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これは海ではない。
東松島の元住宅地だ。
塩釜でのカウンセリングの後、我々は作業長靴を車に積んで、冠水が予想される地域へ向かった。
我々を待っていたのは、無人の住宅地と、写真のように完全に水没し海と化した広大な廃墟だった。
長靴を履いてくれるべき住人は一人もいなかった。
すれ違った車はたったの一台。
他地域からの応援の警察車両だけだった。
震災直後に訪れた時よりも、あきらかに沈下が進んでいる。
海と同じ高さになってしまったこの地域に、人が住むことは二度とないのかもしれない。
ガラスのない窓に海風に揺れるカーテン。
満ち潮とともに、音もなく道を浸す黒い水。
台風が過ぎていった後の光は透明で、風は爽やかなのに。
厳かな自然の力の前に跪きたいくらいなのに。
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自然の力は偉大です
2011/6/3(金) 午前 9:50 [ きく ]
人間の小ささ。
僕らは微力だが、無力ではない。
残った土地で新たな営みを始めようとしている人々を助ける。
2011/6/9(木) 午後 3:45 [ tetsnory ]
コゾーさんにはいつも圧倒的なパワーを感じます。
きれい事じゃない、生きる泥臭さみたいなもの。
その偽りのない言葉にハッとさせられます。
微力ながら、何かをし続けていこうと思います
2011/6/17(金) 午後 1:41 [ のん ]
どんなレベルで生きていけばいいのか分からなくなる時があります。
現実のどの位相にも真実はありますからね。
そんなとき、UNSELFISH LOVE!
と何回も心のなかで叫んでいます。
2011/7/27(水) 午前 0:47 [ tetsnory ]