伊藤哲司の「日々一歩一歩」

茨城大学で社会心理学を担当している伊藤哲司のページです。日々の生活および研究活動で、見て聞いて身体で感じたことを綴っていきます。

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イメージ 1  今朝は、ベトナムの「子どもの家」を支える会を学生たちの希望で訪問。ストリートチルドレンなどの子どもたちの自立支援をしてきたこの会を訪れるのは、私にとっては数年ぶりのことになりました。代表の小山道夫さん自身がおられて、直接案内していただくことができました。以前は学校が二部生で、いつ行っても子どもたちがいたようなのですが、現在は全日制になって、私たちが行ったときには、子どもたちの姿はほとんどありませんでした。それでも、20年にわたって支援を続けてこられた地道な活動の一端を知ることができました。
 今は路上で生活する子どもたちはほとんどおらず、ここに入ってくる子どもたちも、以前とは状況がだいぶ変わっているようです。とくに女の子とたちの大学進学率は高く、難関の医科大学進学者も出ているとか。また、学校の成績はふるわなかった粉が絵の才能を芸大の先生に見いだされて、その道に進んだという例もあると聞きました。
 支援づけにするということではもちろんなく、あくまで自立を促していく息の長い取り組みは、あらためて見習うべきところがあると感じます。社会主義国のベトナムとのつきあいも上手くはかりつつの取り組みは、よく頷ける話だなと思いました。学生たちも刺激を受けたことでしょう。短い時間でしたが、私もまた刺激を受けました。
 昼前に大学に戻って、学生たちは残りのベトナム語の授業を受け、午後にはテストが行われました。筆記と面接のテストがあり、学生たちは四苦八苦して取り組んでいました。この5日間で学べたベトナム語は僅かといえば僅かですが、その僅かからすべてのことは始まるわけですから、これまた貴重なことだと思います。
 夜、学生たちは自分たちで夕食をたべに外へ出かけていきました。最初は一緒にすべて行動していましたが、だいぶ慣れてきて自分たちで動けるようになってきました。最初はそれこそ「右も左もわからない」という感じだった学生たちも、自立できるようになりつつあります。安全のため単独行動はなしということにしているのですが、学生たちが自分で動いてくれると、私もまた楽です。
 私のほうは、今回ベトナム語の授業を担当してくれた一人であるランさんらと夕食に出かけました。4月から研究生になるランさん、それにすでに研究生であるニャーさん、昨日も夕食につきあってくれたフオンさんと山羊鍋を囲みながらしばし談笑。毎日こんなふうに食事をしているのは、贅沢な状況だなと思います。
 フエ滞在も8日まで。徐々に終わりが見えてきました。
(写真は「子どもの家」のなかの刺繍教室を案内してくれる小山さん(左端))

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