伊藤哲司の「日々一歩一歩」

茨城大学で社会心理学を担当している伊藤哲司のページです。日々の生活および研究活動で、見て聞いて身体で感じたことを綴っていきます。

全体表示

[ リスト ]

イメージ 1  今回のハノイ滞在の最終日、早朝まず、15年前に住んでいた路地へと向かいました。かつてのご近所さんであったメンさん一家に会うためです。メンさんとご主人のフンさん、それに2人の娘であるザンちゃんとハーちゃん。現在高校3年生の私の娘が2歳のころに大変お世話になった家族です。メンさんは相変わらず、フンさんはやや血圧が高いと言って幾種類も薬を飲んでいるようでした。ザンちゃんは32歳になり、経済関係の研究所勤め。まだ独身で、メンさんは「誰か紹介してやってよ」と私に言いました。ハーちゃんは日系の銀行勤め。日本への留学を希望しているとのことでした。
 拙著『ハノイの路地のエスグラフィー』のメインの登場人物がメンさんたちでもあります。ついでに近所を少し歩いてみたのですが、ソイ(おこわ)屋のおばさんも健在で、私のことを覚えていてくれました。ソイを食べてお金を払おうとしたら、「いいから、またいらっしゃい」と言って受けとってくれませんでした。露天のタインコン市場は、野菜や肉や魚などの売り買いで以前よりもさらに賑わっているように見えました。高層ビルができ近代化が進んでも、こういう路地文化がしっかりと息づいていることを、あらためて知りました。自分がベトナムに興味を抱くようになったことのひとつが、こうした路地や市場の存在。そこに再び立つことができました。
 お昼は、茨城大学からの留学生が下宿でお世話になっていたフオンおばさんを訪ねていき、夜は双子のアインさんらのお姉ちゃん、それにお父さんお母さんらと一緒に夕食をとりました。3姉妹の子どもたち4人も加わり、すごく賑やかな夕食となりました。お姉さんと2人のミドルネームを並べるとKim Van Kieu(金雲翹)。チュノムで記した長編叙事詩で、ベトナムの国民文学的作品のタイトルになります。初めて会うお姉さん、久しぶりに会ったご両親とも、にこやかに楽しく交流することができました。同行した滋賀県立大学の京樂さんが、大家族と私の写真を撮ってくれました。
 今回、多くの友人たちと再会をはたすことができました。また新たに出会った人たちももちろんいます。これらすべては「縁」。昨日の自分の発表がそれについてだったわけですが、本当に「縁」を実感する旅となりました。深夜、ちょっと名残惜しく、帰国の途に就きました。
 

.
いとうてつじ
いとうてつじ
男性 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
実質2000円で特産品がお手元に
11/30までキャンペーン実施中!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事