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藤井哲子 ART & MUSIC & 奈良
ART&MUSIC 出展告知 奈良まほろばソムリエ活動記

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直島を 発つ時が 近づいた  船の時間を 確認
残った時間は 銭湯へ

『 I ❤湯 』  入浴できる 美術施設 
毒っ気たっぷりの 外観
内装ともに 大竹伸朗さん & クリエィティブユニット graf の作品
  
サイケな外観を 写メに 撮るだけじゃぁ 我慢できない
ここは 入浴して 観賞を・・・・

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体感する 美術鑑賞記の エンディングに ふさわしい 肌で感じる観賞
洗面台から トイレに至るまでの デコラティブアート 

森美術館で 観た インド美術の 展覧会の記憶とも 似た エナジーのカオス
タイの 暁の寺の タイルデザインとも 通点を 感じながら

『人間の エネルギーの 根元は ・・・ 』 が テーマになっているのだろうか
なんてことを  考えながら 脱衣所から 浴室へ

浴室内は 採光が うまく 取り入れられていて 
温室プールに 入ったみたい 
明るい 原色が 際立つ 

お湯に つかると 『 ひやぁー 』 一瞬 顔を 紅潮させながら 底を 観賞

ゆらゆら 揺らぐ お湯の 動きが 
DEEPなアートに 透明感や フィルター効果を 発揮・・・・ ウマいなーこの アレンジ

アジアンテイストとしての 江戸アートが 
見事なまでに 現代美術に 蘇って 表現されている

1920年代の ジャズを ヒップホップに 編曲したような 感じとでも 言いましょうか・・・・ 
音のコラージュを DJが紡ぐような・・・アートな世界
grafの 守備範囲の 広さには 驚かされる
 
お湯に つかっただけなのに 身体は サラサラ  

時が きた・・・・・・・お迎えの 船が 港に

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今なお 消化しきれないほどの 刺激を 与えてくれた アートの島に 
名残惜しさを 感じつつ  遠ざかる港

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宇野港に着くと 諦めていた 1本早い 電車が 発車しようと していた
だけど 余裕を持った アンダンテ 
もう ワタクシ 走ることはおろか 速足する 元気は ありませぬ

それでも 駅員さんと 車掌さんが こっちを見て 
大きく手を 振る  ・・・ まさか・・・?! もう時間は 過ぎてる

『 はやく はやく もう 切符は 買わなくて いいから とにかく 乗ってください!!』
『 は ・・・はーい ありがとうございまーす 』

駅員さんたち 何も聞かなくても 行き先わかるの・・?

せっかく サラサラになった 身体  
正直 走りたくはなかった  だけど
駅員さんの 温かいご厚意 フレキシブルな対応に 応えなきゃ ・・・ 
力を 振り絞って ダッシュ

昔 おばぁちゃんちに 行った時 乗った 
オレンジとグリーンの ツートンのJRは 今でも やさしかった

車窓から 流れる 景色が ちょっと センチメンタル気味の ハートに 
やさしく 語りかける

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芸術祭は 島だけの 範囲ではない
周辺の地域の人々の 芸術祭を 支える ささやかな 想いが 伝わってくる
素晴らしき 余韻

岡山までの 道のり ・・・・ 駅員さんも 改札口もない 開放的な 駅が 続く
まだまだ 日本には いいところが 残っていることを 実感しつつ

瀬戸内国際芸術祭の 復習を しながら 新幹線へと 向かった・・・完

  

直島 家プロジェクト

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直島 家プロジェクト を 巡りながら 
民家が 並ぶ 路地を 歩いていると
 
ここは もしかしたら 独立国なんじゃないか・・・・ そんな 気がしてくる
 
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バスの 車窓から みた 
校庭に ゾウの オブジェのある 白亜の小・中学校も
 
窓が 色んな形をした 役場も
 
のれんや おしゃれな表札を 掲げる民家も
 
すべてが 家プロジェクトを 応援しているかのように みえてくる
 
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家プロジェクトによる 現代アートが 面白く感じるのは
あるモノを 生かす ・・・ という ある種の “制限” が あるトコロ
 
そこに 足りないモノを 新しく創って 作品にしているところに
まるっきり新作では 味わえないような
時間の経過による重厚感や 温度感 といったモノが 加味されていくのだろう
 
