てっちゃんのまったり通信

まことに恐縮ですが、ネットビジネス系のコメントは削除させていただきます。ご了承ください。
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「今、開成の駅にいますね。通過しているからLSEかも知れない。

カーブを曲がってきています。もう少し・・・」

現場で知り合った趣味人の方が近づいてくる列車との間合いを教えてくれる。

珍しく大俯瞰で酒匂川鉄橋を渡るLSEを撮りたくなった。

普段は線路端での撮影専門。

俯瞰撮影は俯瞰撮影のスキルが必要らしい。

遠くは駿河湾まで臨めるというパノラマ風景の中

鉄道模型より小さい列車を追いかけなくてはならない。

本来は14時15分の便を撮影して下山するはずだったが、

列車が接近している感覚をまるで持てないまま撮り逃してしまうという

失態を演じてしまった。

2編成のうちの1編成が運休のこの日。

次にLSEが現れるのは17時45分。日没も同じく17時45分。

「もっと、光を・・・。」

と思いながらASA感度を目一杯上げてギリギリの状態で最後のチャンスを待った。

目の前に駿河湾。首を横にひねれば太陽をバックにシルエット富士。

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どうやら、この場所はシルエットの富士を眺めることで有名らしい。

夕方になるにつれてカメラと三脚を抱えて

人が集まってくる。

すわ、ライバルか!と身構えるも

皆、シルエットになった富士に向けてカメラをセットしている。
(ここで「仲間だ。」と思わずに「ライバルか」と思うところに人間の
小ささが出てますな)

下界にカメラを向けているのは私一人だけ。

色々なところでカメラを構えているが、このような経験は初めてである。

下界にレンズを向けて良からぬ事をしているのではないか。

とんでもない。

この距離でそんなことを出来るレンズが欲しいものだ。

それでも、待ち時間の間、その辺をほっつき歩いている時に知り合った

同好の士の方と話が弾んだ。

で、冒頭のように撮影のアシストをしてくれることに至ったわけである。

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昼に撮り逃したLSEが新宿から折り返して小田原に向けて走っていく。

本番はこの後の折り返し新宿へ向かう便である。

この頃はまだ陽が残っていてシャッタースピードも稼げた。

遊びに行く子どもを送り出すように

「明るい内に帰っておいでぇ」と声をかけた。

回りは夕日に染まりかけている富士にうっとりしている方々ばかり。

カップルまでいらっしゃる。

下界に向けてブツブツ言っている私は、さぞ、異様に写っただろう。

その執念が実ってか、

何とかかんとかギリギリで撮影は出来た。

ASA3200・シャッタースピード1/400・絞り6,4。

合格点とは言えないが、その姿だけは頂いた。

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季節もの、連休初日に黄色く実った開成の田園とLSEをコラボしてみた。

来年度以降もLSEがその姿を見せ続けてくれるか分からない。

先日の桜もそうだが、季節を象徴する景色とともに

この思い出深い列車の姿を残しておきたい。

残念ながら台風に翻弄され傘をさしつつの撮影。

普段なら撮影を見送るような状態ではあったが、刈とりとの競争である故

強行した。

雨ニモマケズ。

風ニモマケズ。

結果は散々だったがいい記録にはなったかもしれない。

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ジャーナル・ピクトリアルと老舗鉄道雑誌があいついでLSEを特集。

レイル・マガジン系のお立ち台通信も。

すっかりその流れが出来ているような感じだ。

それまでの間にどんな写真を撮っておきたいのか

吟味の毎日である。

しかし、みんな良い写真撮るなぁ・・・。

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白日夢

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「シュンスケ!シュンスケ!!シュンスケ!!!」

昨今少し停滞気味だと言われているライトスタンドが往年の迫力を取り戻した。

「ここのスタジアム自体は、今年の春の(社会人野球の)予選で立ってますが、

サトに、あの、応援を聞きながら受けてもらってドキドキしました。」

ドキドキどころか今すぐにソフトバンク打線に向かって投げ始めても

おかしくないような落ち着いたマウンドさばき。

グラブにボールを収めてゆっくりとマウンドに向かうその後姿は

どんな名優もかなわないほどにドラマチックだ。

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マウンド上では飽きるほど見たルーティンが繰り広げられる。

