期待する
わたしはバカだ・・・。

ますます
哀しくなってくる。







わたしが掴んだと思っていたものは






愛じゃなくて













哀だったんだ・・・。










せんせいの


       ばか・・・。









わたしは
また もどっちゃったよ










どしゃぶりの雨の中・・・




凍えて震えていた
   あの日のわたしに







また もどっちゃった・・・

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TERUTO
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