PT・OTの紹介
「理学療法士・I 先生のこと」 理学療法士・作業療法士というと、人当たりが良くて、協調性があって、親切で…、そんな性格の人が向いているというような先入観を持ちがちですが、実際の理学療法士・作業療法士の方々は千差万別です。自分はこんな性格だけど、理学療法士・作業療法士なんかになれるだろうかと、不安になる必要はありません。大事なのは、人の役に立ちたいという熱い思いです。 岐阜県の下呂温泉に近い山間部の病院で働いておられる、理学療法士のI 先生は、養成校時代は、ユニークな存在で有名でした。良く言えば一匹狼的、悪く言えば協調性がないと思われるような、非常に個性的な学生でした。養成校の先生たちが手を焼く、理学療法士としての将来を不安に思う生徒でした。 I 先生は、学校に入る前は、障害者スポーツに関心を持ち、パラリンピックの自転車競技の選手育成に監督として力を注ぎ、障害者のリハビリにも、真剣に取り組んでいた人でした。その中で、自分自身が理学療法士になって、障害者のリハビリに関り合いたいと思うようになって、この道に飛び込んだのでした。ですから、卒業時には30歳を上回る年齢でしたが、仲間の学生たちの中で、気力、体力で、若い人に負ける彼ではありませんでした。 卒業後、無事、国家試験も合格し、晴れて、理学療法士となって、I 先生は、人があまり行きたがらない、山間部のリハビリ医院を希望し、そちらに赴任して行きました。JRなどの路線が通っていない山間部の辺鄙な地域で、医療に従事する人は足りなく、特に、老人人口比率の高い地域では、高齢者リハビリの先生は不足しています。I 先生は、自ら進んで、その赴任地を選んだのでした。 先日、岐阜県多治見市の大きな病院で、大きな病気の治療を受け、住んでおられる地域に帰って、リハビリを受けねばならないというおばあさんがおり、そのおばあさんが、「地元で、優れたリハビリの先生を紹介して欲しい」と、医師に願ったところ、「その地域には、こういう優れた先生がおられる」と、一人の理学療法士の先生を紹介してもらったのでした。 すると、そのおばあさんは、顔を輝かせ、 「その先生なら良く知っている。その先生のお世話になれるなら、こんな嬉しいことはない」 と、言ったのです。その先生が、なんと、I 先生だったのです。 I 先生は、理学療法士として、地域でリハビリ医療に携わって5年。すでに、山間部のその地域で、なくてはならない存在となっており、地域の「優しくて腕の立つリハビリの先生」として「評判」の先生だったのです。 人の性格は必ずしも生まれ持ったものではありません。おそらく、人の性格や資質というのは、その人の仕事や立場などに深く根ざしていて、それによって左右されるものではないか、と思います。理学療法士・作業療法士になりたいけど、自分の性格には向いてないんじゃないかなんて、決め付けないでください。飛び込んで、切磋琢磨すれば、人の資質というものは、あとからついてくるのです。大事なのは、「人の役に立ちたいという熱い思い」です。 (nakashima) これから理学療法士・作業療法士を目指して学びたいという人の質問をお待ちしています。
特に、高校生のうちから、理学療法士・作業療法士の仕事に関心を持って、どうしたらこの仕事に就くことができるのか、真剣に検討しているみなさん、ぜひ、ご質問をお寄せください。 理学療法士・作業療法士に興味を持って、詳しく知りたいとお考えの方は、こちらのアドレスにもアクセスしてみてください。 愛知医療学院 |
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