何もかもみな懐かしい。

しゃがみこんでロージンを手になじませるポーズも

投球前のボールをこねくり回す姿も

今マリーンズにいるどの現役投手よりも堂々とし落ち着いている。

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キャッチャーは背番号22里崎。

谷保さんのアナウンスも最初は「渡辺俊介さん。里崎智哉さん」

しかし、

2人がマウンドとキャッチャーボックスに分かれると

あの麗しい声で

「ピッチャー渡辺俊介〜、キャッチャーは里崎智哉〜」

と現役選手相手さながらのコールで

2005年最優秀バッテリーの復活を祝福した。

出来れば里崎にはキャッチャーフル装備で

マウンド上に駆け寄ってほしかったところだが。

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そして、もうひとつ大きなプレゼントが

「対するバッターは福浦和也〜〜〜」

ライトスタンド、いや、球場中の声援ががワンオクターブ上乗せされる。

2000本安打へ苦しいであろう坂を登り続けている福浦。

カウントされるのであればここで打ってしまっても良いのではないか(笑)。


渡辺俊介がこの雰囲気を味わうかのように

いつもよりゆっくり目なモーションから(私にはそう見えた)

里崎のミットにボールを放り込む。

ベンチ前での投球練習の時はややサイド気味に投げていたので

あれ?と、思っていたが

本番では美しいサブマリンを披露。

ネット動画で後刻確認したが、外角低めに見事にコントロールされ

ミットに収まっていった。

ボールを受けた里崎は、まだ続きがあるかのようなタイミングで

ボールを返す。

投球を終えてマウンドを降りてきていた俊介が苦笑いしながら

そのボールを受取る。

里崎ならずとももう少し見ていたい光景ではあった。

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記念撮影に収まるレジェンド3人。

最近レジェンドと言う言葉が少し軽くなってきているが

この3人に贈るにはふさわしい言葉である。

あの頃は煙草を吸いに行くのも惜しいくらいに

グラウンド上に見たい選手があふれていた。

勝った時はもちろん、負けた時も楽しかった。

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肝心の試合の方は、やや追い上げ見せ場は作ったが

残念ながら優勝に向けて突き進むソフトバンクにかないはしなかった。

そんな中

最多勝を争っている和田から内野安打とは言え安打を放った平沢大河。

ボールの拾い方が少し同じ左バッターの福浦に似てきたのではないか。

とは早く育って欲しいと思う欲目からか。

彼にかかるファンの期待は大きい。

最後の打席、サファテの前に三振に倒れるが、

彼に向けられた黄色い声援の多さ。

「相手はサファテだ。いい経験しろよ」と見守る熟年のファン。

久し振りにスタンドにいてそんな空気を痛いくらいに感じた。

皆、楽しみに球場に足を運べる選手を待ち望んでいるのだ。

そして、彼は、その一番手にいるといっても良いかもしれない。

次に現れる指導者が彼のそして、このチームの運命を握っているかもしれない。

阪神の掛布が今季一杯で阪神の二軍監督を退くらしい。

おなじ左バッター。習志野高校出身。

ん〜無理だろうなぁ。

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話は大きくずれたがレジェンド軍団。

福浦はこの試合、先発出場こそ逃したが、途中出場で鮮やかに

レフト前に落とすヒットを放った。

放送席の立川がボブルヘッドの福メーターを弾きながら

「先発で使っていればなぁ」とぼやく。

まったく同感である。

しかし、数少ない観戦の中で福浦の生ヒットを拝めたのは大きな収穫だった。

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「良い球が来てました。さすが現役。

ワンポイントならいけるんじゃないですか」

里崎が褒めちぎる。

「何年もやってきたけど、こんなに褒められたのは初めて」

と笑う俊介がまた、良い。

プロ・アマ規定の問題なのかマリーンズのユニフォームでなかったのが

少し残念。

俊介が現役を去る時、どこかの球団のように

一日だけ契約して、もう一度マリーンズのユニフォーム姿を

見てみたいものであるが、それは無理だろうなぁ。

初秋の白日夢。

2005年・2010年の風を少し感じることができた

夢のような始球式だった。

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ツボだ。ツボを突かれた。

襟に輝くJRの社章。

胸のバッヂには「JRーーー初音ミク」と誇らしげに刻まれているのが見える。

キッチリと糊が効いているであろうブラウス。

リボンも可愛らしい。

これはさすがに捨て置くわけにはいかない。

