伊藤哲司の「日々一歩一歩」

茨城大学で社会心理学を担当している伊藤哲司のページです。日々の生活および研究活動で、見て聞いて身体で感じたことを綴っていきます。

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イメージ 1  こんな時期ですが、今日から3泊(+機中1泊)のベトナム南部の旅を敢行します。大きな目的という言い方をあえてすれば、ベトナム南部に潜在化しているコンフリクトをより知るための旅です。かのベトナム戦争でベトナムは「勝った」と言われますが、かつての南ベトナム政府や軍隊で働いていた人たちにとっては「負けた」戦争であったわけです。そのあたりが、とくにベトナム国内で明るみに出ないまま、戦後40年近くが過ぎようとしています。なかなかアンタッチャブルな側面ではあり、必然的に政治的な部分を含み、あまり無理をしようとは考えていないのですが、社会心理学を専攻する者として、またベトナムに関わり続けているものとして、何とかもう少しそこに触れてみたいと思っています。
 今日は出発前に、パスポートも入った鞄を家にいったん置き忘れて慌てて戻るというポカがあったのですが、どうにか予定していた飛行機に成田空港から乗り込み、サイゴンのタンソンニャット国際空港に無事到着しました。機外へ出てみると、10月も終わろうというのに30度超の暑さ。それでも猛暑というかんじよりは、わりと爽やかな暑さが広がっていました。
 今回泊まる東屋ホテルに、あらかじめ知人を介して連絡が来ていたホーチミン市人文社会科学大学の4年生および卒業生のトゥーさんとロアンさんがやってきました。彼女らは2人とも、日本への1年間の留学経験がすでにあり、さらにこれから日本の大学院への進学を考えたいとのこと。私も茨城大学の研究生および大学院関連の資料を少しもってきたので、それを使って何が可能か、私がわかる範囲のことを説明しました。2人とも茨城大学に来ることになるかどうかはわかりませんが、こうした熱心なベトナムの若者がさらに日本で学びたいというなら、もちろん可能な範囲でサポートできればと思います。
 夜は、茨大大学院修了生であるアンさん、それに今回一緒に活動する医師で高校同級生の高橋くんも合流し、みなで一緒に日本風の居酒屋へ行きました。明後日通訳を務めてくれる予定のタンくんの姿もありました。こうした若者たちは、ベトナムの近代史に起因するコンフリクトを抱えているわけではないでしょう。もちろんそんなことは、学校でも教えてくれません。何せベトナムにとっては、近代史は「戦勝の歴史」ですから。もちろんしかし彼ら彼女らに責任があるわけもなく、しかしいずれ知ってほしいことだなと感じます。
 初日から賑やかな夜を過ごしました。明日から3日間、充実した時間を過ごしたいと思います。

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いとうてつじ
いとうてつじ
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