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僕が上京した頃。と言っても無賃乗車で
銀座に住み着いた頃だが
住み込み店員だった僕の唯一の楽しみは
休日に
「かめちゃぼ」を食べる事だった。
江戸っ子は牛丼の事を
牛鍋・「かめちゃぼ」と言った。
銀座6丁目の東京温泉へ向かう途中に
小さなかめちゃぼ屋が在った。
叔母さん一人の店だったが
美味かったな〜
暫くして新橋駅のガード下に
夫婦で引く屋台のかめちゃぼ屋が店をだし
大変な押すな押すなの賑わいであった
全員立ち食いである。
屋台は夜どうし営業し
朝方の6時過ぎまで開いていた。
最近吉野家の牛丼店を見るたびに思い出す。
(ちゃぶ)と言うのは、食事のことである。
江戸後期には各所盛り場に
(ちゃぶ屋)と言う飯屋が繁盛した。
(ちゃぶ台)と言うのも此れの名残で有る。
何故「カメチャボ」と成ったかは
伝聞によると、犬の飯と言う事らしい。
当時日本に住みつく外国人が増えていた。
多くは庭に犬を飼っており
飼い犬を呼ぶときに
Come on!と、さけぶ
是が当時の人々には「かめ!」と聞こえたらしい。
犬は「かめ!」なんだと判断した。
犬に与える食事は
肉汁をご飯にぶっかけたものが主流だったようだ。
其処で肉汁を掛けたどんぶり飯を
「かめちゃぶ」となずけ
なまって「かめちゃぼ」となったらしい。
いまでは
すき焼き丼
焼肉丼
ステーキ丼
等々
彼是花盛りだが
今でも僕には
「かめちゃぼ」の味が最高だな。
浅草には「かめちゃぼ」を喰わす
店が存在する。
出かけて見るか。
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雑学彼是
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