てっちゃんのまったり通信

まことに恐縮ですが、ネットビジネス系のコメントは削除させていただきます。ご了承ください。

LSE LASTRUN(往路)

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車のキーをひねると突然流れてきた昭和歌謡。

「白い色は恋人の色」だの「思い出の渚」だの。

以前いれっぱなしにしたCDが急に流れ出した。

空はすっかり夏色で絵に描いたような白い雲が湧き出している。

特別なことの始まる予感がする朝。

そうか、今日はこういう雰囲気が似つかわしい一日になるのだろう。

「みんなが愛した昭和歌謡」

LSEを撮影に行く途中のパーキングエリアで購入したものだ。

思い出の渚をガンガン鳴らして料金所を通ると

それを聞いた料金係のおじさんがニヤリと笑い

「いい調子だね〜」と声をかけてくれた。

そんなことを思い出しながら昭和歌謡をカーステに合わせて口ずさむ。

今日一日のことはきっと生涯忘れられない。そんな一日になるだろう。

この日はLSEの定期運行最終日である。

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12時発のはこね23号箱根湯本行

17時25分発のはこね43号新宿行

この2本の指定券をかろうじて入手。この日のLSE乗車券は

発売開始8分で完売したというプラチナチケットである。

最終日は乗る。

思いもよらない夏空の輝きを目にしてこの選択を少し悔やんだが

新宿駅2番ホームに入線しているLSEを眺めているうちに

そんな思いは消えていく。

その圧倒的な存在感を確かめながらロマンスカー専用ホームを歩く。

少し重心が低めの車体。

ホームのすぐ上に赤と白のストライプが走り、さらに大きな窓が並ぶ。

つやつやとしたボディはこの日が引退日であることを忘れさせた。

キャビンに入ると運転席からのメッセージが放送されていた。

皆様の思いを乗せて心をこめてハンドルを握りたいと思います。

というような内容だった。

飛行機では聞いたことがあるが

列車での運転席からの挨拶は初めての体験である。

何となく高揚感を感じながら座席に座る。

間もなく列車はホームに鈴なりとなった方々の見送りを受けて

スルスルと出発をした。

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車内は普段の落ち着いたロマンスカーの雰囲気ではなかった。

