芝居塾ten祭

プロの演出家と10代の子どもによる演劇☆

☆感想と報告☆

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Kさんから追加の感想が届いたので載せますね。

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先日の感想には書かなかったことでもう一つ印象深いことがあります。

物語そのものについてですが
「ゴキブリ五郎兵衛」の世界観では、「人間の生活の中におけるゴキブリ」ではなく

「何億年と地球の環境に適応してきたゴキブリ五郎兵衛」たちと
「その間たった数百年ちょっとの時代を共にした『人間』との関係」という点で

通常の僕たちの価値観とは、180度違う世界観で世の中を眺めるヒントをもらったような気がします。

そんなこんなで子どもたちが素晴らしかったのはもちろんのこと
物語そのものもものすごく深〜いテーマだと感じました。本当に観れて嬉しかったです!!

##---##---##  以上Kさんより  ---##---##


太古の大トンボのメガネウラが未来を見通して
「人間は更に頭脳を発達させ、あるいは木、あるいは石を使って、とても立派な
 『家』という名の住居を建てるようになります。そこへも君たちの種の幾つか
 がついていくのです。」
と、太古のごきぶりプロトファスマに言うと
「共存共栄ではないですか!」
と、当然の事のように言います。
虫の世界では、そういった共存共栄は当たり前の事で、一本も木の樹液を、あらゆる
虫が分かち合うから、人間がごきぶりを嫌う理由が分からないんですね。

「食物連鎖の頂点どころか、その緊密な鎖自体をバラバラにしてしまうほどの
 恐ろしい化物・・・」
と、大トンボに言われる人間は、同じ地球の食物連鎖の一部である事を思い出さなくては
いけない時期に来ているようですね。

観劇者Kさんからの感想

去年スタッフとして手伝ってくれたKくんからの感想です。

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芝居塾の皆さん

先日はどうもありがとうございました^^

今年は全くお手伝いに参加できませんでしたが
当日楽屋入りした瞬間に子どもたちにもみくちゃにされ
ちゃんと覚えていてくれたんだなと思って、まずはそれが一番嬉しかったです^^

子どもたちは3年目ということもあって慣れてきたせいか
オーディションから練習、そして一番緊張するであろう本番前の楽屋でも
「気負い」とか「上手くやらなきゃ」という空気はほとんど感じさせず

「演じることで何かを得よう」ではなくて
「演じることそれ自体が目的」であるように、僕の目には映りました。

実際演じている時の彼らは、台詞がどうこうよりむしろ「舞台の上で自分を表現する楽しさに浸っている」あるいは、どの子も「自分自身が一番楽しんでいる」という印象すら感じさせてくれました。

オトナになるとどうしても「結果」が先行してしまい
「○○をすることによって○○を得る」というパラダイムの囚人に成り下がってしまいますが

その意味で子どもたちの姿というのは、執筆活動に励んでいる私にとっては、「今書いているこの時間が楽しめないなら、書くのはやめておこう」という気持ちにさせてもらいました。

そして最終的には「結果」はどうでもよくなり、芝居塾の子どもたちのように、「この文章を書いている今が楽しい。だから書いている」という境地に至ることができました。

長くなりましたが、こんな気持ちの変化を与えて下さった芝居塾ten祭の子どもたち、スタッフの皆さん、川手先生には心から感謝しています。

PS. もし良かったらこのメッセージを子どもたちにも届けてあげて下さい。心から感謝してるよっって、言ってあげて欲しいです!!

  12月28日に芝居塾ten祭の舞台公演

 「ごきぶり五郎兵衛物語」

 の舞台公演をしました

 今年は多治見・土岐・瑞浪の、小4から高3までの、22人が参加してくれました。
 元気な目立ちたがり屋はもちろん、学校では友達関係が苦手だったりうまくいかなくて、なかなか登校できない子など、色々な子がいます。

 
「一人として同じではない声・体つき・動き方…その個性にぴったりの役がある。
 そして、一度決まったら、それがどんなに短い台詞でも、その人が居なかったら舞台が
 成立しなくなる。全ての役が繋がっている中で、そのままの自分が大切な存在だと
 知ってほしい。自分を好きになってほしい。」
仕事先の小学校の子どもたちに芝居塾を作った理由を聞かれて、そう答えると、
小五の女の子たちが、数人 集まってきて、
「どうしてそんなに優しいの? それ、私が私のままで良いっていう事でしょう?私
 いつも、このままじゃいけない。変わらなきゃ、って思うの。」
「私も。私のままなんて駄目だと思ってた。私なんて要らないんじゃないか。生きてる
 意味あるのかな。とか考える時もある。」 
と、口々に言い始めました。決して特別ではない、いつも明るい、普通の子たちです。

 私自身も子どもの頃、
「私は生きてていいのかな。」
という問いを、何度も自分に投げかけました。


 今回の劇の中で五郎兵衛は、
「おれは人間たちから忌み嫌われ、仲間の虫たちからさえも軽蔑される。こんな俺に
 生きている意味があるのでしょうか」
と、お月様に問います。そして月は
「尊い天の親神様がお創りになられたもので、大地に生命を受けた
 意味の無いものなど、いる筈が無いじゃろう」
といいます。


