国境なき旅人

今日久々に旅記事書いてみました!

カンボジア綴り in 2006

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カンボジアの学校

「カンボジアの学校」 について、わかる範囲で書きたいと思います。
長い内戦が続き、少しずつ安定してきたカンボジアでは、最近でも、毎日学校へ行ったり、小学校6年間、勉強し続けることは難しいのが現実です。

先ず、現状ですが。。。
日本の9年間の義務教育とは違い、1日3〜5バーツ (約9〜15円) 払わなくてはいけない学校が多いので、貧しい家庭の子どもたちは通えません。入学できても、兄弟がいれば、弟・妹が学校へ行きだすと、それだけ家族への負担が多くなります。 そして、上の子が少しでも大きくなると、学校へは行かず働かなくてはいけません。
(※ NGOが支援している学校では、無料で学校へ行けれると思います。)
また、現在の就学率は85% (目標100%) ですが、これは入学率なので、そのまま就学が持続可能かどうかが問題になってきます。



★午前と午後の二部制(月、火、水、金、土)★

   午前:7〜11時

   午後:13〜17時

例えば、1,3,5年生が午前の部、2,4,6年生が午後の部といったふうに、日本のように1日中、勉強するわけではありません。それから、いろんな事情があり、7歳だから入学できるっていうわけではないので、15才の子でも小学校で学んでます。みんな仲良しです。

木曜日は、「ポラカム」 といって、Public Holiday。
学校はお休みで、子ども達は学校をお掃除したり、お父さんとお母さんの家事・仕事の手伝いをします。



【私が感じた問題点】

 ●子どもの数に対して、先生の数が圧倒的に少ない。
   ⇒ポルポト時代に先生の多くは殺されてしまったのも、理由の1つだと思う。
    貧しいから教育が受けられない(なかった)から、先生が育たない。
             
 ●教育省から出る給料が少なく、生活するには不十分なので、先生が他の仕事と掛け持ちをして、
  学校へ来ないことがある。

 ●体育、美術、音楽、家庭科などがなく、基本教科 (国語、算数、理科、社会) だけなので、
アートな部分で、心の教育、または、子ども達の可能性を広げることができない。
また、先生自身がそんな経験がないので、教え方もわからない。

●親 (大人) たちが、教育に対する必要性を感じてない。
 ⇒ ほとんどの大人がしっかり教育を受けてないのでわからないんだと思う。
    子どもの教育より、先ず仕事が優先。
    家族の生活がかかってるので、教育どころではないのでしょうね。。。


ちなみに、免許がない先生がほとんどです。なぜなら、
免許があるってことは、高校、大学まで出た。 ← そんな人はカンボジアで一握り以下。
そして、免許はなぜか? 買えるそうです。 どこからかは不明。
免許がある・なしで違う点はお給料。
   免許あり=教育省から給料あり。 でも不十分なのでNGOが補助
   免許なし=教育省から給料なし、なので、NGOが給料支援。
ある程度、知識がある人は先生になってるみたいです。


 ※※問題など考え出せば、いくらでもあるし、それが問題であるのかどうかは、先進国に住む日本人である私の意見なので何とも言えませんが、とりあえず思った点を書きました。


【私が参加したNGOの主な教育に対する支援】

  ・学校建設 (学校には必ず井戸が1つあります。)
  ・先生へのお給料支援
  ・給食の配給
    午後の部の生徒たちは、給食をそのまま家に持って帰ったり、その場で食べて、
  夕食代わりにしてた。一食分、家計が助かりますもんね。
  ・移動図書館 (本の読み聞かせ)
    先生が学校を周り、紙芝居を使って子ども達に読み聞かせをする。
    図書館がある学校が1校のみなので、そこから先生が1〜2人で周る。
    残念ながら、1ヶ月に1回程度しか各学校には行けません。
    子ども達は、すっごく喜んで、“だだだだぁ〜っ”て場所取るために一気に走って集まってきます。
    こんなことって、TVゲームや携帯で遊んでいる日本の子どもにはありえないですね。 
    目をキラキラさせて、先生の紙芝居を食い入るように見てた。
    娯楽がほとんどない村では、これも子ども達にとって1つの大きなイベントなんです。
 
  


この 「本の読みきかせ」 って、本当に大切だと思う。
学校に図書館がないのが非常に残念。 本の数だって十分じゃないし。本は日本から送られてきたものを、カンボジア人の先生と日本人スタッフが共同で訳していきます。
もっと資金があれば。。。。って何度も思った。
うちの父が私が小さい頃から、耳ダコなくらい言ってきた言葉。
 『本は心の肥やし』 
電気が通らなくたっていい、テレビなんか見なくたっていい、インターネットできなくったっていいよ。彼らにもっともっと本、絵、写真を見て、読んで、感じて、考えてほしいと思った。
世界の話だってもっとしたい。



<外で読み聞かせ中>
イメージ 1




<みんな、一気に集まってきて、場所は早いもの順だよ〜>
イメージ 2






【最後に、違う現状】
現在、支援校は全部で19校。
そして、高校はというと、隣の州に1つあるのみです。
車で2時間弱はかかります。とても通えるわけないし、だからといって、下宿させるお金なんて皆にあるわけないんです。 

どの子どもに訊いても、「勉強、好きだよ!」 って答えます。
私の大好きな13歳のV君は、「僕の趣味は勉強です。」 と答えます。
彼がすごく優れていて、中学校まで行っあっとしても、そこから先へは難しいのが現実です。 
こうやって考え出すと、エンドレスです.....

閉じる コメント(7)

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NGOの組織・人々がすごく教育を支えているんですね。絵本が1冊あるだけでもすごく喜んでくれるんやろうなぁ

2006/6/26(月) 午前 9:22 キヨちゃん

絵本1冊でも本当に貴重です。その1冊の中にいっぱい詰まってるし、本屋も図書館もない僻地では、本からいろんな事が学べるんですよね。私も勉強になりました。本とか送ったりするにも、お金がかかります。なので、スタディ・ツアーに参加する人などに人間宅急便になってもらったりしてるみたいです。

2006/6/26(月) 午後 10:48 tabibito

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カンボジアはポルポトの恐怖政治で多くの人々が虐殺されました。特に知識層に対する殺人は酷かったと思われます。でも、子供たちは知識に飢えています。勉強を望んでいます。私でも何か協力できるでしょうか??

2006/6/27(火) 午前 7:08 [ - ]

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いやー、子どもがジーっとみていますねぇ。日本の学校じゃ考えられませんけど。原点を感じますよ。

2006/6/27(火) 午後 11:59 tou*uhy**uchi*

秩父さん>ホントに皆勉強大好きです。協力っていろんな形(現地で活動。資金・物資援助など)がありますが、もし、物資援助でも信頼できるNGOに託す方がいいと思います。ユニセフなどは僻地には来ません。また一番効果があると思うのは、今の私ももっとしなくちゃいけないのですが、人に現状を伝えることだと思ってます。

2006/6/28(水) 午後 1:05 tabibito

百珍さん>皆、真剣でしょ〜。 「あ、来た〜!」って感じでドッと集まってくるんです。 はい、原点って本当にその言葉あてはまりますよ。勉強できるのが当たり前になってる日本だったら、今どきの子ども心をぐっと引き寄せるような授業ってアイデア出すの難しいのかなぁ。 先生がんばってほしいなぁ。。。

2006/6/28(水) 午後 1:12 tabibito

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こんなのもやってますけど、色々あるみたいですね☆ http://www.iloveasiafund.com/japan/

2006/7/13(木) 午前 11:19 TOCKA


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