てっちゃんのまったり通信

まことに恐縮ですが、ネットビジネス系のコメントは削除させていただきます。ご了承ください。
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風水で言うと黄色いものは金運を上げるらしい。

黄色と言ってまず思い浮かぶのは菜の花。

菜の花入りの画像でもバチッと上げれば金運もあがるかしら。

などと思うが今週は菜の花畑にまで行って撮影する元気が無い。

そう言えば、少し前に携帯の待ち受けに三輪明宏の画像を載せれば

金運が良くなるなどという都市伝説があった。

しばらくは私も待ち受けにそっと忍ばせてはいたが

全くと行っていいほどご利益は無く

しばらくするとグリーンの200系にその座は奪われることになった。

そして、2〜3ヶ月前のDJ誌の特集が「幸運を呼ぶ黄色い車両」なるもので

通常では赤が基調である京浜急行では珍しい黄色い車両をトップに持ってきていた。

幸運を呼ぶと言えば新幹線の検測車であるところのドクターイエロー。

これを目撃すれば幸運になれる。

もはや見るだけでご利益を得られる。

この色は良い事ずくめであるはず。

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仕事帰りに「趣味人のための・・・」を標榜する

書泉の鉄道コーナーに立ち寄った。

ふと、目に入った黄色は東京メトロの銀座線。

缶入りクッキーであるが

その昔ブリキの玩具で表現されていたように運転士や乗客の姿が描かれている。

これがなかなか可愛らしく秀逸だった。

私にしては珍しく新規に造られた車両に感心が行ったわけだが、この新型銀座線のコンセプト

「日本初の地下鉄車両旧1000系をモチーフに新たにデザインしたもの」

ははぁ、なるほど。

それは惹かれる訳だ。

ちょっとレトロ感漂わせる新型車両。

猫も杓子も軽量化でステンレス車両の銀色が車両界を席巻している中

あえての復刻調。

良いじゃないですか。

しかも、賞味期限の関係上半額。早速の黄色ご利益ということで

閉店間近のレジへ並んだ。

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銀座線と言えば駅へ着く直前の瞬間消灯。

いきなりの消灯とそれに併せて点灯する予備灯が子ども心に印象に残った。

消えるとは分かっていても、真っ暗になると

「うわっ!」

と言ってしまうのだ。駅の前に消灯してしまう理由を文化系の私は今もって知らない。

ただ、真っ暗(厳密には予備灯があるので真っ暗ではないが)になる電車として

自分史中に燦然と銀座線は刻みこまれている。

やがて、長じるに連れそんな銀座線もステンレスの新型車両になり

瞬間消灯なる技も遠い過去の幻となる。

トピックスを失った銀座線は私の鉄道趣味の範囲から離脱する訳だが

数ヶ月前の鉄道誌に

「銀座線瞬間消灯の復活」と言う文字を見つけた。

この「瞬間消灯」という技を懐かしく思っていたのは私だけではなく

しかも、復活するということである。

これはそそられるものがある。

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旧1000系、ま、昔の銀座線車両をモチーフとした外観。

それだけで「いい仕事しましたね」と声を掛けたくなるし

一気に写欲も涌いてこようというものだ。

しかし、相手方は地下鉄である。

地上にその姿を現すのはほんのわずか。

終着の渋谷の駅は地上駅、再開発で絶賛工事中の渋谷駅で簡単にロケハン。

そして、かなり前の漫才で話題になった

「地下鉄ってどこから入れるんでしょうね〜考えると眠れない」

それは車両基地から入れるんです。はい。

上野に銀座線の車両基地があることを調べて早速訪れてみることとした。

ここには地下鉄で日本唯一の踏切があることでも知られている。

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JR上野駅から10分弱歩いてその場所を発見。

上野から出るトンネルと、下町の小さなビルに囲まれたちょっとした異空間。

日常的にここを通っている人はもちろん無反応だが、

初めてこの場所を通りかかった人は

「コレ何?」とか「へぇ〜」という感嘆符とともに

携帯を向けているのがおかしかった。

下町にいきなり現れる車両基地はなかなかのインパクトがある。

そして、その周りをカメラをもってウロウロしている私も

相当に怪しい存在だったろう(苦笑)。

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踏切はあれども、踏切はなかなかその仕事を履行しようとはしない。

