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標高642mの 生駒山上に 40mの高さの塔
昭和4年生まれ 現存する最古の 大型遊戯機械
古時計の振り子みたいな おおらかさ
たくさんの人々に 感動を与え続けているって
すごいなぁ 生き物のように見えてくる
動きはユルユル ぷかぷかパンダ
でも 意外と高くて 真下を見ると 足がすくむ
座っているだけで 山を境に 奈良と大阪の 両方を 眺望できるのが面白い
案内地図を見るより 全体の様子が 一気に把握できる
遠くからも よく見えている シンボリックな赤い鉄塔
ひっそり でもどっしりと 万葉歌碑
生駒山が 古代から 人々にとって大きな存在だったことを物語ってる
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建築
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詳細
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この門が 開かれているのを見るのも 中へ入るのも はじめて
なんて豪華で美しい 刑務所なんだろう・・
いつも遠巻きに眺めていた 重厚な煉瓦造りの建築
大日本帝国政府が 一等国であることを西欧諸国に
証明するため 国の威信をかけて造られた 明治五大監獄
その中で 原形のまま残り 現役で使われている
OnlyOneの 奈良少年刑務所
近代国家に生まれ変わろうとした時代の 人々の熱い想いの 形
中へ 入ってみると
監獄というより 威圧感のないやさしさに 感じる意外性
中学生の頃 上ヶ原の岡の上にある男子校の文化祭に行った時の
感覚とも似ていて 不思議な懐かしさも・・・
3年前の 山下洋輔さんのコンサートのMCで
山下さんが『今、近代建築の保存運動の会長しています・・
実は祖父 山下啓次郎が 建てた刑務所の〜』そのMCが
気になっていたこと
廃庁が決定し これが最後の一般公開の機会『奈良矯正展』と
いうことで 急遽 行ってみた
写真撮影不可の 内部を見学させていただいた印象は
とても整然としていて 作業場や訓練所も 綺麗
そこで生み出された 品々は 精密で温かみがあった
理容の国家試験は 100%の合格率と テープの解説が流れていた
個室は 2畳の畳が敷かれ 小さな洗面台 机 窓
厳しい だけど 冷たいのとは違う 落ち着く間
ふと 茶室を 想った
中庭も 小さな池があったり 小さな花が植えてあったり優しい雰囲気
その奥の方に 2棟残されていた 奈良奉行所時代の 木製の独房
『花燃ゆ』の中で トラ兄が捉えられていたシーンが 頭をよぎる
頑丈そうな木で 造られた 牢屋そのものが そこにあった
体育館では 入所者の展覧会も
精緻で 濁りのない色鮮やかな 水彩画や
素直な筆運びで 美しい見事な書の作品の展示に 驚いた
作品は その人そのもの・・・早く更生して
世のために 貢献できるようになってくださいね・・・
久しぶりにアルバム 山下洋輔『spider』を取り出し聴いていると
不思議なことに 同時に はじめて山下さんのコンサートに行った
20代前半の頃 受けた衝撃が 蘇ってくる
その時のラストソング『砂山』の 原形を留めない演奏スタイル
でもそこから 鳥取砂丘の砂紋のような 抽象画が
映像となって 頭の中を巡った体験が 重なる
山下洋輔さんのサウンドの源流が こんなところにあったんだなぁ・・
祖父と孫 ジャンルは違えど 熱き芸術家
いい形で 運用されますように
2013年山下洋輔コンサート記事
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心に残ったのは おもてなし空間の 清楚な美
従業員用食堂からは 従業員を 大切にしていた 主の 懐の深さが伝わってきます
納屋には 漬物樽 麹の引き出し
壮麗な 土蔵群
なまこ壁と 焼き板の モノトーンのバランスが 知的な美しさを 醸し出しています
書類蔵のほか 夜具蔵や 味噌蔵も・・
戸袋を見て・・・・・過日 冷泉家で聞いた話が ・・シンクロ
なるほどね・・・三重の扉に 思わず 立ち止まりました
今は 念入りに・・この内側に サッシが施工されています
蔵の保管力 乾湿調節機能について 美術館や 博物館関係者が 見直して
3.11以降よく 見学に来ているという話が わかる気がしました
中は 展示室になっていて
ひとつは 製塩の歴史を 解説 大変な工程で 塩が作られていたことを 物語っていました
もうひとつは アート館 でも単に 財産家が 高級品を収集するのと 異なる所蔵
地元の芸術家たちを サポートしていたのでしょうか・・
質実剛健 落ち着いた 佇まい
まわりの人々 文化に関わる人々への 関わりが
余韻のスパイラルとなって・・・敷地いっぱいに 響いているかのようでした
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