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藤井哲子 ART & MUSIC & 奈良
ART&MUSIC 出展告知 奈良まほろばソムリエ活動記

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無鄰菴

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山県有朋の 別荘 無鄰菴  
今はもう作り手のいない 波打つ ガラスのゆらぎノスタルジック

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個性的な 屋根の形状

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全体的に とても 緩やかな印象
小川治兵衛の 作庭
優しげ  バランス美  ホッとできる 三段の滝 

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洋館の二階  格天井 狩野派による障壁画で飾られた  ARTな部屋
まさか  こんな空間で
山県有朋 伊藤博文 桂太郎 小村寿太郎 らが
日露開戦直前の 外交方針を決める会議を 行なったとは

慈光院

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家紋が意匠の 和菓子をいただきながら
大和の山々を 借景に取り込んだ 庭を味わう
創建当初は 遠く吉野の山も ここからの眺望に 
含まれていたことでしょう
片桐石州の説いた 茶の湯は 
徳川4代将軍家綱はじめ 多くの大名も  学んだそう
茶禅一味
絵のない襖  ランダムなドットが 質素を飛び越え
洗練された印象を誘う

禅寺なのに 石が ほとんど無く
刈り込みによる表現 大和三山
柱の面取りによるラインも 横にたなびく曲線に
クロスするかのように  アクセント効果
大胆に 刈り込まれた木々  スケール感ある大きな寄せ植え
気持ちいい 開放感
時折  ミスト状の雨が 快晴よりもむしろ
いい風情を醸し出している

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先代 こ住職でしょうか ご年配の男性が
『ここまで おりていらっしゃい』声をかけられた
おっしゃるまま 縁に座って足を降ろすと あったかい
『この瓦はなぁ 今の瓦とちごうて 分厚いんや
この温かさはなぁ 昨日蓄えられた太陽の熱や  
龍の天井画は 観たか? あれほどよう鳴く龍はここだけや
試しに そこはいって 鳴してみなさい はよ!・・
ところであんた  なにか しとられるのか  ・・・
ほう・・ どんな絵を描いてるのか・・・
なかなかユニークな おかたやな
ここはな かの岡本太郎が 太陽の塔制作する前に来られて
大感動したと いわはったんやで
あんた もっとはよこな あかんやないか

おもしろいお話 たくさん 聞かせていただきました

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岡本太郎が 愛でた寺を あとにした

重森三玲庭園−2−

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三方正面七五三 ー磐境の庭ー (いわさかの庭)
 
真ん中の 尖った石を基点に
7−5−7
 3−5−3 
石組みの数 絶妙の 視覚バランス

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人工的に 石を配置した 春日大社祈りの場 
浮雲峰の磐境を 庭園に 映したかのよう

春日大社蔵 作庭記には 全体の7割を 苔庭に・・
前方約3割を 斜線による直線の白砂敷きとし
超自然的様式を 目指した・・と 記される

しめ縄を『七五三縄』と書くことにちなんで
どの方向から みても
7 5 3の石組みが 見えるようにして
神社らしさを 表現しているのです・・・と
秋田真吾氏の 解説

小堀遠州作 頼久寺庭園

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足利尊氏が命じて 全国に建立させた安国寺のひとつ 安国頼久禅寺の庭
備中国奉行 茶人 作庭家 小堀遠州初期の作庭
鶴亀を表現した 石組み
青海波を表現した サツキの刈込み
縁から眺める この角度は 実際より奥行きを感じる
小さなお庭だけれど 小高い位置にあることで 二条城のお庭とは 一味異なる感覚 漂う安らぎ
キュッと締まったミニマル感に 感じる潔さ 男前な庭といった感じ
この周辺の街並みが 素敵
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  戦国武将の 荒ぶる心を鎮め  
平常心を保つために  作られたという  国指定の名勝

後醍醐天皇の 厚い信頼を受けていたという 北畠顕家ゆかりの地
いまは 里山セラピーとでもいいましょうか   のどかなリズム横たわる里
だけど
戦々恐々の   南北朝時代   南朝護衛していた痕跡が 残る地でもあるのです
後醍醐天皇って まるで転勤族   本当に  転々とされていたのですね
そして そのまわりには  護衛だけで  人生の大半を費やしてしまう武将が 
たくさん存在したこと  その歴史が   地域に大切に守られていること

せいいっぱい 生きた人々が ここにもあった・・・・・
土地に漂う   目には見えない 思想の痕跡までもが
浮遊しているようです

神社の前の 趣向が珍しい  武将の庭園に  入ってみました

華美ではない  強さを感じる庭  
今の人に例えるなら  自分を飾ることを 超えて
コンサバを知的に着こなしてる  ハンサムな人が似合う庭でしょうか
本当に 庭も  色んな顔があるんだなぁ
ここは  京都にない  奈良とも違う  空間

潔いよいほどの   飾り気のなさ  
それは  嘘がない 感じ
薄っぺらさが 全くない   そういう感覚が  妙に 素敵で  落ち着きます

時の策士たちが   ここで 心をニュートラルな状態に 
リセットしていた様子に  心のチェンネルを あわせてみたのでした

・・・・・・・・・・・
近代美術協会展に  来てくださった皆様に
昨日   招待状  送らせていただきました
近々 お手元に 届く予定です  
今年も どうぞよろしくお願いいたします

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