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拙著『ハノイの路地のエスグラフィー』のメインの登場人物がメンさんたちでもあります。ついでに近所を少し歩いてみたのですが、ソイ(おこわ)屋のおばさんも健在で、私のことを覚えていてくれました。ソイを食べてお金を払おうとしたら、「いいから、またいらっしゃい」と言って受けとってくれませんでした。露天のタインコン市場は、野菜や肉や魚などの売り買いで以前よりもさらに賑わっているように見えました。高層ビルができ近代化が進んでも、こういう路地文化がしっかりと息づいていることを、あらためて知りました。自分がベトナムに興味を抱くようになったことのひとつが、こうした路地や市場の存在。そこに再び立つことができました。 お昼は、茨城大学からの留学生が下宿でお世話になっていたフオンおばさんを訪ねていき、夜は双子のアインさんらのお姉ちゃん、それにお父さんお母さんらと一緒に夕食をとりました。3姉妹の子どもたち4人も加わり、すごく賑やかな夕食となりました。お姉さんと2人のミドルネームを並べるとKim Van Kieu(金雲翹)。チュノムで記した長編叙事詩で、ベトナムの国民文学的作品のタイトルになります。初めて会うお姉さん、久しぶりに会ったご両親とも、にこやかに楽しく交流することができました。同行した滋賀県立大学の京樂さんが、大家族と私の写真を撮ってくれました。 今回、多くの友人たちと再会をはたすことができました。また新たに出会った人たちももちろんいます。これらすべては「縁」。昨日の自分の発表がそれについてだったわけですが、本当に「縁」を実感する旅となりました。深夜、ちょっと名残惜しく、帰国の途に就きました。 |

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