それはそうで、そもそも、休日の日中にそんなに車両の入れ替えが行われるはずはない。

それでも、1時間半ほどあてもなく踏切が作動するのを待ってはみたが

残念ながらこの日の踏切はピクリとも動こうとはしなかった。

そうこうしているうちに雨まで降ってきたので

日本で唯一の地下鉄踏切の走行シーンは次回に取っておいて

元祖銀座線が展示してある地下鉄博物館へ向かうこととした。

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東西線葛西駅にある地下鉄博物館。

入場料は210円也。

ちょっとした路線の初乗り料金程度で十分楽しめる。

お目当ての銀座線旧1000系は、真っ赤な旧丸ノ内線の車両とともに展示されていた。

御茶ノ水駅総武線ホームから神田川を渡る丸ノ内線を望むことが出来るが、

電車待ちの時に、たまたま通りかかるこの車両を見かけると

何か得したような気分になったものだ。

あまりにそのことにこだわるので父が当時ブリキだった丸ノ内線の玩具を

買ってきてくれたのを薄っすらと覚えている。

当時の家の玄関でそれを受け取った時の風景が今でも思い浮かぶ位なので

小さい私にとって相当のトピックスだったのだろう。

銀座線に続いて丸ノ内線もレトロ調の新型車両を考案中との情報もある。

それはそれで楽しみではある。

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この銀座線旧1000系のトップナンバー、

「日本で初めての地下鉄車両」ということで文化財に指定されているらしい。

保存状態を良好に保つために残念ながら車両の中に入ることは出来ない。

窓から望むしかないが、車内は木目調で古き良き時代の雰囲気。

件の補助灯の姿も見ることが出来る。

銀座線独特の跳ね上がる吊革も懐かしい。

隠しもしない鋲に縁取られた姿も勇ましいぞ。

ちなみにさらに限りなくこの旧1000系に似せた車両は特別仕様車は2編成のみとのこと。

補助灯が装備されているのもその2編成だけらしい。

しかも、補助灯の点灯はイベント走行時のみ。

これからどんなイベントが組まれるのかは分からないが

何とかその点灯する姿を再度体験してみたいものだ。

さらに、新1000系ではヘッドライトは2灯であるが特別仕様車はオリジナルに準じてそれを1灯に、

車内のデザインも木目調としているとのこと。

しばらくは、東京メトロの告知から目を放すことは出来ない。

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多くの車両が去っていく中

この黄色い車両は私にとってその存在だけで幸運をもたらすものなのかもしれない。

早く特別使用車と巡り合ってみたいものだ。

そう言えばハンカチも黄色ければ幸福の、と冠が付くなぁ。

黄色いハンカチが無数にはためく中、渋谷駅に到着する特別仕様車。

こんな企画はどうでしょう。東京メトロ様。

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春爛漫 LSEと名残の桜

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「♪さくら吹雪のサライの空は

悲しいほど青く澄んで

胸が震えた」



おだやかに晴れた春の日。

やわらかな日差しの中、朝一番の「さがみ」が桜吹雪の中を往く。


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晴れる時はこんなものである。

あれだけ待ちわびた桜の開花と青い空。

周囲の桜木は順調に開花が進んでいるのに

何故かターゲットとなる肝心の木がなかなか花を付けてくれず

一旦は今年の桜をあきらめかけた。

週間予報ではかんばしくなかった週末の天気も

珍しく良い方向にはずれ、週末土曜日は穏やかな春の一日となり

ようやく待ちに待った風景と出会うことが出来た。

朝の斜光線、桜の花びらの舞い散る中を悠々と往くLSEを見て

それこそ、「サライ」ではないが胸が震えた。

ついでにシャッターを切る手も震えた(笑)。

そして、撮影前からキャプションとして用意していた

言葉を添えることが出来る作品になったと思う。

「富士には月見草がよく似合う」と言われているが

「ロマンスカーには柔らかく咲く桜花がよく似合う。」

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昨今では小田急線でもステンレス製のシルバーのボディが主流。

