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農業

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北九州市学校給食

  当農園は、JAの出荷グループを通じて、北九州市の学校給食の食材に、小松菜・ほうれん草・大葉春菊を、年間を通じて出荷しています。
  平成23年から全中学校で給食が実施されるようになり、現在、市内の全小学校・中学校・支援学校の子どもたちが給食で食べています。
  地元産の野菜が使われ始めたのは平成7年で、僕の父も生産者側として、北九州市学校給食協会や中央卸売市場と取り引き交渉を行いました。
  現在は、通年、様々な地元産の野菜が使用され、地元食材づくしメニューもあるほどです。特に小松菜は、周年使用されています。
  僕は北九州市では4年間教師をしましたが、給食指導はもちろん、社会科や食育の授業で生産現場の様子を伝え、子どもたちに農業や食育について調べたり、考えたりさせてきました。特に思い出深いのは、初めての小学校担任時、北九州小倉特産の大葉春菊の授業で、生産者や市場関係者をインタビューした動画を見せたり、地元農家の圃場に見学や質問に行ったりして学習を進め、学んだことを子どもたちが模造紙やスライドにまとめて授業参観で発表しました。その後、これをJAの何かの総会で特別発表してほしいという依頼があり、子どもたちが作成したものを紹介しながら講話したことがあります。当時の子どもたちが一生懸命に学ぶ様子や地元食材を味わいながらワイワイ給食を食べる姿を思い出すと、いつも自分自身のモチベーションを上げてくれます。
  給食出荷は、消費地が地元、しかも将来を担っていく子どもたち、成長期の子どもたちいう対象が決まっているので、生産者としても責任を持って、安心・安全で栄養価の高い野菜を届けたいという思いで仕事をすることができます。これにより、出荷グループ全体の栽培技術や生産管理能力の向上を図ることができます。また、相場に左右されない相対契約ということで、安定生産、安定出荷ができ、給食の予算と生産者の収入面が両立して確保できる利点もあります。
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  今年度最後の給食への出荷は、小松菜、88ケース、880kgでした。
  刻まれて、すまし汁の具材だそうです。
  来年度の給食出荷に向けて、既に作付けしていますが、農業を通じてずっと学校教育に関わることができる喜びを感じます。

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農作業事故

  農水省の発表によると、2017年の農作業死亡事故は、死者数は前年度より8人減の304人でしたが、農業就業者10万人当たりの死者数は16.7人となり、農業就業人口が減少しているため、就業人口当たりの死亡者数が増えました。
  また、10万人当たりの死亡者数の内、65歳以上は21.2人、80歳以上は全体の約40%を占め、高齢者の死亡事故が増える傾向が続いています。 
  65歳未満では、10万人当たりの死者数は7.9人で、死亡事故が多いと言われる建設業全体の6.5人を上回っているのです。全産業では1.7人なので、農業が突出して多いことがはっきりしています。福岡県は全国で4番目に死亡者が多いことも分かりました。
  事故死の要因の3分の2以上(69.4%)は、農機による事故です。211人が主にトラクターの事故で死亡しています。その他は、熱中症による死亡者も22人と前年より3人増えています。
  農水省は、「まずはワンチェック、ワンアクションで農作業安全」をテーマに掲げて訴えていくとして、死亡者を2013年に350人だったのを2018年には298人にする政策目標を掲げていますが、今回の概要と現場にいる僕からすると、そんなことでとても減少するようなことではないと思います。
  JAグループの取り組みを調査した報告によると、農作業事故の発生状況を把握しているJAは全体の37.2%、農作業安全年間取組計画の策定は31.8%でしかないのです。しかし、今後も40%に近いJAがこれらの対策に取り組まないという回答をしています。JAは自己改革を進めているとよく言っていますが、ふざけてるのかと憤りを感じる現状です。
  農作業中に、僕も危険を感じたことは度々あります。忙しく、仕事や時間に追われている時は尚更です。例えば、トラクターで狭い圃場の畔越え時にタイヤが畔から落ちそうになったり、耕起する管理機を圃場の外に押して出す際、坂道を機械が上りきれずに途中から下がってきたりしたことがあります。もし、トラクターのタイヤが落ちていたら横転して崖下に転落したり、下がった管理機の重さで下敷きになったりしたかもしれません。間一髪です。特に多いのは草刈り時、弾いた石やチップソーのチップが当たって、服の上からも血がにじむことが何度もあります。
  条件の悪い圃場ほど、危険が沢山あると思います。しかし、日本は国土の約65%が山間地域です。農地はもちろん、地域の環境保全や様々な事情で、そこで農業をしないわけにはいけません。僕もその担い手の1人です。
  今のところ、安全を第一にする、順番通りに仕事をする、機械の使用方法を遵守する、これらのことくらいしか対策ができそうにありません。圃場整備や高性能な農機の導入、AIやICTの活用等、国は推進していますがまだ現実的ではありません。
  農業の現実を沢山の人に知っていただき、身近に売っている米や野菜等の農産品は、農業者が命を削って作っていることを考えてほしいと思います。

