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〔7月の出来事〕 私がSiem Reapで出会ったバイクタクシー・ドライバーのクリスとは、1ヶ月に1,2度程度メールでコン タクトを取っていた。私が帰りのバンコクで大切な旅メモを失くしてしまったためカンボジア情報を訊い たりしていた。こちらが返事をするとまたすぐ返事を返してくれる彼から1ヶ月半以上たってもメールが 来ない。 うん? 仕事忙しいのか、夢中になった彼女ができたのかどっちかだなぁと思ってた頃メール が来た。 「返事遅くなってゴメン。とても悲しい出来事があったんだ。お母さんが悪い病気にかかってしまって実家のタケオ(プノンペンよりも南の州)に戻って、彼女を助けようとした。プノンペンの病院まで運び医者に診てもらおうと思ったけどあまりにも費用が高くて。。。。それで自分のバイクと携帯を売ってお金を作ったけどそれでも足りなくて結局お母さん死んでしまったんだ。」 お金がなくてお母さんを助けれなかった。 バイクといえば彼の商売道具。十分に職がないカンボジアで はバイクドライバーでお金を稼ぐ人は多い。特に彼の場合、英語が流暢なため簡単なガイドをやっていた ことと、欧米人の客が多かったから他のドライバーよりは稼いでいたはずなので、バイクを手放すという のは相当のことである。(私でも同じことをやるだろうけど。) 〔約1週間前〕 それから、2ヶ月くらいが経ち久々にメールをした。 今は何とか生活ができているようだった。雨も少なくなってきてカンボジアで最も重要な観光シーズンの 到来もまじか。 「今のレストランでの仕事はちょっとお休みして、16日からプノンペンに行くんだよ。ある人からガイド兼ドライバーを頼まれてね。 彼はベルギー人でもうカンボジアには何回も来ている人なんだ。でも彼は良い人でも良い旅行者でもない。彼はSex Touristだから。でも僕はお金が必要だからプノンペンに行くよ。」 What's the hell the Sex Tourist??? 突然の彼からのメールに驚いた、っていうか嫌な予感がしたのでいつもにもなく早急なレスポンスをし た。 彼は英語は流暢に話すが文法がけっこうひどくていつも理解するのに苦労する。だからもう一度 ちゃんとメールしてもらったのだ。 「そのベルギー人はカンボジアに3週間ほど滞在予定で、ただSex Girlfriendを求めに来るんだよ。心配しないで。僕は彼には関与しないし、ただ彼のドライバーになるだけなんだから。」 きっと今頃、彼はプノンペンにいるのだろう。 もうすぐ、彼のお母さんの100日忌がある。日本でいう「四十九日」みたいなもので、カンボジアで は、人が亡くなってから100日目に魂は次に生まれ変わる場所を見つける。それにより現世に残された 人たちももう悲しまないそうだ。初七日よりも大きな儀式でお金がかかる。 だから彼は、「亡くなったお母さんの為にお金が必要だからプノンペンで働かなくてないけない。」 私は友達として彼が卑猥な仕事に関わってほしくなかったから正直にその主をメールしたのだけど、切羽 詰ってお金が必要な彼と私とは立場が違うから私にはあれこれ言う資格はない。 でもいったいそのベルギー人はどんな女性(少女?成人?)をターゲットにしているのだろう。 ●性産業で搾取されている子供の数:200万人 (ユニセフより) カンボジアでも貧困のため性産業に売り飛ばされる少女たちはたくさんだという。 お金のために、dirty-minded touristのドライバーとして働くクリス。 性産業のターゲットとされる弱い立場の少女たち。 世の中の悪循環。。。。。。複雑な思いと不安だけが残っている。 クリスがプノンペンから戻ったら訊いてみようと思う。
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カンボジアに魅せられて
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現地の人と知り合い、見て触れて感じたことを日記とともにまとめました。今後、カンボジアへ行ってみたい方(特に女性)の参考になれば幸いです。カンボジア好きな人が増えたらうれしいな。
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