しかし、小田急線の踏切で見送る車両はやはりこの色で無くてはならない。

このタイプは8000系。

出来れば5000系であれば最高なのだが。

先週ご一緒させていただいた沿線住民の趣味人の方いわく

この8000系も先は長くない。とのこと。

私の時代の小田急の色。

これもようやく会えた桜花とともに記録に残しておきたい。

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相武台前から徒歩10分位の撮影地。

小田急らしい閑静な住宅街の中を線路は通っている。

この坂道を何度行き来しただろうか。

新海誠監督作品「秒速5センチメートル」の幼いころのヒロインが

ランドセルを背負ってかけてゆきそうな風景である。

列車は撮影するが、めったに撮影地そのものの撮影はしない。

しかし、何となく心惹かれる風景だった。

高架や地下駅が増えた小田急線の中で昔ながらの

らしい風景に見えたからである。

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天気が良いと光線の具合により撮影角度が限られてくる。

肝心の列車が逆光で真っ黒になってしまうこともよくある話。

最初の撮影角度は残念ながらやや逆光気味。

正面に光が当たるのも朝の早いうち。

やむなく、順光側に回って南下する下り列車を撮影する。

角度的に桜を大きく入れることは難しいが

何とか苦し紛れに掘割状になっている路線の両脇に桜を添えてみた。

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同じ撮影角度で撮った写真。

何故かLSEが徐行運転をしてくれていたので欲張ってみた。

列車の姿だけを考えるとこちらの方が伸びやかで好きである。

しかし、桜は付け足し状態。

何を一番に考えているかで撮影角度は変わってくると思う。

この撮影は最初の撮影地の逆側の陸橋の上から。

陸橋には線路に向かってネットが施設してあり途方にくれていた所

「俺の脚立を使ってええよ。」とスルスルと本人は橋の欄干の上に。

お陰様で、とお礼をすると

「役にたててなにより。」と気持ちよく言葉を返してくれた。

この天気にこの桜。

多くの趣味人が訪れていたが、皆笑顔であった。

桜の淡い色彩のように心も柔らかくなっているようだ。

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兎にも角にも、出来はともあれ、今回はイメージ通りの写真を撮影できて満足である。

最後はやっぱり桜の花たちのアップの写真を載せておこう。

今年も花を咲かせてくれた彼女たちに感謝である。

何か、祝卒業と書かれそうな写真であるが

これで、今年の相武台前の桜、LSEと桜の最後の共演は

卒業というところで良いのではないか。

単位ギリギリというところはご愛嬌で。

撮影地でお話出来た全ての方に感謝。

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小田急線の桜

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座間市の天気予報は曇りのまま、

時々弱雨、ま、時々であればやむないかと考えたが

予報はどんどん下方修正で、結局は一日中、梅雨のような雨に悩まされた。

4月に入ってもストーブが大活躍の今年。

これほど桜の開花を待ちわびた年も珍しい.

開花情報は、金曜あたりにやっと7分咲きとのこと。

7分・・・東京では狂ったように満開なのに。

見切り発車とは分かっていたがやむなし。

満開は平日になるだろう。

自然を相手にする趣味なので、これは「運がなかった。」と思うしか無い。

金曜の深夜に小田急線の終電で相武台前を目指す。

来年の3月の新型車両の導入とともに現役を引退するLSE。

桜花に映える彼の姿を見る最後の機会。

どんなに悪条件でもこの機会を逃す訳にはいかない。

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現地の桜はなるほど7分咲。

雲のように咲き誇った桜の枝を見たかったが

「まだ、こんなです。すみません。」といったような枝ぶり。

更に運行に支障があるのか、心無い趣味人への牽制か、

目的の桜木はかなり伐採されてしまい満開を迎えたとしても

往時のようにこぼれんばかりの桜花は期待できない。

それでも年配の男性が少ない頭髪をかき集めるように

少しでもボリューミーに見える角度は無いだろうかと

一晩中歩き回った。

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「小田急線の窓に今年もさくらが映る・・・」

いきものがかりの「SAKURA」の一節である。

「さくらひらひら舞い降りて落ちて・・・」

と言う状況ではないが7分咲きの桜をその窓に映しながら

新型のEXEαが通り過ぎた。

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「急行待ちの踏切あたり、そんなところにいるはずもないのに・・」

