伊藤哲司の「日々一歩一歩」

茨城大学で社会心理学を担当している伊藤哲司のページです。日々の生活および研究活動で、見て聞いて身体で感じたことを綴っていきます。

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イメージ 1  ベトナム社会科学院での国際シンポ2日目、今日は私も「社会心理学から視点からみた『縁』」というタイトルで発表をさせてもらいました。東日本大震災後の状況のなかで「絆」という言葉が多用されている現実を指摘し、しかし「絆」には「動物を繋ぎとめる綱」といったネガティブな意味が実は強くあること、「絆」より「縁」という言葉のほうが、社会的動物として生きている私たちの現実に合っているのではないかといったことを指摘しました。ベトナムを含む漢字文化圏に共通する「縁」の概念、西洋の言語にはおそらくピタリと該当する言葉がありません。発表後にもらったコメントから、「絆」という言葉は中国では使われないこと、同じ「縁」でも「無縁社会」というような表現はベトナムではないようだということも知りました。「縁」について、さらに慎重かつ詳細に思索を深めてみる必要性を感じました。
 日越の研究者による活発なやりとりが行われた後は、和やかに懇親会が開かれました。それは多くの縁が結ばれていく場でもありました。ホーチミン市人文社会科学大学から参加していた男性の先生は、私のことを本や新聞を通して知っていてくれていました。長くベトナムに関わっていると、こんなこともあるんだなと感じることができました。
 ホテルに戻り、一昨夜会ったハーさんらが再びやってきてくれて、ホテルからそんなに遠くない彼女の家に行きました。今回のシンポジウム参加の日本人3人も一緒に行きました。カフェを開いているところで、深夜にもかかわらず、ちょっとお洒落をしたお母さんがにこやかに出迎えてくれました。生ジュースなどをご馳走になりながらお喋りが盛り上がり、これまた楽しい時間となりました。同行した3人も、ベトナム人たちの「不思議な魅力」を感じたのではないかと思います。
 今回の滞在でのメインの仕事が無事終わりました。明日が最終日。さらに縁を深めて帰国の途につきたいと思います。

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いとうてつじ
いとうてつじ
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