昨今は一時期に比べとんと彼女の姿を見かけずにいたが、

最近駅の周りを中心に再び賑やかに顔を見せるようになった。

と、言うのは、8月31日→831→ヤサイ→野菜の日ということで

NEWDAYSのトルティーヤ等野菜を使用した商品とのコラボが展開しているからだ。

初音ミクと野菜との関係といえば言わずと知れた「ネギ!」だろう。

トルティーヤなどと生ぬるいことを言わずに

ネギ一本!という商品があっても面白かったのではないだろうか。

「はちゅネギ」とか銘打って。

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と、同時に8月31日は初音ミクが世に出た誕生日であるということだ。

しかも、今年は10周年という区切りの年。

これはめでたい。

8月31日の読売新聞に堂々と見開き広告が掲載された。

「すべての創造に感謝を込めて」との台詞とともに。

その大きな区切りを盛り上げるためにもJR各駅を網羅している

NEWDAYSでの露出。

誰もが普段利用している駅のNEWDAYSでのちょっとした広告を見なければ

そんなにコアのファンではない限り気がつくことは無いだろう。

私自身そうだった。

10周年ということだけであれば「ふ〜ん」で済むが

JRの制服バージョンを目にしてしまったのであるから

黙って通り過ぎることは出来ない。

野菜商品を含んで600円以上の買い物をすると

「NEWDAYS店員」「JR東日本制服」どちらかのファイルを頂ける

との企画。

もちろん両方をゲットさせていただきました。

またもや制服に弱いという弱点を露呈してしまった。

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秋葉原の催事コンコースにはその記念日にあわせて

初音ミクの831(やさい)コラボショップが展開していた。

冒頭でも書いたが、一時期よりかなり露出が減ってきたので

このまま淘汰かな。と残念に思っていたが

この催事場、一見してそれと分かる専門家達が集い、でかなりの賑わい。

福沢さんがビュンビュン飛び交っている。う〜ん流石。

命かけてますと言う感じ。これはうっかり邪魔は出来ない。

まぁ、この様子であれば、まだしばらくは彼女の時代が続くだろう。

秋葉原という場所柄も嬉しい。他の場所ではちょっと肩身の狭い思いをするが

不思議とこの街ではこの手のものは何でも許される空気がある。

他の場所では「あ、すみませんが・・・」となるところが

「いいぢゃねぇか、文句あるか!」位に変貌出来る。

要するにヲタクに優しい土地なのである。

ゆえに50をとうに過ぎた私でも何のてらいもなく

彼女の姿を眺めることができた。

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初音ミクとJR制服。う〜んやられた。

好きなものが2つも入っている(笑)。

リア充でもないのに何故か時間にだけは追われる毎日。

女性も2次元が罪がなくて良いかなと思える今日この頃。

良い目の保養にはなったかと。

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日本ハンドボールリーグ開幕戦

男子:大崎電気OSOL対湧永製薬LEOLIC

先日の日韓戦の興奮も冷めぬままに

和光市総合体育館へ向かった。

以前日本リーグを観戦したのは学生時代。

大同特殊鋼が強かった時代だ。

まだ、マイナースポーツの域を脱しないが

その頃と比べると館内のDJは流れ

各試合のネット中継が始まったり

メジャースポーツに向けて確実に歩を進めている感はある。

漫画でも裏サンデーで「送球ボーイズ」なんてハンドボールを

舞台にしたものが出ているらしい。

これは今度チェックしなければ。キャプテン翼のように全国区になれば

しめたものとは思うが。

サッカーとかバスケットボールが流行るのであれば

ハンドボールだってそのうち・・・。

昔はOSOLなんて愛称もなかったぞ。

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先日の日韓戦より良かったのはDJ。

ハンドボールは交代制限が無いのでどんどん選手が入れ替わる。

野球はサッカーのようにいちいち選手後退のコールは無い。

よく、これだけ喋ることがあるな。とも思ったが、

何気に試合の流れや選手の出入り、

イエローカードや退場時間をリアルタイムで教えてれる。

やっぱり上手い下手はどうしてもでてくるとは思うが

昨日のDJ氏やどなたか分からないが上手い部類に入るのではないだろうか。

と、言うことで会場の雰囲気もいい感じで盛り上がり

とても楽しめることが出来た。

しばらく日本リーグにも通ってしまうかもしれない。

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ディフェンスの壁をスピードとフェイントで幻惑しつつ突破。