「君の名は」でブレイクした新海誠監督の

「秒速5センチメートル」

その第一章の「桜花抄」では

桜が咲き乱れる小田急線の踏切の描写が素晴らしい。

「桜の花びらが落ちる速度を知ってる?秒速5センチメートルなんだよ」

幼い頃のヒロインの台詞が秀逸。

このアニメの出現で

山崎まさよしの思い描いたイメージにかかわらず、

この歌の急行列車は小田急電鉄のものとなった。

思えば小田急電鉄と桜の結びつきは結構深い。

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遠く秋田では583系のさよなら運転のあったこの日。

「583系もいいけど、やっぱりLSEと桜を撮っておかないと」

現場で私と同じ思いの趣味人の方にお会いした。

小田急電鉄の看板を長く背負い続けたこの塗装のファンの裾野は広い。

小田急沿線に住まわれているこの方

7分咲きの状態もさることながら

「かなり伐採されちゃったねぇ」とがっかりされていた。

ちなみにこの方、私がよく訪れるブログの管理人さんであった。

それもそのはず、よく話を聞くと撮影される列車の指向性が全く同じ。

ことごとく私の撮影先とかぶっている。

「どこかですれ違ったかもしれませんね(笑)」

この趣味はあくまで個人のものではあるが

このような繋がりができるのも各撮影地での楽しみでもある。

ご一緒したのは午前中だけであったが

楽しく過ごすことができた。

「誰が何と言おうと正面ドカンの写真が好き」

うん、いいですね(笑)。

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春は桜だけでなく鉄道堤にも小さな花がちらほらと咲いている。

待ち時間にふと見かけた可憐な姿に惹かれて、写真に収めた。

しかし、花の名に疎い私はこの花の名前を知らない。

もし、弊ブログに訪れた方でご存知の方がおられたら

そっと、教えてほしい。

SAKURA2017

昨年の湯野上温泉での桜のように晴天、満開のものではなかったが

とりあえず桜の中を走るLSEの姿を撮影することができた。

最低限はクリアしたかなという感じである。

2017年の桜は小田急線の相武台前。

来年はもうここを走ってはいないだろうLSEとともに。

地元に帰着し川沿いに咲き誇る満開の桜がまぶしく目に映った。

こんな綿あめのような桜とともにLSEを撮りたかった。

強がってはいても

やっぱり少し心残りではあった。

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カントのある駅

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【189系国鉄特急色・富士山3号臨時幕での運用】

カントと言っても古い哲学者のことでは無い。

鉄道のカーブが遠心力を抑えるためにやや傾いていることを指す。

カントのあるカーブでの傾きのある車両の写真は

疾走感があり静止画であるところのスチール写真で動きを表現しやすく

趣味人の間でも好んで使われている。

この前の記事のD51もそれを意識して傾き感を強調したものだ。

そういう先入観があるから

この駅での写真を最初に発見した時には

おお、疾走感のある格好いい写真だ。

・・・と、思った。

しかし、よく見ると駅のホームが見える。

駅自体がカーブしていることはよく見られるが、目に見えるように傾きが分かるのは

珍しい。

だいたい遠心力を伴うような速度でカーブを走行しなければ

このようなカントは必要ないわけだし

人がいることが前提の駅のホームにこれだけのカントをつけるのはあまり無いことだ。

それだけ、とっとと通過したい駅なのか。

停車する列車に乗る時点で傾いているのはさぞ乗りづらかろう。

そして、この駅は等高線の真ん中にあるような場所なので、

もちろん駅からは出なければならないが

どうぞ煽ってアウトカーブの写真をどうぞ。と言うような

我々にとって好都合な駅なのである。

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【189系アップグレード色・あずさ50周年記念号で運用・団体幕】

