|
3月のジーベック公演でお世話になった 照明デザイナーの市川さんの 訃報が入った
ご一緒させて頂くのが あの公演が 最初で最後となった
お目にかかったのは 本番までの たった5回ほどだったけれど
とても 強く印象に残る方だった
初顔合わせの日 私の都合に合わせて 10分ほどの時間のために わざわざ出向いて下さった
大きな手術を終えられたばかり・・・・・と あとで 演出家に聞いて 恐縮してしまった
初日 ホントに挨拶程度の 名刺交換だけだったけれど
強面の鋭い眼光の奥底に キラッ 温かいモノを たしかに感じ取った
劇団が 創立以来お世話になっている・・・というのが わかる気がした
スタジオ稽古場での 綿密な打ち合わせ
ストップウォッチ片手に 秒刻みで 詳細が 書き込まれていく
照明デザインノートに ぎっしり書き込まれた 化学記号か象形文字のような メモは 熱意の痕跡
疑問 提案を ビシバシ投げかけられる 勢いも 気持ちよかった
ステージ上の 演者を 少しでも 美しく 魅力的に照らしてやりたい・・・・
そんな声が 背中から聞えてきそうだった
劇団を 心から 支えておられるマインドが 伝わってきた
本番直前のゲネプロの時は 本当に 具合悪そうで
スタジオ近くで 転んで顔面に負われた 傷が痛々しかった
きっと足元もふらついて まともに歩ける体力も お持ちではなかったのだろう
それでも リハが始まると 細かいところまで 大きな声でチェックされていたのが 忘れられない
市川さんと 一緒に仕事させて頂いた時間は わずかだった
けれど 一緒に過ごす 時間の 長い短いは 関係ないなと つくづく思う
お会いできて ホントに よかった
短くても 濃い時間を 過ごせたことを 有り難く 幸せに想う
心から ご冥福を お祈りしたい 合掌
|
Meeting
-
詳細
全1ページ
[1]
|
劇団スタジオにて 舞台詳細の 打合せ
据え置き楽器 ピアノとシンセの 高さ 位置の決定
それぞれの 演者の 登場 退場 どう次へ繋ぐか (ゴスペルに関しては 備品確認後に決定)
ホリゾント幕の 使いどころ
ツリガネ草のサウンドを 発する場所と そのしつらえを どうするか
フォトショップ加工処理済みの スライド原稿の 確認 etc
照明さんと 初顔合わせ 名刺交換
『どんな 衣装? 曲調は? 詳細送って!台本完成したか?はよしてくれよ 俺は時間がないんやからな』
10分ほどで 風のように 帰って行かれたけれど 何なんだろう この インパクトは・・・・・
劇団創立以来の お付き合いだという 照明さん
弾丸のように 発せられるストレートな会話の様子から 演出家と息が ピッタリ合うのを 直感
ただ 光を当てるだけじゃあ ない
少しでも ステージに立つ者を 美しく 照らしてやりてぇんだ・・・・ 眼光が 語ってる
職人魂が 波動となって 伝わってきた
それにしても 随分早く 帰られるんだなぁと 思っていたら
実は 癌闘病中 私との顔合わせに 出向いて下さったのだと 聞かされた
熱い 職人魂に 触れ
萎えかけていた 背筋に パシーンと 芯が 通った気がした
ICUで格闘する母を 妹が 見守り
引き合わせてもらった 熱い 心意気
舞台・・・というものは ステージに立つ者だけで 成り立っているのではない
表には 出てこない 数々の 大きな支え 励まし 見守られてるという 実感
それぞれの 気持ちを 無駄にしてはならない ・・・・・・ 改めて 思ったのでした
|
|
職人さんたちとの 会話の中から 教わることは 多い |
コメント(0)
全1ページ
[1]


