伊藤哲司の「日々一歩一歩」

茨城大学で社会心理学を担当している伊藤哲司のページです。日々の生活および研究活動で、見て聞いて身体で感じたことを綴っていきます。

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生まれ育った場所へ

イメージ 1  今の名古屋市守山区の実家から、9歳まで住んでいた北区味鋺へ、両親らと足を運んでみました。かつて住んでいた長屋の住宅はなくなり、今は3階建て以上の住宅になっています。当時の面影がかなりなくなってしまっていますが、自分の家があた場所ははっきりと特定できます。40年前に引っ越してから初めてそこに行ったという母は、感慨深げでした。
 近くの庄内川の堤防にも行ってみました。夏になるとここで花火を見るのが楽しみでした。堤防の坂でダンボールで滑って遊んだことも数知れず。赤ん坊のときに、腸重積を患って入院し、退院してきたあとに、ここで父に「高い高い」をしてもらって笑っている写真が残っています。退院したとき足がフニャフニャで、「この子は大きくなるんだろうか…?」と、母は思ったそうです。あのころの瞬間瞬間の何かひとつでも欠けたとしたら、今の私はありません。
 1年生から3年生の夏休み前まで、毎日通った西味鋺小学校にも行ってみました。1年生の時は「味鋺小学校分校」でした。仲のいい遊び友達たちに恵まれて楽しかった。近所にはまだため池があったりして、アメリカザリガニが採れました。飼ってると独特の臭さがあったな。3年生の夏に守山区に引っ越しすることになり、ここから転校することになったのですが、友達と離れるのが嫌で嫌で、気分が塞いだことを今でも思い出します。
 自分が生まれ育った家はもはやなくとも、その場所がわかるというのは嬉しいものです。しかも今日は両親もそこへ連れていくことができました。母が当時働いていました新聞屋は、今もありました。未明の新聞配達の仕事でした。自転車に乗れない母は、いつも重たい自転車を押して歩いていました。一度だけ、早起きしてその仕事についていったのを覚えています。母は他にも、うどん屋で働いたり、内職をしたりしていました。中卒で働き高校には行けなかった母に、そんなふうにして私は育ててもらいました。
 自分の原点に立ち返ることができた今年の年頭。この感覚を忘れずにいきたいと思います。

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いとうてつじ
いとうてつじ
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