|
12月28日に芝居塾ten祭の舞台公演
「ごきぶり五郎兵衛物語」
の舞台公演をしました
今年は多治見・土岐・瑞浪の、小4から高3までの、22人が参加してくれました。
元気な目立ちたがり屋はもちろん、学校では友達関係が苦手だったりうまくいかなくて、なかなか登校できない子など、色々な子がいます。
「一人として同じではない声・体つき・動き方…その個性にぴったりの役がある。
そして、一度決まったら、それがどんなに短い台詞でも、その人が居なかったら舞台が
成立しなくなる。全ての役が繋がっている中で、そのままの自分が大切な存在だと
知ってほしい。自分を好きになってほしい。」
仕事先の小学校の子どもたちに芝居塾を作った理由を聞かれて、そう答えると、
小五の女の子たちが、数人 集まってきて、
「どうしてそんなに優しいの? それ、私が私のままで良いっていう事でしょう?私
いつも、このままじゃいけない。変わらなきゃ、って思うの。」
「私も。私のままなんて駄目だと思ってた。私なんて要らないんじゃないか。生きてる
意味あるのかな。とか考える時もある。」
と、口々に言い始めました。決して特別ではない、いつも明るい、普通の子たちです。
私自身も子どもの頃、
「私は生きてていいのかな。」
という問いを、何度も自分に投げかけました。
今回の劇の中で五郎兵衛は、
「おれは人間たちから忌み嫌われ、仲間の虫たちからさえも軽蔑される。こんな俺に
生きている意味があるのでしょうか」
と、お月様に問います。そして月は
「尊い天の親神様がお創りになられたもので、大地に生命を受けた
意味の無いものなど、いる筈が無いじゃろう」
といいます。
五郎兵衛の哀しみは、多くの人が持つ哀しみだと思います。そして、そこに向き合って
初めて、他人や自分に対して慈しみ深く、寛容になれるのではないでしょうか。
毎回公演が終わると、
「あんな難しい芝居を子どもにやらせて、どんな意味があるの?子どもに
わかる筈がない」
と、言われる事があります。けれども私は3年間、子どもたちと共に芝居という一つの
世界を創造し、いかに子どもたちの感性が大人の想像を超えてすばらしく、難解に
思われる物語をも深く理解しているかを知りました。
今回のポスターは中学生に、パンフレットは高校生に作ってもらいましたが、そこに
抜き出した台詞は、まさに、物語の核心と言える台詞でした。
ホスターを作った高校生の抜き出した言葉も。
子どもたちは、小学生が難解な台詞にあたっても、いとも楽しげに丸覚えをし、
そして、その台詞を何度も何度も練習するうちにその意味まで理解していきます。
その上、ふざけてばかりで、人の芝居をまるで見ていないような子が、全員の台詞を
覚えていたりします。学校を嫌がる子どもまで、何故かここには来たがります。
普通なら絶対友達にはならないと思われる、年齢も性格もかけ離れた子たちがじゃれ合ったり、一緒にくつろいでいたり、そんな微笑ましい光景が沢山です。
川手先生は、このような活動に、
ずっと無償で来て下さったているばかりか、資金が足りなくなると、交通宿泊費を、
自分で出されます。初年度は20万円以上、2年目は3万円。今年度も10万円足りない分を、川手先生と主催者で折半する形になります。
☆芝居内容☆に先生の略歴を載せていますが、こんなにすごい先生が、利害を超えて無償の愛で
来てくださっています。
そして、そんな事も含む諸事情から来年と再来年は芝居塾をお休みします。
でも、子どもたちが必要としてくれているから、2年後、必ず復活させたいと思っています。
まだまだ、報告書とか、会計報告の残務処理が残っています。
がんばります。
|
はじめまして、コメントありがとうございます。子どもさんの感性のすごさは僕も感じることがあります。
とりあえず今回は、足跡残しで・・・今後ともよろしくお願いします。
2009/1/5(月) 午前 3:01