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ヘドロで育ったカーネーションがウチで咲いている
あの大混乱の後に芽生えて
ニンゲンたちの期待と希望をかなえて
キミは花を拓いてくれた
ニンゲンたちの技術力などではない
生命そのものの謙虚さが未来を産むのだ |
tetsnory コトダマ
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枯れ草の中
きみはとても目立つ存在だ
いまは動きを止めて
あの時の記憶と傷を
その身体に刻んだまま
なあ、
最後の雄叫びをあげて
迫り来る予感のなかに
共に命を賭けた君の仲間は
相棒は今どうしている?
もしもまだ一緒にいるなら
教えてくれ
通りすがりの
こんなオレでも
想いを胸に受けるぐらいは
きっとできる
塵色の風に消えそうな叫びをこの心に刻むぐらいは
きっとできる
伝えるべき言葉を産まれたばかりの風に乗せてゆくこと
それは現在を生かされている俺たちの務めだからだ
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俺たちは自己の効力感と無力感の中で揺れる弱い存在なんだよ。
だから仲間が大切なんだよ。
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こんな活動もある。
住宅街の裏山を切り拓き、避難経路を。
あの海の記憶をとどめる泥だらけの家を、
決心して新しい生活を始めた皆さんに
「万が一の時の避難所」を、
すぐに駆け込める避難所を提供する仕事。
そういえば、僕の初ボランティアは、6年前、群馬県の山中に、施設からの脱走路を作ることだったっけ。
そんな日々のなか、少しづつ人生が変わった。
あの頃の、そして現在の仲間たちに感謝する。
僕の世界は君たちのおかげで優しくなってきたんだよ。
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あの日の混乱を
その強く短い生命で包んでくれた雑草の葬列に
俺達は、熱した鍬とスコップを振るって
涙を断ち切った
あの日の混乱を
仮に覆うだけの、冷たく狭い部屋にあって
君のダリヤは
その極彩色の生命を
一瞬の燃焼のためにと
授けられた
俺たちは仲間なんだ
役割だって
そう違わない
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