五郎兵衛の哀しみは、多くの人が持つ哀しみだと思います。そして、そこに向き合って
初めて、他人や自分に対して慈しみ深く、寛容になれるのではないでしょうか。


毎回公演が終わると、
「あんな難しい芝居を子どもにやらせて、どんな意味があるの?子どもに
 わかる筈がない」
と、言われる事があります。けれども私は3年間、子どもたちと共に芝居という一つの
世界を創造し、いかに子どもたちの感性が大人の想像を超えてすばらしく、難解に
思われる物語をも深く理解しているかを知りました。

今回のポスターは中学生に、パンフレットは高校生に作ってもらいましたが、そこに
抜き出した台詞は、まさに、物語の核心と言える台詞でした。
ホスターを作った高校生の抜き出した言葉も。

子どもたちは、小学生が難解な台詞にあたっても、いとも楽しげに丸覚えをし、
そして、その台詞を何度も何度も練習するうちにその意味まで理解していきます。
その上、ふざけてばかりで、人の芝居をまるで見ていないような子が、全員の台詞を
覚えていたりします。学校を嫌がる子どもまで、何故かここには来たがります。

普通なら絶対友達にはならないと思われる、年齢も性格もかけ離れた子たちがじゃれ合ったり、一緒にくつろいでいたり、そんな微笑ましい光景が沢山です。

川手先生は、このような活動に、
ずっと無償で来て下さったているばかりか、資金が足りなくなると、交通宿泊費を、
自分で出されます。初年度は20万円以上、2年目は3万円。今年度も10万円足りない分を、川手先生と主催者で折半する形になります。

 ☆芝居内容☆に先生の略歴を載せていますが、こんなにすごい先生が、利害を超えて無償の愛で
来てくださっています。
そして、そんな事も含む諸事情から来年と再来年は芝居塾をお休みします。

でも、子どもたちが必要としてくれているから、2年後、必ず復活させたいと思っています。

まだまだ、報告書とか、会計報告の残務処理が残っています。
がんばります。

今日は芝居塾の体験説明会でした。

昨年度の終了時に

「来年、絶対に行く」

って言ってた小学6年生が、部活で参加できなかったり、

高校を卒業して、生活が変わってしまった子などもいたけど、

再参加が17名・初参加が6名集まってくれました。

今日は授業参観や学校行事来れないけど参加してくれる方の連絡も数人入っています。

初めは緊張していた初参加者も、ゲームが終わる頃には笑顔になって、

寸劇も楽しんでやってくれていました。

浦島太郎をもじって作った裏山太郎では、助けた鹿に連れられて裏山で過ごした

裏山太郎が村に戻ると、ずっと時が経っていて、玉手箱をあけるとおじいさんに

なり、鶴になって飛んでいくというお話でした。

桃太郎は、弱い犬・猿・きじがすぐに鬼にやられて、桃太郎が愛読書鬼のを取り上げると

それが鬼の弱点だったというお話でした。

今回、体験に来れなかったかたも、まだまだ参加できます。


オーディション(配役決め)
7月4日(金)18時〜21時 土岐市文化プラザ第1研修室
7月5日(土)9時〜12時 土岐市文化プラザルナホール
       上記のどちらかに来てください

そのままの自分

私が支援員で行っている小学校の5年生の女の子、Aちゃんに、

「どうして、芝居塾とかやってるの?」と聞かれた。

「優しい声や、元気な声、たどたどしいしゃべり方や乱暴なしゃべり方でも、ぴったりの台詞が
 
 あるでしょう。ぴったりの役に当てはまった時、その子のその特徴は、芝居に無くてはならない

 物になる。そのまんまの自分が生かせる場を、皆に提供したかったの。」

と、言ったら、

「どうして そんなに優しいの? それ、わたしは私のまんまでいいっていう事だよね。」

と、Aちゃんは言った。

その言葉の裏にかくれている、Aちゃんの気持ちに、胸がドクンとなった。

「私、子どもの頃、『どうせ自分なんて・・』とか、よく思ったから、皆には、そのままの自分を

 好きになってほしかったの。」

と言うと、

「私も思う。こんな私なんて、どうしてこんなにダメなんだろう・・・とか。」

すると、Yちゃんも

「私も私も。どうして生まれてきたんだろう・・・とか思う。」

隣のMちゃんも、しきりにうなずいていた。

「そうだよね。ちょうど、みんな位の年から、そういうこと考えはじめるんだよ。その時、気持ちが

 わかってくれる人がいなかったら、辛いでしょ。そんな時、嫌な事があると、死にたくなったりも

 するだろうし。」

「えー!!こんなこと、皆も考えるの? Yは、自分だけかと思ってた。」

「うん。多いよ。中学生くらいが一番考えるかなー。男の子はちょっと遅いかもしれないけど。」

そう答えたら、みんな「ふーん」と、ほっとした様子だった。

「でも、このクラスはいいよね。みんな、生き生きしてて、そのまんまの自分でいられるでしょ。」

「うん。わたし、このクラス、だーい好き。」

「私も!」


本当に、珍しいくらい良いクラスです。男女はもちろん、勉強ができる子もできない子も、

スポーツができる子もできない子も、全然隔たりも、こだわりもないのです。

大人の目ばかりを気にする「おりこうさん」も居なくて、みんなそこそこ、おタンチンです。

ノリが良すぎて、うるさ過ぎるので、手のかかるクラスだけど、信じられないくらい良いクラス

です。私もこのクラスが、大好きです。  芝居塾と、ちょっと似ています。

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