伊藤哲司の「日々一歩一歩」

茨城大学で社会心理学を担当している伊藤哲司のページです。日々の生活および研究活動で、見て聞いて身体で感じたことを綴っていきます。

全体表示

[ リスト ]

イメージ 1  医師の高橋くん、カメラマンの村山さん、サイゴン在住の江渕さん、通訳のタンくんと連れだって、カンボジア国境に接するタイニン省まで車で行ってきました。昨年9月に続いての訪問で、タイニン平和村の女医さんたちと、今回も交流をしてきました。高橋ドクターによる糖尿病に関わる最新知識についての「講義」があり、それをベトナムの女医たちに聞いてもらうかたちになったのですが、彼女らの関心も高く、それなりに有意義な時間になりました。糖質制限ダイエットが病気になる以前から大事といった話は、必ずしもまだベトナムで十分知られていない様子でした。
 こういう話は、もちろん私にはできないこと。医師ならではのことであるわけです。医療の専門用語がいくつも出てきて、それを通訳したタンくんは大変だったと思いますが、事前の打ち合わせが功を奏したようです。私だけではできない交流ですが、高橋くんがベトナムに関わるきっかけをもたらしたのは、間違いなく私です。高校時代の同級生の彼と、こうした協働ができることは、本当に嬉しい限り。この医療交流は、これからも何らかのかたちで続いていくことでしょう。私もそのなかで、自分も勉強させてもらいながら、関わりを続けていきたいと思います。
 タイニン省からサイゴンへ戻る前に、カオダイ教の総本山を見にいきました。カオダイ教は、既存の五教(儒教、道教、仏教、キリスト教、イスラム教)の教えを土台にし、トルストイやヴィクトル・ユーゴーまでもを聖人として祀るベトナムの「新興宗教」です。ベトナム各地にある独特の教会は外から眺めて知っていましたが、初めて総本山の教会の中も見させてもらいました。大きな建物の中のやたらと派手な装飾にはびっくり。宗教をとくにもたない私にはどうかということは何も言えませんが、世界の総合的な宗教を目指したということではあるのでしょう。敷地がやたらと広く、それ自体がひとつの街のようでした。
 サイゴンに戻り、レタントン通りにできたばかりの餃子のお店に行って、タンくん以外の4人で夕食をとりながら、今後の私たちの協働について話をしました。立場も、もっている資源も人脈も違う4人が、このベトナム南部で何を形にしていけるのか、すんなりとはいきませんが、まずはどこかにそれぞれ今回のことを書いてみようという方向になりました。同じ出来事を経験していても、経験はけっして同じにはなりません。フィールドワークなどで言われる「羅生門」的な構成を試みてみようというわけです。私たち自身今回の滞在を楽しんでいるわけですが、それだけに留めないで、何かを発信していきたいと強く思います。
 「現代人はタンパク質の撮りすぎ」と説く高橋ドクターは、今宵、焼肉チャーハンを完食していました。人間、完璧にはいかないということですね。
 私たちの今回の旅、あと1日続きます。
 

.
いとうてつじ
いとうてつじ
男性 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
実質2000円で特産品がお手元に
11/30までキャンペーン実施中!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事