ドイツ人鍼灸師の意見=異見

職人気質を持って略「商売抜き」で努力する

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家庭医

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家庭医
先日新聞に医療関係のシリーズの一文として「家庭医」が取り上げられた。ヘッドラインは「どんな病気も診る - 家庭医」だった。この記事は主にドイツの事情を取り上げた。医療崩壊、医者不足、病院の倒産を背景に私もやはりこの家庭医の事をもう一度ちゃんと見直した方がいいと思う。兎に角病院に行きたがる日本人は「大きな病院に(頭の)良い医者いるだろう」という概念を持っているらしい。しかし、色々の職種の中で「医者」が既に専門家だ。その専門分野は更に内科、外科、整形外科、婦人科などなどに区分する。それに止まらず同じ内科のなかでも更に再分化し:循環器系、呼吸器系、胃腸科等。そのような**専門の専門の専門家**は必然的視野が狭くなるのを避けられない。

でも大多数の患者が必要とするのは自分を人間まるごととして診てくれる治療者。特殊な状態があると判明した段階で上記の**専門の専門の専門家**と相談した方がいいでしょう。

但し、このように人間まるごとを診るにはどうしても時間が必要だ。上記の新聞記事にも理想論が書いてある。実際受診すると日本でもドイツでも大半の場合極めて短時間で「片付けられる=診てもらっている」のは現実でしょう。家庭医が大事な存在だという認識が芽生えている事が進歩だと感謝すべきでしょう。

私は医者ではない。私は鍼灸師だ。言ってみれば鍼灸師は記事に書いてある家庭医の仕事をしているだとおもう。腰痛の患者が内科で受診されると「整形外科に行きなさい。私(医者の言う事)はこの病態わからない」と言われるでしょう。鍼灸院の場合そうはいかない!どのような病態/患者を診る。しかも治療(私の場合)1時間やそれ以上が掛かる。患者の過去、現在、家族、仕事、他の医療施設の受診や投薬状況などなどの様子を聞いて、初診の段階でさえその人の人生の半分は把握のではないかと思う。
以前にも「鍼灸師は万能か」に書いた:
http://blogs.yahoo.co.jp/thoacu/55038806.html
その時素敵な統計も添付した。

このような状況を吟味して、鍼灸師の仕事を見直して、再評価して貰いたい・・・

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私は風邪をひいたり、怪我をしたりした時、行くところは医院か病院である。鍼灸師って? 正直なところ良くわかっていない。鍼灸が神経痛やリウマチに効くということはなんとなく分かる。ただ、東洋医学の神秘性には期待するところがある。私が薬用酒を飲んでいるのもその期待性の表れである。ところで、今は、ストレス社会である。精神的な面の病気も多い。家庭医はその辺も診てくれるのだろうか?

2008/12/8(月) 午後 8:47 [ 関東人 ]


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