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海と山の暮らし

  僕は山間部の農村で生まれ育ったので、中学生の頃、陸上部の先生から「米や野菜ばかりじゃなく肉を食べろ。」と言われていました。中学2年生で165cm、50kgでしたので、線が細い短距離選手でした。スキャモンの発育曲線の一般型では14歳は60%程度なので、筋肉量は当然発達途上なのですが。当時、これまで以上に肉を食べて、筋力トレーニングやウエイトトレーニングも沢山やらされましたが、体重はあまり増えず、腰痛や肉離れを起こして続けていきました。
  ちょっと話題がジュニア期の発達段階に適した運動に流れつつあるので戻して、山村であっても、実は肉も魚にも恵まれて育ちました。
  肉は、スーパーでも買いますが、小倉牛の畜産農家から堆肥の原料を入れてもらっていた関係で、よく小倉牛が食卓に並んでいました。さらに、狩猟が解禁されると、猪の肉を近所の猟師さんからいただいていました。今で言うジビエですね。
  魚介類については、市場に出荷に行った後に、中央卸売市場の中の魚市場で、水揚げされたばかりの魚を買って帰っていました。母の実家が鮮魚店で、当時は身内で鯛専門の仲卸をしていたので、様々な旬の魚介類を食べることができる環境でした。野菜を漬ける200年以上のぬか床があるので、小倉名物の鯖や鰯のぬか炊きは、数日に一度は必ず食べて育ちました。
  今は、僕も野菜を出荷して、
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魚市場で水揚げされたばかりの鮮魚を見て回るという
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両親や祖父母と同じような、海と山がリンクした生活を送っています。
  北九州小倉は、海と山が近く、北九州都市圏は100万人の消費地なので、地産地消が実現できる地域です。しかし、市内の自給率は3%ととも言われています。特に北九州市は環境エコ都市、持続可能な開発目標SDGs未来都市を掲げているので、地元の生産者がもっと頑張って、地元の食材を市場にしっかり安定的に出荷していくことが求められていると思います。

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野菜〜年末年始編〜

 藤堂農園では、生産している農産物の全量を北九州市中央卸売市場に出荷しています。
 年末年始のこの時期が最多忙期となり、主力品目が「水菜」「小葉春菊」「大葉春菊(鍋旬ぎく)」です。
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 市内を中心に地元大手スーパーや老舗青果店で取り扱っていただいていますので、よろしくお願いします!!
 現在、クリスマス前からお正月までに500ケース・11000袋の出荷を最低目標に収穫作業を進めています。青山学院大の駅伝メラメラ作戦ではありませんが、この時期はメラメラ夜中も頑張らなくてはなりません!
  それとは別に、僕の「1人農園」では冬季も多品目の野菜を栽培しています。
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 気温の高い日が続いた影響で、中耕後に除草が必要になりましたが、夏野菜よりも管理しやすく、有機肥料がよく効いてスムーズに成育しました。
 これらを「採れたて野菜セット」として限定販売しています。発送はしていませんので受け取りにお越しいただくか、ランニングクラブ練習会、トレーニングや施術でお会いする時に、前日までにご注文いただければご用意しています。
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 野菜セットの内容はお任せで、その時の相場も加味した額で1,000円から5,000円までご用意しています。
 例として、白菜1玉、キャベツ1玉、ブロッコリー3株、かぶ1本、小松菜400g、ほうれん草300g、春菊250gで1,000円セットです。よろしくお願いします!!
 皆さんが年末年始に美味しい野菜を召し上がっていただき、家族や友達と楽しく健康に過ごせますようお祈りして、毎日の仕事に励んでいこうと思います。

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  北九州市立小中学校の学校給食に「小松菜」を出荷しています。
  通常はビニルハウス内で栽培していますが、他品目の作付けもあるため、今回は露地栽培です。気温が低い時期なので害虫のリスクが下がり、霜が降りるまでは露地も可能です。
  当農園は、今回は20ケース、100kg分です。JA北九小松菜共販部会の会議で、事前に出荷数量を部会員に振り分けています。
  露の落ちた日中に収穫、調整作業、水洗いをして専用の段ボール箱に詰めます。
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  この日は春菊も荷作りしたので、一緒にトラックに積み込みました。
  18時までにJAの集荷場に出荷し、その後、運送業者がトレーラーで北九州市卸売市場へ運び、予冷施設内で5℃で管理します。
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  市場では翌日6時から競りが始まりますが、小松菜は給食用なので、北九州市学校給食協会の担当仲卸業者の元に引き渡され、各学校に必要な数量に分けられて、その翌日に学校の給食調理室へ配送されます。
  地域でとれた農産物を地域で消費する「地産地消」は、「知産知消」とも言われています。消費者が地元の産物を知る「知産」、素材を活かす食べ方を知る「知消」です。先日、中学生が考案した小松菜料理が給食メニューに採用されました。まさに地産地消と知産知消の実践です。
  直売所等でない限り、僕たち生産者から消費者の顔が見えにくいと言われることがありますが、全くそんなことはありません。例えば、学校給食用小松菜では、畑で子どもたちのことを考えて減農薬栽培に取り組んだり、使用されるメニューをイメージしながら出荷作業をしたりしています。地域の子どもたちや先生から「美味しかった!」と声をかけられることも。
  今後、中学校理科「生物・育成」の授業で、栽培を通じて農業への関心を高めてもらえるよう、農業者から何かしらの発信ができるようにしたいと思っています。

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