この日は以前乗車したあずさ50周年記年号第二弾の運用もあり、

久し振りに189系豊田車が3種とも中央線を走る。

ヘッドマークは期待できないが、

どうせ撮るならば3色コンプリートした方が気持ちがいい。

どこの撮影地にも、その撮影地を愛する主のような方がいるものであるが

ここでも主はいらっしゃった。

この方は特段列車種別にはこだわりは無いらしく

ここで見かけた各種車輌のことを楽しそうに離しておられた。

近隣の撮影地のことを聞くも、あまり詳しくはない様子で

この場所で列車が走っているのを眺めているのがお好きな様子だ。

この日は189系が3本走るにしては

「あまり、人が来ないなぁ」とつぶやいていた。

50周年記念号が「あずさ」のヘッドマークを掲出するのであれば

もっと人が集まったかもしれない。

第一弾で「団体」幕で走ることがその世界の住人達は学習しているので

この日は人が少なかったのかもしれない。

私としてみればその方が、のんびりと撮影でき、嬉しかったのだが

この方は少し残念そうではあった。

ネタ車が走るときなどはこの狭い敷地に100人位の人が集まるそうそうだ。

ゴールデンウィーク、多分、国鉄特急色が甲府〜新宿を「かいじ」幕で走り

新宿から折り返し「あずさ」幕で走ることが予想される。

(おお、まさしくゴールデン運用!)

その日は大量の趣味人が集まることを覚悟しなければなるまい。

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【189系あずさ色・ホリデー快速富士で運用・ホリデー快速幕】

