がんばむらー

最近、レノファに気持ちが持って行かれないか不安

ガンバコラム

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ガンバの岩下選手が行ったラフプレーについて、私なりの考察

少し冷静に岩下選手が広島の清水選手に行った「体当たり」(画像を見る限り肘打ちよりも適切な表現。肩から体当たりすれば肘が当たるのは当然であるが、肘打ちのダメージが大きければ、清水選手は胸かお腹を押さえて倒れるはず)について考えてみたいと思う。

ちなみに当日、私はガンバ側のゴール裏にいたが、正直現地では何も分からなかった。

(最も遠い位置でボールと関係ないところの行為なので、当たり前ではあるが。)

その後、ネットの動画などを見て状況を知った次第であるが、この処分の是非について考えたい。

 

今回、審判がこの行為を見逃したことがそもそもの発端なのだが、審判がこの行為を見ていたらどういう処分だったかをまず考えてみる。

おそらく最も妥当なのが報復行為、レッドカードで退場、1試合の出場停止であろう。

ただ、今回の場合は体当たりに来ているのが清水選手側で、それに対して肩をぶつけ返した感じの対応なので、イエローカードで済んだ可能性もある。

(何戦だったか忘れてしまったが、今年米倉選手がライン際でタックルされたことに怒り、両手で相手選手を手で小突いた行為があったが、あれはレッドカードかもと私は思ったが、実際はイエローカードだった。おそらくプレーの質的には同等であろう。)

 

岩下選手の行為を、身体的なリスクとフェアプレー精神、の2面から考えてみたい。鳥栖のキム・ミンヒョク選手が顔を踏みつけ4試合も出場停止になったのは、身体的な危険度がはるかに高かったからだ。この行為と岩下選手の行為を「身体的なリスク」で並べるのは無理がある。岩下選手の行為はあくまで体当たりである。今回の件が大きく取り扱われたのは身体的なリスクよりも、「オンプレーではないところで故意に行った」という精神的な要素が大きな影響を与えていると考えられる。しかし、よく考えてみて欲しい。セットプレー後に相手選手が自陣に帰る途中で意図的に体をぶつけるようなことは、実はしょっちゅうみられる行為で、事実、清水選手がそうなのだ。これもアンフェアである。そして、大げさに倒れる演技も、見方によってはシミュレーションでアンフェアな行為である。もし、岩下選手が、清水選手に体をぶつけられた拍子に倒れる演技をしていたらどうなったか?おそらく、お咎めなし、よほど厳しくてもイエローカードだろう。だが、岩下選手はこれに反応して、体をぶつけ返してしまった。サッカーでは、最初にやった行為よりも報復行為に厳しい(報復行為の助長を防ぐためだと理解しているが)。だから、「フェアプレーの精神」的な意味では岩下選手の方が悪質であり、レッド、もしくはイエローカード相当が適当なのだ。そして、おそらくJリーグは試合中に岩下選手が足を蹴られたりしていたことを、情状酌量して、イエローカード相当と判断したのではないか。

 

もう一点、動画に残った行為を後から処分することについて考えたい。もし、岩下選手の行為を、動画の内容を見て後からレッドカード、もしくはイエローカード判定したとしよう。そういうことをいちいちやっていたら、試合中に相手の行為を録画して、リーグに送りつけたり、ネットに流したりして、処分が次々と増えてくる。それは、カードのみならず、「ゴールラインを割っていた、いや割っていない」、「オフサイドだった、いや、オフサイドではない」、などの論争になり、カードだけ後から修正することに疑問が生じるようになる。基本的な姿勢として、後から試合結果の修正はしない、ということにしないと、ゲームの結果が覆ってしまう。あくまで、試合中に審判が認めたことがすべてなのだ。ただし、身体的なリスクが高い場合については、おそらく選手の命を守る意味で、現状は例外として処分されている。だから、キム選手は後出しで処分された。現状、Jリーグは、動画による後出しの処分は、「フェアプレーの精神的な意味での追加処分はしない、身体的な危険度によって処分を決める」という姿勢だと理解できる。

 

勘違いしてほしくないが、フェアプレー精神に則ると、岩下選手の行為は認めがたいものであり、審判が見ていればレッド、もしくはイエローカード相当である。しかし、審判が見ていなかった以上、後出し処分は「厳重注意」なのである。今後、考えるとするならば、動画での処分基準を明確にすることであろう。それを設定することで、より議論が深まると思うし、Jリーグの方向性が見えてくると考えられる。

 

以上が岩下選手の行為に対する私の考察である。

 
 

最後に、ACLのアウェー、ガンバ対広州富力戦を見て欲しい。広州の選手が如何に身体的に危険なプレーをガンバの選手に行っているか。はっきり言って、無茶苦茶である。ガンバは選手生命をかけて1試合を行っていた。そして、そこに負ければ、やれ甘いだの、フィジカルが弱いだの、狡猾さが足りないだの言われる状況で。そこをガンバは勝ち抜いた。一方、Jリーグでは、ちょっとしたプレーでコロコロと転がってファールをもらう行為が横行しており、ガンバ戦の広島はまさにその最たるチームだった。異なる2つの基準で戦うガンバの戸惑いは理解できる。ガンバはもともとファールも少なく、広島と同等のフェアなチームだ。だが、やはりそれだけではアジアを戦えないのだ。J2に落ち、長谷川監督になり、確かに荒いプレーが増えたように思う。だが、神戸などは常にガンバ以上にファイトしてくるし、この前の新潟だって身体的に危険なプレーが多かった。それくらいファイトしている姿を望む者もいれば、負けても潔くフェアなプレーを希望する者もいる。どちらが正しいのか、日本が目指すサッカーはどこなのか。その答えは観客が決めればよい。今のガンバが見たくなければ、客は減るだろう。今のガンバを応援したければ、客は増えるだろう。私は、再びガンバのチャントを歌うだろうし、岩下コールをするだろう。しかし、岩下選手が「身体的に危険なプレー」を故意にするならば、ブーイングするだろうし、試合を見なくなるだろう。それだけの話。


久しぶりの記事が、なんだか嫌な記事になっちまったな。もっと楽しい話題書き込めるようにしよう。

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