あえて言うならば遠足の日の観光バスの車内のように

空気が浮き立っている。LSEハイとでも言うのだろうか。

全てはこの日のために、LSEに乗るために費やしてきた感。

少し異常とも思える雰囲気を乗せて

LSEは新しい複々線区間をただひた走る。

ただ、混乱しているかと言えばそうでもはない。

今まで色々な特別列車に乗ってきたが、皆LSEに乗っていることを

それぞれの方法で心から楽しんでいるという感じである。

前にも述べたがこの日のチケットの入手は困難を極めた。

いわばここに集っているのは乗り鉄のプロばかりなのだろう。

掟破りの一般の方々は入る隙間もないのである。

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私が乗り鉄のプロであるかと言われればそうではない。

しかし、この日の雰囲気に乗って

LSEのBトレを持参しLSE IN LSEとばかりに

車内撮影会を開いていた。

普段ではこのようなことはしないだろう。

こんなことも許容してくれる雰囲気が車内にはあった。

ある一定のルールを守れば何をして過ごしても良いですよ。という感じ。

普段から一般の方々の白眼視に耐えている趣味人たちの

桃源郷だったのかもしれない。まぁ、居心地の悪いはずもない。

そんなことをしているうちにも列車は進む。

ハッと我に返るとすでに小田原である。

LSEで往復のチケットを取っておいて良かったと思った。

これで終わっては納得できない。

往路はふわふわした気分の中であっという間に終着駅に到着した。

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箱根湯本に到着したLSEは折返し新宿へと旅立つ。

この列車も一日千秋の思いでこの日を待った人々で満席である。

さよなら、楽しい旅を。

そして再びこのLSEが箱根湯本に姿を現す時、

それが定期便で箱根湯本で見るLSEの最後の姿となる。

以下次稿(復路)へ続く

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LSE THE LAST WEEKEND

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遅筆の私のことであるから

多分この写真を扱った記事を書くのは

LSEとお別れをした後になるだろうなと思った。

いにしえの名列車となるLSE。

昔を懐かしむような風情で少しセピアっぽく演出ができないかな。

「ほら、LSEという列車だよ。この列車は素晴らしかった・・・。」

遠い目をしながら、少しほこりをはたいて出てきた1枚の写真。

そんな感じ。

ああ、馬鹿な話だが、書いていてなんか寂しくなってきた。

自分の妄想で勝手に涙腺がゆるみそうになっている。

そう、お察しの通りすでにLSEは定期運用を退いた後でこの記事を作成している。

新宿の駅で散々口をへの字に曲げて歩いていたのは一昨日。

ま、そのことはまた後日に譲るとしてこの稿は引退前最後の週末の話である。

私がyoutubeで楽しんでいる「ぷぅやん」なる人物が主催している「鉄道王動画」。

その「ぷぅやん」が偶然この日この場所へ訪れていたようだ。

動画を見ながら「おっ!」と思ったが

あっさりとここはタメと切り捨てていた。

夏草が伸びすぎて足元が全く見えないからだそうだ。

そう言えば撮影時にぷぅやんの姿を見ることは出来なかった。

ま、見なくても良いのだが。

鉄道写真の禁忌事項とやらは今だもってよく分からないが

ある時期からそのようなことを考えるのを一切やめた。

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うだるような暑さ。

よく耳にするフレーズである。まさしくこの日がそうであったと思う。

日差しはある。

しかし空には相当量の雲が居座る。

雨がふらなくて良かったね。という感じ。

雨に降られての待ち時間は紫陽花の時にもう十分味わった。

これ以上は勘弁してほしい。

つまり、日差しであたためられた昨日までの雨の残骸で

湿気が湧き立ち、それが雲で蓋をされている。

空は青くないのにギラギラと日は差し込む。

たまったものではない。

不快指数はうなぎのぼり。

しかし、その中多くの趣味人がひたすらLSEの到着を待つ。

この暑さの中で撮影が終わったら味噌ラーメンを食うと豪語した猛者もいた。

味噌ラーメンをすする!!

想像するだけで汗が吹き出た。

この台詞は、明らかに禁忌事項だろう(汗)。

LSEがカーブの向こうに姿を現した時は、その美しさに感動するというより

これでやっとこの場を離れられるという気分の方が強かった。

LSEはその場の雰囲気に似つかわしくなく

トタタタタタタ・・・・と連接台車音独特のリズムを刻みながら

軽快に走り抜けていった。

お疲れ様でした。あの場所にいた仲間たちよ。

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「間もなく2番線に新宿行き特急ロマンスカーはこね14号がまいります。

なお、このロマンスカーは7月10日で引退する7000系LSEでの運転となります。

本日指定券は満席・・・・」

町田駅のホームに入線アナウンスが響く。

7月に入ってから全てのLSEでの運用が特別列車扱いである。

SEから始まりNSEそしてこのLSEと小田急沿線を彩ってきた

馴染み深いこのカラーもいよいよその時が迫っている。

周囲の目線をさらってLSEがその姿を現す。

ゆっくりとホームに滑り込むシーンは千両役者意外の何者でもない。

赤も良い、白も良い、青も良い、

しかしロマンスカーと言えばこの立ち姿であると刷り込まれている人も多い。

当たり前にともに過ごしてきたものを失おうとする時

人は改めてその価値に気がつくのであろう。

カメラを向ける人、携帯を掲げる人、ただホームからその姿を眺める人。

ホームは引退前独特の雰囲気に包まれた。

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「最後は乗る。」

そう決めてチケットを入手した。故に線路端に立つのはこの週末が最後となる。

最終日はLSEの車内から線路端に立つ趣味人の姿を眺め続けることだろう。

そして、自身の最後の一枚をどこで撮るか悩ましいところであった。

これもよく見る光景ではあるが箱根登山線に入り

箱根板橋から崖縁を進行、風祭の駅の直前の坂をおりる前にひょっこりと顔をだすシーン。

坂の下から撮影するので晴れていれば背景に相模湾上の空が青く抜ける。

最後に初めての場所を選ぶのも何かと思うが

この場面を撮っておきたかった。

厚い雲が取れなかった土曜日にじっくりとロケハン、日曜日に備える。

「明日は見てろよ。朝一番から撮りまくってやるぜ」

そのかいがあってか正面順光で背景の空も青さを保っているイメージ通りの写真となった。

カーブを抜けてくるLSEとしばし正対する。

見つめ合う二人というところか。

二人どころか周囲には黒山の人だかりであったがファインダーマジックである。

「いいねーキレイだよ。ちょっと目線を、そうそう・・・」

緊張感から解き放たれたため息とともに、通り過ぎたLSEを振り返りそのテールランプを追う。

ココ最近はこれに手振りのおまけが付いているが

いつものようにその後姿を見送った。

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数キロ先の箱根湯本からすぐに折り返し便がある。

舞台を変える時間はない。

折角の箱根登山線内なので

33,3パーミル(1000m進む間に33.3m登る勾配であるということ)

