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クレヨンしんちゃんの映画です。
自宅で視聴しました。
初期のクレしん映画を手掛けた本郷みつる監督が、再度復帰して手掛けた作品です。
特に『ヘンダーランド』との共通点が多いと感じました。
・良い異世界と悪い異世界が登場し、悪い異世界がしんのすけたちの世界を侵略してくる
・異世界と日常世界の往復
・良い異世界から来た少女がしんのすけを助けてくれる
・最終決戦を前に、その少女が戦線から離脱する
・敵の幹部の中に、お色気系のお姉さんがいる
・ラスボスが2人組
見ていて気づいたのはこれぐらいですが、明らかに監督自身の作品を意図的になぞっています。
『ヘンダーランド』はファンの間での評価が高いようで、好意的に見れば観客のノスタルジーを引き出すための演出、意地悪な見方をすれば2匹目のドジョウを狙ったとも考えられます。
ただ、この作品の評価自体は低く、結果的には『ヘンダーランド』の劣化版とも言われているようです。
特にギャグが少ないのは致命的で、見ていてクレしん映画でこの話をやる必要があるのかと疑問に思うほどでした。
しかし個人的には、ストーリー自体は普通に楽しむことができるレベルのものだったと思います。
確かに『ヘンダーランド』に比べると、特に敵キャラの魅力という点で圧倒的に負けています。
『ヘンダーランド』のラスボス、マカオとジョマは一度見たら顔も名前も絶対忘れられませんが、今回のラスボスは1週間もすれば印象が薄れてしまいそうです。
また、幹部のメンツを見ても、チョキリーヌ・ベスタは根強い人気がありそうですし、スノーマン・パーは個人的にクレしん映画史上最優秀幹部だと思います。
ただ、これはあくまで『ヘンダーランド』と比較したときの評価であって、この映画単体で見たときにそこまでつまらないわけではありませんでした。
特にしんのすけが夜の世界に初めて飛び出したシーンでは、初めて夜の街を歩いたときの感覚は、異世界を歩くのと似ているのかもしれないと気づかされ、非常に興味深かったです。
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