371系の一番の特徴と言えばやはり100系新幹線を彷彿とさせるような色遣い、そして流線形。
極めつけが大きな窓のダブルデッカーでしょう。
よく小学生の頃とか新幹線が在来線を走っているという考えられないようなことを言っている人が多くいました。
その当時まだ100系も東海道新幹線にいたので一般人では区別があまり付かなかったのでしょう。
そして車内も非常に贅沢な作りで、窓はワイドビューと言う名前に負けないかのように肘掛の下まで窓が
大きく、素晴らしい展望を望むことが出来ました。
静岡地区にはムーンライトながらでおなじみの373系が幅を広げていますが、その車両に交じって運転
されていたホームライナーに乗るときは一日の疲れが吹っ飛ぶかのように柔らかい座席でした。
たったの310円で乗れるだけあって非常にお得感があり、毎回利用していました。
3号車と4号車のJR東海唯一のダブルデッカー車は2階がグリーン車、1階が普通車と言う風に分かれており、
グリーン車はJR東海の中でも特に異彩を放つ空間でした。
残念ながらホームライナーでは利用できないため一度も利用したことがありませんが、個人的には
普通座席でも最近の特急に比べると格段に柔らかいので必要ないのではと思うくらいです。
来年3月にあさぎりより引退し、その後は団体列車に改造したうえで来秋からまた運行を予定しています。
一つ気になるのが、ホームライナー運用はどうなるのかということです。
多分現状を考えると、団体列車だけでは暇をもてあそぶのでホームライナーだけは残ると思います。
来春と残り少なくなりましたが、これからの季節は空気も澄んで富士山が一年の中で一番きれいな時期です。
富士山をバックにあさぎりに乗って旅に出る。これほどの贅沢なことはありません。
この冬有終の美を飾れるよう最後まで見守っていこうと思います。