の道標を入れて後追い写真を撮影した。

これも収めておきたい絵だったので概ねこの日の撮影には満足するものがあった。

この坂道をLSEが上り下りするのもあと2往復。

私の線路端での撮影もこれでオールアップ。

帰りの列車の中では撮影した場所を拾いながら

これまでの数々の撮影に思いを馳せた。いやぁ、趣味とは言えよくやったものだ。

撮影の合間に休息をとったセブンイレブンの灯がまぶしい。

あとは最終日。7月10日を待つだけである。

この時はまだ先がある。そんな気持ちでいた。

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夕日に溶けゆくLSE

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さだまさしの「北の国からのテーマ」

北海道の大自然をバックにハミングで流れるアレである。

私もかつて北斗星に乗車した時にイヤフォンで流して

車窓の風景の移り変わりに酔った覚えがある。

なぜにいきなりさだまさし?

一つ前の拙ブログで取り上げた開成での写真を見た数少ない読者の一人が

北海道でもないのに

さだまさしの曲が聞こえてくるようだという講評をいただいた。

これはちょっと嬉しかった。

絵(写真)を通じて伝えたいことが伝わったような気がしたからだ。

しかし、

タイトル(空と大地とLSE)からして

出来れば松山千春をイメージしてほしかったのだが(苦笑)

♪果てしない大空と広い大地のその中に〜

まぁ、いずれにしても広々とした風景、ちょっと牧歌的な

イメージを抱いてもらったのは嬉しい限りだ。

開成が撮影地として多くの人に愛されるわけはそんなところにあるといえるだろう。

右を向いても左を向いても広がる田園風景。

広がる田の中心に線路が引いてある。線路と田の開拓とどちらが先だったのだろうか。

列車の向こうにさしたる障害物がなくカーンと広がっているのであるから

空を大きく入れての写真が取りやすいと言える。

以前この場所で夕日を列車に反射させた撮影を試みたが

思ったほどには反射しなかったことは拙ブログでも紹介させてもらっている。

で、あれば反射ではなく189系の多摩川鉄橋の時のように

陽の光を列車の向こうに置いてみたらどうだろうかと考えた。

障害物がこれだけ少ないので比較的容易にできるのではないか。

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LSEは斜め45度が美しい。これが私が勝手に思っていることである。

もちろん横顔もセクシーだが。

しかし、今回は189系の時のように真横からのシルエットとはしなかった。

斜め45度で太陽と正対する場所でカメラを構えた。

ファインダーいっぱいに太陽の陽が広がる。眩しい。

そんな中にLSEの影が忍び寄る。

フォーカスは予め置きピンをしておいたのであとはシャッタを切るだけである。

LSEのボディが光を遮り、あたりが一瞬暗くなる。

まるで日食を見るようだ。

こう書くと、さも冷静かつ計画的に撮影をしたような感じだが

実際は思ったよりも強い光にほんろうされてあわてふためいて撮影は終わった。

ほとんどカメラ任せである。

結果を見るとLSEの独特なフォルムに救われた感じだ。

多少の失敗は、自己主張の強い形状でその影がLSEのものであると表現してくれる。

そして、LSEが通り過ぎてまた光に満ちた風景に戻る。

冒険だったが、面白いものは切り取れたような気がする。

シルエットに近いLSEに夕日が差し込む草原のような若い田園。

ただ、お尻をキチン画面に入れることまでは考える余裕がなかった。

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結局お尻までキチンと入れた夕日&編成写真にしたいという欲張りな気持ちを抱えて