ゴールラインからの飛翔が特徴的で格好いい。

陸上の選手のジャンプは重力にさからって

跳んだあとも二段階に伸びていくように見える。

ハンドボールの選手のシュートも

高く跳んだあともキーパーに対してフェイントをかけているさまが

重力に逆らう陸上選手のそれと重なって見える。

その空中戦がこのスポーツの醍醐味だ。

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NO7DASUKE

宮崎大輔のサイン。

ナショナルチームでも所属チームでも「7」

会場に入ると探す必要も無く彼が何処にいるのかすぐに分かった。

日韓戦でも痛めていた腰の状態が良くないのだろう。

通常の練習メニューから外れストレッチを行っていた。

短パンに背番号が刻んであるだけの簡易ないでたちであったが

すごいオーラを発している。

正式なユニフォームなど無くても宮崎大輔自身がブランドなのである。

残念ながらこの日の試合、背番号7の出番は無かった。

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ハンドボールメジャー化運動を標榜しながら

北京、ロンドン、リオとオリンピックの壁にはね返され続けた。

その間それ相応の年月は経過している。

そして東京まで宮崎大輔がブランドであり続けることが出来るのか。

試合が終わった後、サインを頂いた。

目の前にある眩しいオーラがこんな私に握手をしながら

「ありがとうございます」と言ってくれた。

彼は私にとってハンドボールのヒーローである。

ヒーローはすべからく奇跡を起こす。

サッカー日本代表がオリンピックで起こしたマイアミの奇跡。

ハンドボールでもそれに負けないTOKYOの奇跡を起こせるように

そして、その中心に背番号7が変わらぬオーラを放っていることを

願ってやまない。

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夏休み、山線の旅

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「海線」「山線」と言う言葉がある。

「海千山千」ではない。

海沿いを走る路線を「海線」山里の中を走る路線を「山線」。

海線の大海原をバックに走る列車は素晴らしいが、

私は、山や川、畑に囲まれた山線の趣がより好きである。

日本の故郷と言われて思い描く景色はやはり山里の風景だろう。

そんな風景の中繰り広げられるどんな物語にも

駅や列車が付き物なのである。

189系が走る中央線も高尾以西の路線を「山線」と表現する人が多い。

山里を走る国鉄特急色。

これぞ国鉄型列車ファンに残された最後の聖地ではないだろうか。

灯ともし頃。

時刻は18時40分。

どんどん陽の光が細くなっていき、ついには駅の灯りも点灯する。

もう、写真に収めることは無理かもしれないと思ったあたりで

一日の想い出を沢山詰め込んだ臨時富士山4号が駆け抜けていく。

車窓から見える灯りがいろいろな意味でとてもまぶしい。

当初は新宿のネオンを走る189系を撮影する予定であったが

日没前後、出来れば夕焼け空バックを夢見た。

しかし天候の関係で夕焼けにはならず時間だけが過ぎていった。

心細くなった光の中で架線柱に灯ったあかりがとても頼もしく思えた。

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四方津(しおつ)の駅舎

隣の梁川の駅舎も、その隣の鳥沢の駅舎も新しくなっていく中。

旧き良き山線の駅舎らしさを守っている。

改札口方面からもれる灯りが安心感を与える。

「暗闇の彼方に光る一点を ただ駅舎(えき)の灯と信じつつ行く」

映画「駅」の劇中で死刑囚が詠んだ辞世の句である。

撮影をしながらこの句を思い浮かべていた。

辞世の句というところが少々縁起でもない感があるが、

初めて聞いた時から心に残った。

その時に思い浮かべた駅舎がこんな感じの駅舎だった。

さまよいながらもたどり着くべき場所。

そして、迎え入れ続ける場所なのだ。

未来永劫にとはいかないと思うが少しでも長く

この風情が残しておいてほしい。

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富士山3号189系M51編成国鉄特急色



どこかの合言葉ではないが、山と言えば川。

川があれば橋を架けて渡らなければならない。

山間の鉄梁を渡る姿も山線らしい風景の一つだ。

中央本線大月から富士急行線に進路を変え

壬生(かせい)田野倉間の桂川を渡る鉄梁で撮影。

多くの緑に囲まれており、きっと秋には

賑やかな紅葉に恵まれるのではないかと思われる。