「これからどんどん良い列車が走るのに・・・」

3本の189系を撮影した後、移動の支度をしている私に彼が何度もそう話しかける。

本当にこの場所を愛しているらしい。

「いいでしょ、ここは。」

自分で眺めているだけで無く、ここに人が集まってくることが嬉しいようだ。

「今度、また、ここに来ます。その時にまた、色々と教えてください」

折角のお誘いだが振り切って駅へ戻った。

一応この日のメインは無事撮影したが、時はまだ午前中。

このまま帰宅したら18きっぷに

「使い切れないのであれば今後購入しないでいただきたい!」

と、叱られてしまう。

「いいでしょう、使い倒して見せましょう。」

中央線から折り返し、全く方向違いであるが群馬県を目指す。

もちろん新幹線、特急列車などは使用しない。

18キッパーの旅に徹する。

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【115系湘南色・群馬県赤城山系を背景に。】

そこには、先週撮影出来なかった115系とレトロ車両を引っ張るD51がいる。

この日は(この日もと言うべきか)中央線に遅れが生じ

午前9時代には189系を撮り終える予定が10時代までずれ込んでしまった。

予定では水上まで遠征し水上の駅の出発シーンを押さえるはずだったが

遅れの余波で間に合わない。

当初の目的とは違うが、渋川の手前の赤城山を望む撮影地を選んだ。

赤城山の麓を悠々と行くSL、旧客を無双したのである。

例のごとく駅からは結構歩いた。

しかし、そのおかげで赤城山を望む大きく開けた場所にたどり着いた。

無数に撮影可能な場所があるので、アングルを散々迷ったが

一応の場所を確保。

あとは待つだけである。

しかし、ここで私のガッツリ車両が映っていなければ、安心できない癖がささやきかける。

「それでいいの?、ほら、あそこのカーブなんかいいんじゃな〜い」

まず、115系の撮影をしたが、写真にはその迷いが出てしまっているような気がする。

そして、D51通過直前にその癖が爆発する。

通過した普電がキラリと反射する姿を見てしまったのだ。

いきなりの方針変更。

カメラを三脚からひっぺがしてレンズを望遠に交換。

アングルに迷っている内に通過時刻となってしまった。

まぁ、それは酷い有様で(苦笑)。もう笑うしかない慌てよう。

堪え性がないのは私の悪い癖。

大移動の割にはナサケナイ結果となってしまった。

今後の戒めのために掲載。

あれだけ入れたかった旧客も、赤城山も中途半端で、バランスも何もあったものじゃない。

前半は吉。後半は凶の一日となった。

一旦決めたアングルは結果のいかんに関わらず貫徹。

撮ろうと思ったテーマを見失う大失態。

良い教訓となった。

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【みなかみレトロSL号・敗北写真】

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高崎地区鉄道行脚

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そもそも、鉄道好きであることが分かると

どうして、判を押したように

「SLっていいですよねぇ。デコイチ走ってましたねぇ」とかいう話になるのか。

こちらは曖昧に

「はぁ、そうですね」と笑うしかない。

しかも、こういう場合なぜか、大体出てくるSLはD51と相場が決まっている。

デコイチは非テツにとっても有名なのだ。

世の中は

鉄道好き=SLが大好き。

という図式がまかり通っているが、私は正直あまりSLには思い入れというものが無い。
(あまり・・・すなわち少しは興味はあるが)

よって、そんなに詳しくもない。

先日の485系の引退の際に同時発車などという芸当をしていただいたが

あくまでメインは485系。

斜陽の国鉄型列車に果てしない郷愁と愛を感じるのである。

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たしかに、SLは格好良い。

同好の趣味人はよく列車を擬人化して語ることが多いが

まさしく、SLは見ていると、生きているという力強さ、息吹にあふれている。

響き渡る汽笛の音などは、心にビリビリと響き

もう、ロマンの塊としか表現のしようがない。

そう、生で見ている分には・・・素晴らしい。

何が言いたいかというと

それを写真で表現するのが非常に困難であるということ。

何度かSLの写真も撮影したが、その度に心が不満足の表明をしている。

どうしても直に接したときの重厚感や心のときめきを

写真で表現することが出来ないのだ。

車体が真っ黒というところがまた、露出が厳しく悩ましい。
(ど、言ってもどこぞのようなトー○○機関車は論外であるが=あくまで個人の感想です)

兎にも角にも撮影し、出来上がった写真を見ると

コレジャナイ感が満載。

もっと、もっと迫力があったし、格好良かったよなぁ。と思ってしまうのである。

毎回痛恨の極みである。

つまり私は根がヘタレなので困難なものはどうしても遠ざけてしまうのである。

さらに加えると、我が愛する国鉄型車両たちは今やどんどん現場を追われ

もはや絶滅危惧種どころの騒ぎではない。絶滅への秒読み体制である。

そこへ行くとSLはどんなに時代が変わっても

企画ものではあるにしても鉄路の上を走っているし、

これからも走り続けることだろう。

たしかに、それに値する魅力を持ったコンテンツであるのは認めるが、

ちょっとしたやっかみが入ってしまうのは否めない。

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さらに、さらに。

引っ張っている客車が新しい。いや、中途半端に新しい。

これが違和感を呼ぶ。

ばんえつ物語号のように徹底的に新しくするのならまだしも。

ブルーに塗られた12系客車は中途半端でSLの重厚感に水をさす感じがする。
(あくまで個人の感想です。念のため。)

やはり、SLが引っ張るのは茶色い旧型客車でなければバランス的に似合わない。

大井川鉄道などはガッチリ旧型客車を使用し重厚感を演出している。

これは好感が持てるところだし、よく分かっていらっしゃると賞賛に値する。
(トー○○は別です→個人の感想です。)