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質の高い 現代アートは とても 刺激的
 
でも それは ただ ビジュアル的に 前衛的 だとか
技術的な レベルの話 というより
 
個々の 記憶を 覚醒させてくれるような 力が あるということ
 
何らかの “ 思い ” ・・・を 心に 残す という部分が 大きい
 
ここでの 観賞は 
観る・・・と いうより むしろ
体感する・・・といった方が 正確かもしれない
 
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『 石橋 』 の 倉は 千住博さん 創作の
ゴウゴウと 音が 聞こえてきそうだけれど  “ 静寂の空間 ”
 
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ちょっとした トコロにも ハートフルなアートが・・・・いっぱい
 
 
 

地中美術館 / 直島

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チケットセンターから 美術館までの 遊歩道
モネの 睡蓮を 深く観賞してください・・・・とでも 言うかのように
モネの庭園を 想わせる しつらえ
 
素通りしていく人が 多かったけれど

ここから すでに 美術館は 始まっている
 
よく 手入れされた イングリッシュガーデン風の 遊歩道から ゲートへ
 
自然こそが 外観・・・・という 発想のもと 
安藤忠雄さんによる 設計の 地中美術館の エントランスは とても さり気ない
 
自然への 優しさ 溢れる 外観を 持たない 地中美術館への
期待が 高まってくる
 
実際 足を 踏み入れると その発想に 驚かされること 多々
 
まず 展示室へ 行くまでの 通路 斜めの 回廊
自然光に 包まれながら 
コンクリートの スリット部分から 見える
プリミティブな 棒状の トクサを 眺めつつ ぐるっと 回って 館内へ
 
最初は ちょっと 長く感じられた 回廊だけれど 
歩いているうちに 精神状態が 沈静化され
 
美術品と 向き合う時には 
ちょうどいい 心の状態になっていることに 気がつく
 
それは 音楽で いうところの 序章に とても 似ている
曲が 始まって いきなり クライマックス・・・・・では 伝わるモノが ゼンゼン違う
 
音楽と 建築って 通じるトコあるなぁ・・・
 
モネの睡蓮の 前にたつ・・・・ 絵が 一番 喜んでいるような 気がした
 
モネが 追求した 光の表現が 最も生きる 展示法
移ろう 自然光の中で
ひんやり シッカリした 立方体に 切り込まれた大理石の 足元と  
壁面の 漆喰が持つ 独特の 白に包まれて ・・・ なんて 美しいんだろう
 
ずーっと この空間で 時を過ごせたら ・・・・
 
ジェームズ・タレルの 部屋では
 
まるで 光の 実体を 体感するかのような 不思議な 感覚を 味わう
奥行きの感じない 光の空洞に 入っていくという 
かつてない 体験的観賞 『 オープン・フィールド 』
 
体感的作品の 持つ 威力に 圧倒された想いで 
しばらく 茫然としてしまった
 
ウォルター・デ・マリアの 展示室でも
光が ポイントになっていて
 
時間とともに 採光状況で 作品が 劇変することを 予想させる 奥深い展示
しかも ブライアンイーノの空間のような 音

まさに ART&SOUND

入り口で 係員さんの忠告 『足音をたてずにご鑑賞を・・』の 意味が
ようやく 理解できる
作品は 空間全体で 表現する・・・・を 痛感させられる
 
休憩スペースの 家具類も 安藤さんによる設計で
天井の スリットから ゆるやかに 降り注ぐ 美しい光の下
自然木の 長椅子が コンクリートと よく あっている
 
美術館を 出たあとも 作品の持つ 量魂が 
流れ星の 余韻のように 響く かつて 体感したことのない
刺激的 体験
 
地中美術館 ・・・・ 私の もっとも お気に入り 美術館に 
浮上した事を 確信しながら 
次なる 観賞地へ 急いだ
 

李禹煥美術館 / 直島

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ベネッセシャトルバスに 乗って 
まだ完成して 間もない 李禹煥 ( リ・ウーファン ) 美術館へ
 
丘の間の 谷のような 場所で バスを 降りると
美術館の 前奏曲のような 作品が  
海に 向かうかのように 律動的に 点在
 
作品が 置かれてあることで 
この空間が さらに 広いモノに 感じる 不思議
 
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振り返ると 立ちはだかるかのように
幾重にも 安藤忠雄さんの コンクリート壁
 