ここで189系2本を撮影できた。

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ホリデー快速富士山M50編成あずさ色



小刻みなカーブが多い路線であり速度を上げること無く

ゆっくりと通過するので木々の合間に先頭車を確認してから

構えても十分に対応が出来る。

この一帯の紅葉の時期はいつごろなのだろうかと

早くも次シーズンに気持ちを飛ばした。

しかし、現存189系の所属である豊田で先日3編成を並べて

謎の撮影会があった様子と伝えるツィッターを発見した。

何らかの告知のための写真だと思われるが明るい告知であってほしい。

いきなりの旅立ちと言うのは勘弁してほしいものである。

ちなみに、この一帯の紅葉は10月下旬から11月位。

もう少しその姿を見せ続けてほしいものである。

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昨年河口湖駅で開催された189系撮影会の際に富士急沿線に

ブルートレインが停車しているのを見かけた。

これは何ぞやと思い調べてみると「富士」の車両を買い取り

「ブルートレインテラス」と銘打ち開放している。

昨今では追加でしなの鉄道で引退した189系列車の正面を

併せて展示しているという。

折角の機会なので拝見させていただくこととした。

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この夏の特徴と言うべきか、全く空模様はハッキリしていなかったが

このテラスに降り立った途端に青空が広がりだした。

もちろんこれもこの夏の特徴で一過性のものであったが

何はともあれ嬉しいことである。

富士急の駅全般的にもそうだが、このテラスの駅もストラクチャーに

据えてもおかしくないような趣のある駅だ。

跨線橋はなくホームの先端から線路を渡り駅舎へ向かう。

列車は来ているのに構内の踏切に遮られて乗り遅れてしまうような

リスクはあるが、この形の駅は大好きである。

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一時代を築いたブルートレインを横目に通り過ぎる富士山ビュー特急。

世代交代。

一昔は考えられなかった観光専用の豪華列車。

先鞭をつけたのはJR九州の成功。

九州の列車はちょっと違うぞ。と思わせて

トドメに七つ星を持ってきた。

おかげで列車デザイナーの水戸岡さんは引く手あまた。

富士山ビュー特急もナチュラル系を基本とした水戸岡モデルである。

床も窓枠も木材を使用して自然を強調している。

呼吸する列車とでも言いたいのだろうか。

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運転席との境も見事に和のテイストである。

世界遺産の富士山を訪れる外国人観光客は増加しているという。

そんなニーズに合わせて見事なオリエンタルテイストだ。

この列車を体験できた観光客は喜んで母国へ帰っていくだろう。

私も一歩足を踏み入れた時に軽く驚いた。

よくテレビで見るところの豪華列車とはかくありきという感じである。

寄せ木作りの床。木枠の車窓。荷物置き、天井の間接照明まで

丁寧に作り込まれている。

懐かしさと新しさがすんなり同居しているようなキャビン。

もちろんシートもふかふかである。

しかし、同時に何となく感じるよそよそしさはなんだろうかとも思った。

このデザインのターゲットを考えるに遠い国からやって来た方々のためのもの。

決して自分のためではない。

何というか、そう、いわゆる「おもてなし」特急。

北斗星あたりのA寝台は豪華ではあったが

自分がいても良い場所だったと思う。

う〜ん。生活感がないのかな。

私が求めているのは、おもてなし列車ではなく、いつでも側にいた

日常の列車たちなのである。

特急、急行列車は確かに非日常の高揚感あったが、それらの姿に

憧れることは日常であった。

まぁ、それでも、水戸岡さんの素晴らしい仕事であることに変わりはない。

富士山ビュー特急には又いずれ時間を見て乗りに行こうとは思う。

その時にはまた違う感想があるかもしれない。

新しい列車にちょっとやっかみが入ってしまったかな(苦笑)。

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169系の面構え。

この顔を見るとあの急行列車の固いL字型の座席を思い出す。

乗り心地が多少悪くても

やっぱ好きやねん国鉄型車両。

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