翌日も同じ時間、同じ場所に詣でることになった。

幸いにして天候は良好。

昨日と同じシチュエーションが期待できる。

この列車を撮影すると帰宅時間はゆうに10時を回るのであるがやむなし。

今度は角度をやや浅めにして編成としての写真となるようにした。

昨日と同じようにLSEの影が忍び寄ってくる。

例のようにシャッターを切りまくった。

多くの写真の中でゴーストも無く太陽の位置、展望車の透け具合が良いものは

この一枚だけだった。

でも、まぁ、満足。

夕日に包まれるLSEの姿。すこし神々しくさえ感じる。

このまま日が落ちて闇に溶け、二度とその姿を表してくれないのではないか。

そんな妄想も頭をよぎる。

何となく今のLSEの立ち位置を象徴するような

そんなさびしい写真がもしれない。

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6月に梅雨が明けてしまうのは観測史上初めてだそうで。

「運用離脱までの間は梅雨だ!!」との趣味人の悲痛な叫びはどこへやら。

太平洋高気圧の威力をまざまざと見せつけられた一日。

日差しの破壊力が凄まじい。

我々はもはやその暑さを享受するしか術がない。

撮影地はハイキングよろしく駅からの距離はかなりある。

なぜにこんな日にこの撮影地を選んでしまったのか。

それでも自分が決めたことなので、

真綿で首をしめるような上り坂を一歩一歩踏みしめる。

目指すはいわゆる定番中の定番の撮影地。

その坂道の先の風景に新鮮さはない。だってみんな撮っているのだから。

しかし、唯行く。暑さで思考も停止しているのが幸いかもしれない。

余計なことを考えなくとも済む。

あ〜暑い・い〜暑い・う〜暑い・え〜暑い・お〜暑い・・・。

気晴らしにつけたラジオ。

かかっている曲は

「YES!SUMMERDAY」

もう一つYES!をつけたくなるほどだ。

高●クリニックか(笑)。

馬鹿なことを考えていると少し気が紛れる。

救いはこの撮影地は日陰が多く、さらに近くにセブンイレブンがあるということ。

あと少し、あと少し。

念じながら歩いた。

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私の写真が採用されたなんてことではない。(そんなことはありえない。)

つまり、こんなところに顔をだすほどの定番撮影地。

ありふれていると言えばその通り。

しかし、定期運用離脱まで間もない中で

この風景をキチンと自分のカメラで撮影しておきたかった。

人と同じ写真を撮っても意味ないんじゃない?と言うなかれ。

その無駄な思いがいわゆる趣味というものである。

この日はこの一枚が成功すればそれでいい。

そんな気持ちで臨んだ。

上り線のトンネルの向こうにLSEが顔を出す。

オレンジ色を基調としたボディカラーは相変わらず鮮やかだ。

何故か「あ〜来ちゃったよ。本番だ、どうしょう」なんてことも考える。

どうしょうもこうしようもない。あとはタイミングを合わせてシャッターを切るのみである。

先頭部がトンネルをくぐり始める。真っ黒な車体にヘッドライトだけが明るい。

次に顔を出すまでの間がやけに長く感じる。

トンネルから顔を出し、真っ黒だったボディにまたオレンジ色が蘇る。

最後部はまだトンネルの向こう。

後ろの展望席が見えた瞬間に一気にシャッターを開放する。

あれだけの体力と時間を費やしたが撮影する時間はほんの僅かだ。

首尾よくトンネルの向こうに良いタイミングで後部展望席を残すことが出来た。

頭も尻も隠さず。

そう、この写真の肝はトンネルの向こうの尻尾をどう処理するか。

実に愛らしいトンネル抜きの写真が撮れたと思う。

「さよならオレンジ色の君」

君・・かぁ。

やはりLSEは女性名詞なんだよなぁと思う。

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駅までの帰り道。暑いことは暑かったが

思い描いた通りの写真が撮れたことと緩やかな下り坂なので

足取りも軽い。

やはり、疲れた帰り道に上りでなくて良かったと思う。

下りながら箱根湯本から折り返すLSEをどこで撮ろうかと考える。

できれば開成まで足を伸ばしたいところだが徒歩鉄の身では

とても間に合いそうもない。

川音川の鉄橋。

定番なのは富士山をバックにアウトカーブしていく構図。

冬場の富士山を絡めるには絶好のロケーションである。

ここにもずいぶん足を運んだ。

しかし、この日の富士山の見え具合は今ひとつ。

であれば、線路を挟んで定番の真逆、

インカーブで鉄橋を渡ってくるアングルはどうだろうかと考えた。

ヘッドの部分はやや影となるが編成側に日が当たり

何より伸びやかに見える。ケーブルの影落ちがやや残念。

しかし、それを補ってあまりあるほどのきれいな曲線が撮れそうだ。

富士山目当てで冬場にしか訪れたことが無かったが

周辺の緑も鮮やかである。

少し明け気味のセッティング。思ったより面つぶれもおさえられ

斜め45度から鉄橋いっぱいに編成が伸びる好みの写真を撮ることが出来た。

ぼっかりと浮かぶ雲もアクセントに。


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後ほど各ブログを拝見すると一様に「うだるような」という台詞が使われている。

