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ついにこの男が阪神を去る件について
浜中がトレードでオリックスへ…リベンジ宣言「交流戦で頑張る」
2007年11月27日(火) 8時1分 サンケイスポーツ
阪神の浜中治外野手(29)、吉野誠投手(30)とオリックスの平野恵一内野手(28)、阿部健太投手(23)の2対2の交換トレードが成立し、26日発表された。虎から“放出”された浜中は通告の席で「交流戦で頑張ります」とリベンジ宣言。同日に来季の交流戦日程が発表され、阪神とオリックスはいきなり5月20日の開幕戦(京セラD)で激突する。
非情の宣告だった。尼崎市内のホテルで、浜中は編成担当者からオリックスへのトレードを通告を受けた。11年間着たタテジマを脱ぐときが訪れるなんて…。悔しさを押し殺し、気持ちをすぐに切り替えた。通告の席で、いきなりの“宣戦布告”だ。
「交流戦もありますからね。交流戦で頑張りますよ」
かつて『虎のプリンス』と呼ばれた男の心に、リベンジ魂が瞬時に宿った。数奇な偶然が重なり合う。この日、来季の交流戦日程が発表。5月20日の開幕戦は、オリックスVs阪神(京セラD)。意地をぶつける舞台が用意されていた。
子供のころから虎党。ドラフトで西武の横取り指名の噂が流れると不安で眠れなくなった。天性の長打力、星野監督が就任した02年から中軸を任された。しかし、右肩の故障に泣かされ続けた。昨年は打率.302、20本塁打と“復活”した、今季は打率.193、6本塁打の大不振。周囲の期待を大きく裏切った。
「人気のある選手ですが、チームを強くするためにはある程度犠牲を払わないといけない。心機一転やってくれるでしょう」と沼沢球団本部長。苦渋の選択だったが、環境を変えることは再生法。それがチームのためということを強調した。
「みなさんには温かいご声援を頂き、感謝の気持ちでいっぱいです。とにかくオリックスでは心機一転、頑張ります。引き続き浜中治を応援して下さい」
広報を介した談話には虎党への感謝する言葉が綴られていた。数え切れない思い出と悔しい思いを背負い、浜中がタテジマと別離する。
南社長泣く泣く浜中放出もさらなる補強へ
2007年11月27日(火) 10時4分 日刊スポーツ
阪神南信男球団社長(52)が26日、今後も補強を進めていく考えを明かした。26日は神戸市内での新人研修会に出席。「お互い、どちらもある程度の出血は覚悟だった。心情的には泣く泣くです…」と浜中放出に複雑な表情を浮かべながらも「いい話があれば(トレードも)これで終了というわけじゃない。とことんやれることはやる」と明言した。
「先発と得点力不足が課題。外国人も投打で1人ずつ考えています」と外国人選手の獲得にも言及。投手ではヤクルトとの残留交渉が難航しているグライシンガーに照準を絞っており、「クリーンアップの補強ができたら。チーム内の競争が激しくなるのが一番の狙いですね」と話した。
また、沼沢正二球団本部長(49)は「(トレードは)相手のあることですが、まだまだ可能性のある時期までやります。浜中は惜しいのは惜しい。ファンの皆様にも(トレード反対の)声があるかもしれないが、我々は全体のことを考えました」と説明した。
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