高い壁に 遮断されたかのような 感覚になるけれど
一歩 通路に 足を 踏み入れると また 不思議
 
隔てられていることを 忘れてしまう 解放感が・・・・訪れる
 
イメージ 3
 
館内は 洗練の 極み 
瞑想的で 近未来的
 
だけど 禅の イメージにも 近いし
書の 世界観を 思わせる部分もあり
 
お写経時の 気分にも 近い 
 
極限まで シンプル化された 作品からは
圧倒的な エネルギーが 発せられ
 
雑念を 取り払ってくれるような 
心に カタルシスを もたらしてくれるような 感じがする
 
酷暑の 火照りが クールダウンしたような ひととき
 
建築の技と 作品が ピタッと 一致したとき
こんなに 大きな エネルギーに なるんだなぁ・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 1
 
犬島港から 直島行きの 船に乗り しばらくすると
右手に 直島が 見えた
 
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海上から見た  直島ベネッセの ミュージアム棟 その上に オーバル棟
 
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ベネッセハウス内に 入ると 数々の アートに 出迎えられる
過日 美術館内では 息苦しい 印象だった 草間弥生さんの作品も
自然の中に 個として 置かれていると 
全く 印象が 異なり とても CUTEで 魅力的に・・・・
 
つまり 彼女の作品は 室内では 収まりきらないくらいの
エネルギーを 発しているということ

パーク棟前の 立体作品
ここでは それぞれの作品が 最も ふさわしい場所に レイアウト

だから どの作品も みな 生き生きと 輝いている
 
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ベネッセミュージアムギャラリーでは 
数々の 心躍る 出あいが・・・
 
まず ・・・・・・ 生まれて初めて 購入したポスター 
ホックニーの 原画 『 木と空が映ったプール 』 との 遭遇
 
やはり アートは 原画を 観ないと 話にならないなぁ・・・
 
精巧に 再現された お気に入りの ポスターだったけれど ・・・ ゼンゼン違う
シャープだけど デリケートで 温もり感が 漂っている
 
原画の持つ 威力
アートは ホンモノを 観に行くに限る
 
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一度 観てみたかった ホックニーの『 ホテル・アカトラン中庭の回遊 』
柳幸典さんの 犬島とは 全く 別の顔した 『バンザイ・コーナー』
ジャクソン・ポロック  バスキア ジェームズ・タレル・・・・等々 
 
それは それは 贅沢で 濃い内容
 
安らぐ空間 だけど コンクリートの 隙間だとか・・・
とんでもない場所に アートが 潜んでいるので
とても 休んでなんて いられない
 
体も目も 全身全霊で 向き合いたい気分になってくる
 
ミュージアム棟の 周囲にも 注目
 
イメージ 6
 
壁面に 並ぶのは パーク棟地階の 鎮魂 祈りの空間を 
安藤忠雄さんと 共に 創り上げた
杉本博司さんの  写真作品

ここでは パーク棟の 杉本博司さんの 作品とは
異なる 陽の 表情を 観ることができる

屋外で 観る モノクロ作品・・・というのが とても 新鮮
 
左上 アンテナ状の作品は ジョージ・リッキー 『フォーラインズ』
 
浜辺にも 壁面展示絵画と リンクされた 彫刻作品が・・・・・
 
まるで アート探しの 探検隊にでも なったような 気分になって 心が騒ぐ

アミューズメント的 楽しみもあり 静かな アート観賞の場でもあり

その 両方を 両立させている ところが スゴイ
 
今まで 表参道ヒルズや 兵庫県立美術館での 印象が 
安藤忠雄さんの イメージだったけれど
ここにきて はじめて 安藤忠雄さんの ワークの奥深さを みた気がした
 
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蒜山高原の 濃厚ヨーグルトや 
オシャレに アレンジされた ベネッセの お食事
 
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だけど ・・・・ こういう所に来ると 
徒歩で 島本来の 景色を 味わいながら
地元の お食事処も ハズせない
 
ベネッセの素晴らしいところは 非日常の スペースとして 存在しながら
周囲の 日常に 溶け込んでいること
 
 

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