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病名の「COPD」とは、「慢性閉塞性肺疾患」のこと。呼吸を行う臓器である肺の肺胞が破壊され、酸素を取り入れられなくなることにより、「喘鳴」「息切れ」などの症状が現れ、呼吸困難を引き起こす場合があり、肺気腫と慢性気管支炎のほぼ全ての症状の総称で、長年に亘る喫煙がその原因とされることが多い病気。
この「COPD」患者は近年増加する傾向にあり、「喫煙の危険性」が指摘され、同症状の啓発に、和田アキ子がテレビコマーシャルに起用されたこともある。
人は普段日常生活をするなかで、「息をする」ことを意識することはない。
ところが一旦この「COPD」症状に襲われると、いやでも「息をする」ことを意識せざるを得なくなる。
3月13日早朝。息苦しさで目が覚めた。時刻は4時を少し過ぎている。
前日の午前町医者に行き、鼻水とのどの痛みを訴えたところ、鼻孔の奥やのどを診察、「花粉症」と診断され薬を処方された。
74年生きてきて「花粉症デビュー」とは迷惑なはなしだが、この老体にまだ花粉に対抗する抗体が残っていたとは驚きではあった。
目覚めてすぐ気づいたのは、「鼻水が止まっていること」と「のどの痛みと咳」
後に知ることになる「COPD症状」特有の「喘鳴」と「息切れ」が始まったことだ。
床で上向きに寝ていては息ができない。
上半身を起こし、L字姿勢だと息ができる。前屈みだとより楽だ。 肩で息をするという表現がピッタリの息遣い。 喘鳴(ぜんめい)はぜいぜいとかなり激しい。 咳、喘鳴、息苦しさの症状がかなり進んだと感じたのは、7時を過ぎた頃。
それでも当の本人は「花粉症」だと信じて疑ってはいない。
9時になり町医者に行けば、点滴など少しは楽になるような治療をしてくれる筈。
それまで我慢するしかない。と思ったのだが・・・
ところが状況は、そんな悠長な考えを許してくれそうにない。
タクシーを呼んで、何処かの救急病院に行って貰う?そんなことができるのか?
はじめから「COPD」だと分かっていれば目が覚めた時、救急車を呼んでいただろうが、「花粉症で救急車」は聞いたことがないし、救急車をタクシー代わりに使うとの批判が多く寄せられている昨今、救急車を呼ぶのは躊躇した。
そこで日頃お世話になっている民生委員の方に連絡。
どの救急病院が近いか?を尋ねる。
咳や喘鳴に、荒い息づかいに驚いた民生委員の方は即座に「救急車を呼んだ方が」と言い、数分後駆けつけてくれ、救急車を呼ぶのに躊躇しているわたしに代わって「119」
救急車が到着する間、時間にすれば10分足らずだと思うが、その間に症状は悪化。「息ができない」「苦しい」という状況になっていた。
救急車が到着。
緊急搬送となったが、入院するとは思わず着の身着のままで救急車に乗せられたが、このご老体、わたしヤンチャ爺は救急病院で治療が終われば家に帰れると思い、「できれば近い病院がいいんですがね」と救急隊員に頼むが、
一番近い伊勢崎市民病院は満床で受け入れできないとのこと。救急隊員は15分近く他の救急病院に連絡していたが、その間わたしは酸素マスクを装着され、呼吸は少し楽になったようだ。
受け入れ先が決まり出発。
20分足らずで救急病院に到着。酸素吸入と点滴が始まった。
この救急病院での治療については病名「COPD症状増悪」緊急入院治療(2)
で詳しくお伝えしたいと思っているが、病院の名前は出さないつもり。 内容が病院を誉め称え、病院のまわし者ではないか?といらぬ疑いをもたれるのは心外だからで、臍曲がりで屁理屈好きのわたしヤンチャ爺らしいとご容赦願いたい。
また、たばこ税増税の際、禁煙したはずのヤンチャ爺が「COPD」になるのは解せないと思われる方がおられるかもしれませんが、実は3.11の東日本大震災以後しばらく続いた余震により情緒不安定になって、ついタバコに手を出し、禁煙半年で初志貫徹を放棄。その後本数を減らしはしたものの、2日で1箱のペースで喫煙していたという、意志薄弱を明かさないと、はなしのつじつまが合わないということであります。
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