松本零士氏の銀河鉄道999も旧型車両のデザインである。

これは古き昔の郷愁を誘い安心感を与えるためと、かのメーテル嬢も説明している。

そして、そこに気付いたのか、最近では旧型車両を使用するイベントが増えてきた。

これは昨今では珍しく、慶賀するべき現象である。

SLではなく電気機関車に引かせるケースもあるが、それも有り。

風光明媚な路線をひた走る旧型客車は宇宙を行く999のごとく美しい。

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春の3連休。もちろん墓参りはかかせないが、

何処かへ遠出しなければ3連休に申し訳ないだろう。

しかも、「18きっぷ有〼」

さて、どうするべぇ。と探してみると、丁度高崎から横川まで旧客を使用した

「SL碓氷レトロ」号なるものを発見した。

以前から高崎の車両区に置いてある旧客たちの存在が気になっていたので

これはいい機会かもしれない。

しかも、高崎の115系も併せて撮影できる。

これは一粒で2度美味しい。

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終点の横川には水上のように転車台(機関車の向きを変えるもの)が無いので

方向転換して帰ってくることが出来ない。

だから、横川へ向かう時は電気機関車に引かれて行く。

SLが客車を引っ張るのは横川から高崎の片道だけである。

ということは残念ながら標高の関係で下ってくる形での運行となる。

SLは登り坂で力を込めた時にいい煙が期待できるのは周知のごとく。

大きく煙をたなびかせて走る姿は期待できないがこれも巡り合わせ。

しかし、そのせいか、ギャラリーは少な目。

のんびり撮影するには丁度良いかもしれない。

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山の向うから汽笛が響く。

これは生で聞くに限る。

天気は快晴ではあるが、もはや春のそれで、やや霞がかかっている。

日照が強いと半逆光になる地点での待機なので好都合である。

SLの前に出発したステンレス製の普通電車が軽い調子で撮影地の前を走り抜ける。

次が真打ちである。

カーブの先の木立がSLの煙で白っぽく霞んでいる。

先程の普通列車とは違い1漕ぎ1漕ぎを噛みしめるように進んでくる。

よく絵本で見るシュー、ガッシュ、ガッシュ、ガッシュ・・・という感じである。

残念ながらポーはなかった。

あ〜まだるっこい。この格好良さを表現する術を残念ながら私は持たない。

だからSLは嫌いなのである(苦笑)。

SLが通り過ぎ、彼の吐き出した煙に巻かれる。

この日は石炭の匂いではなく

バラバラバラと水滴が夏の打ち水のように撒かれていった。

よく見るとカーブに差し掛かる場面では客車から多くの乗客が

先頭を行くSLをカメラに収めようと窓から身を乗り出している。

SLを撮りたいのであればここに来て2時間待ちなさい。

と言いたかった(笑)。

今回もおすそ分け程度の写真となってしまったが

少しは画面からSLの重厚感が伝われば嬉しい。

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高崎地区の115系の置き換えは思ったより進んでいた。

朝一番で撮影地に向かう列車の中ですれ違った以外日中は

ほとんどその姿を見ることが出来ない。

日中ダイヤが薄い時間帯は十分ステンレス製の新形車両で事足りるのである。

昨夏同地を訪れた際は、高崎駅は115系の基地であるかのように

当たり前にその姿を認識できたが

それも今は昔。

思えばJRも発足して30年である。

もう、国鉄を知らない若者も多い。

夕刻帰途につこうとしてやっとその姿を現した115系。

もはや、朝と夕刻、列車の本数が増えた際のみの波動運転になっている。

日中彼の姿を撮影するのは、いつかは企画されるであろう

さよなら運転の場でしか無いのかもしれない。

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しばらく高崎駅のホームにて115系の姿を眺めていると

ホームを挟んでではあるが同系統の列車の並びが実現した。

これが私がよく知る高崎駅の情景である。

115系を惜しんでホームから携帯カメラを向ける方々に遮られているが

確かにホームを挟んで出発待ちの115系が並んでいる。

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東京に帰ってみると書店に新しいDJ誌(ダイヤ情報誌)が並んでいる。

私の心を見透かしたように特集は

「VIVA!DRAFT2017特大号」

各地のSLの運行状況を詳しく解説している。

つい購入して次の計画を考え始めた。

なんだ、結局、結構好きなんぢゃん。SLのこと。

・・・・

そう、私は面倒くさい男なのである。

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