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自宅で視聴しました。
ネットでの評判の悪いムトウユージ監督の作品で、確かに『3分ポッキリ』の全部と『アミーゴ』の後半はつまらなかったですが、この作品は普通に面白かったです。
『クレしん』らしいギャグが随所に散りばめられており、娯楽映画として楽しめました。
ストーリー展開もスピーディで退屈しませんでした。
シロ救出に燃える野原一家の姿は、確かに打算めいた感動演出にも見えますが、個人的には胸を打たれてしまいました。
動物が絡むと弱いようです(笑)
あと、今回特徴的だったのが、絶対的な正義も悪も登場しないことです。
『クレしん』映画では、野原一家が正義の味方と悪の組織の戦いに巻き込まれることが、ストーリーの軸になっていることが多いです。
例としては、『ヘンダーランド』のトッペマ対マカオとジョマ一味、『温泉わくわく』の温泉Gメン対YUZAMEなどが挙げられます。
そして今回の作品でも、確かに野原一家はいつものように、UNTIとひなげし歌劇団という2つの組織の抗争に巻き込まれます。
しかし、このUNTIとひなげし歌劇団は、どちらも絶対的な正義とも悪とも言えません。
UNTIは地球を救うという目的はもっていますが、シロを爆弾ごと宇宙に飛ばそうとしており、野原一家(特にしんのすけ)には正義の味方として認識されていません。
一方、ひなげし歌劇団は、世界征服のために爆弾を利用しようとしており、その面で絶対的な悪だと言えなくはないです。
ただ、女性のみで構成され、終始コミカルな動きで楽しませてくれるので、観客の目には絶対的な悪だとは映らないでしょう。
よって、登場する組織が、正義とも悪ともいえないというのが、この作品の特徴だと思います。
あと、冒頭とエンディングにしか登場しませんでしたが、ケツだけ星人のデザインが非常に可愛かったです。
声も踊りも可愛らしく、子ども受けが良さそうだと感じました。
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