とにかく暑かった一日。

しかし、思いっきり撮りたいと思っていたものを手にすることが出来た。

YESかNOかと問われれば

この一日はやはりYES!SUMMERDAY!!と言えるだろう。

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空と大地とLSE

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「今日はサッカーもあるしねー。忙しいよね(笑)」

この撮影をした日は、あのW杯セネガル戦を夜中に控えた日曜日。

夜更かしのための体力も残しておかねばならない。

「セネガル強いからね。ボコボコに負けるんじゃない?」

そんな会話をしながら畦道でLSEを待つ。

抜けるような青空。

定期運用を離脱する旨発表後の週末から2週間運用が無かったLSE。

皆、慌てて「これから梅雨時期だから好天なんて期待できない。」と騒いだが

天候が荒れたのはちょうどLSEがお休みの間だった。

下方修正ではなく上向きの修正。

昨年の夏などは東京の日照時間が底を打っている状態でまともな撮影など皆無。

そのような事態にならなくて良かった。

さて、その長い休暇後のLSE。

引退ステッカーを貼付しての再登場。

これは周知のことであったので「いよいよかぁ」とは思ったが特段の驚きはない。

これだけ間を置くのだからミュージックフォーンの復活も期待したのだが

残念ながら、現状その気配はない。

あの色、あの形で高らかにミュージックフォーンを響かせながらの走行シーンは

まさしく昭和ノスタルジー。そんな風情を目の当たりにしたら感涙ものだろう。

普段スチール専門なのにいきなり動画に挑戦して失敗するかおしれない。

ああ、見てみたい。

まだ全てが終わった訳ではない。小田急関係者が読むはずもないこのブログであるが

万万が一お読みであればお客様の声として採用してほしい。

さて、話を現場に戻す。

見慣れた田園風景であるが、こんなに青空が気持ちがいいのも珍しい。

ならばと、三脚を縮めて煽るように空を取り込んだ。

カメラの高さが周囲の趣味人の腰のあたりくらいになる。

そんな画角を取っているのは私だけ。

いぶかしがる周囲の目。こいつなんでこんなに低く構えてるんだ?

私もそうだが、結構他の人の画角は気になるもの。

周囲の雰囲気に流されやすい私はちょっと不安も覚えたが

ここまで来たら自分の好きな画角で撮ってみよう。

大きく青空をバックに若稲の緑も入れて。

広々とした開成の田園風景の真ん中をゆったりと走るLSE。

撮影現場は趣味人がひしめいているがそのレンズの向こうくらい

のどかな景色に写ったら良いなぁと単純に思った。

「空と大地とLSE」

何となくそんな思いが写し込めたように思う。

もう少し広角の歪みが出るような感じの方が面白かったかな。

でもやむなし。

もう少し面白いかたちの雲が浮かんでいれば最高だったのだが。

まぁ、とても汗とドロにまみれて写したようには見えないだろう(苦笑)

これはこれで満足。

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山の彼方に落ちる夕日の残骸が何とかLSEを美しく装飾してくれないものか。

いわゆるエロ光線待ち。

2周間前に日没コールドゲームとなってしまったこの試みを再挑戦。

夏至も過ぎたがあの時よりほんの少し日が延びている。

この時間帯はあれほどそこらここらに出没していた趣味人の数も激減。

日没寸前なので夜のとばりの降りはじめ。薄っすらと暗い影が静かに周囲を支配している。

少し暗い中を列車が通り過ぎる時に遠くの残照を反射してキラリと輝く。

そんな絵を撮ってみたかった。

遠く開成の駅にLSEのヘッドライトが見える。

そして、徐々にその姿を大きくしてくる。

光れ、光れ・・・。

そう念じながらファインダーを覗く。

う〜ん。

反射することはしたが思いの外陽の光が弱かったように思う。

角度が悪かったのかもしれない。

なかなか理想の風景には巡り会えないものである。

とりあえず次がある。

次がまだあるっていうのは良いことだな。と自分を慰めつつ

セネガル戦の待つ自宅へと向かった。

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苦し紛れに撮った後追いの方がいい感じかな(苦笑)。

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