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ベトナム建国伝説に登場する何代目かのフンヴーン(雄王)時代のことと伝えられています。
ベトナム北部、フードン村に住む夫婦に一人の男の子が誕生し、ジョン(Giong)と名付けられました。
ジョンは3歳になっても歩けず、しゃべることすらしないので、夫婦はとても心配していました。
この頃、フンヴーンのヴァンラン(文郎)国は北からの侵略に大いに苦戦していて、帝王は国の各地に義勇兵を求める使者を遣わせました。
使者は夫婦の住むフードン村にもやってきて、大きな声で演説をはじめました。
これを耳にしたジョンは突然立ち上がるや、「お父さん、お母さん。私にたくさんのご飯を下さい。帝王をお助けしなければなりません」と叫んだといいます。
驚いた夫婦はそれでも言われるままジョンにご飯を与えました。
三日三晩食べ続け、ジョンはみるみる大きくなり、立派な少年姿になったそうです。
ジョン少年はフンヴーンの元にはせ参じて拝謁しました。
フンヴーンは少年が持つ尋常ならぬ能力を見いだし、ジョンにまる1日駆け続けても疲れない馬と、何をも切り落としてやまない剣を与えました。
今風に言えば、オーラを見たということでしょうか。
ジョン少年は授かった数十人の部下とともに奮戦し、何日かの後には敵を追い返してしまいました。
その後ジョン少年は生涯ずっとフンヴーンに仕え、優れた武臣として名を残したということです。
サイゴンのホテルニューワールド近くにあるロータリーに、馬にまたがったジョン少年の銅像があり、今も人々に語り継がれています。
ロータリーの名前はフードン、ジョン少年の出身村名です。
ただ、銅像のジョン少年が剣の代わりに竹を持っているのが、わが家で語られる伝説とはかなり矛盾します。【おしまい】
注:言い伝えの古い物語ですので、これは「わが家バージョン」とご了解下さい。
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楽しい民話ですね。読んでて楽しくなりました。夢があっていいですね。ポチしてきます
2008/1/2(水) 午後 0:46
ありがとうございます。
フンブーンにまつわる伝説はとっても多く、聞く側のほうが混乱してしまうほどです。
少しずつですが、これからもご紹介してゆきたいんですけど、言語能力がついてきません(汗)
2008/1/2(水) 午後 0:54
こんにちは。民話シリーズは楽しいです、それに今回のは凄く分かりやすかったです。最初の写真で馬が大きいと思ったのですが、少年だったのですね、話しの内容で分かりました。私の少ない知識の中では、アジア系の馬はモンゴルの馬みたいに、小さい感じに思えていたので最初そう思ってしまいました。
2008/1/2(水) 午後 2:07
日露戦争を勝利に導いた、乃木将軍が神格化されたように、当時の人々の熱狂ぶりが伝わるような伝説ですね。微妙に「我が家バージョン」になってるのがご愛嬌でしょうか。(笑)
けど、民話って、そういう勘違いや、少しの創作が積み重なって面白くなっていったんでしょうね。
2008/1/2(水) 午後 4:23
テトを楽しむベトナムツワーの新聞折込広告が入っていました。16万チョッと!きっと賑やかな旅なんだとblog見てて思います。
興味はありますが生けそうにありませんです(;;)
2008/1/2(水) 午後 4:28
サイゴン競馬場で走っている馬も小さくて、当時を偲べますよ。
ただ、騎手が小学生みたいなので二の足を踏んでしまいます。
子供をギャンブルの対象にはしたくないもので(汗)
2008/1/2(水) 午後 4:45
スノーさんのおっしゃる通りだと思います。
わが家で話を聞いていても、ちょっとずつ違う気がしますから(笑)
2008/1/2(水) 午後 4:48
折り込み広告で募集ですね。
テトには仕舞っているところが多くてちょっと不便かな。
でも、パワフルなお祭りなんかも見られるし、テトでなければ見られないものもありますよ、ぜひチャンスがあればお越し下さい。
2008/1/2(水) 午後 4:50
僕もきっとこの像を見た事あると思うけれど、今度行ったらこの話を思い出しながら見たいと思います
2008/1/3(木) 午後 1:01
大きなロータリーですからすぐにわかると思いますよ。
ニューワールドに泊まったブッシュ大統領も見たのじゃないかな?
2008/1/3(木) 午後 1:06
私もホーチミンで馬に乗った銅像を2つ見た記憶が有るのですが土地勘が今一でハッキリしません(^_^;)。大雑把ですが一つは禅プラザへ行った時通ったロータリー、もしかしてそれがこれかな?!。もう一つは大きなロータリーだったけどANAの入ったビルに行く時通ったロータリーかな?。近くにカバン屋さんが多くあって旅行カバン買った覚えが?!(^_^;)。
2008/1/5(土) 午前 8:01
ゼンプラザの近くなら、この銅像です!
近づくとプレートが見えるんですけど、ロータリーですから止まれません(笑)
2008/1/5(土) 午前 10:11
>もう一つは大きなロータリーだったけどANAの入ったビルに行く時通ったロータリーかな?。近くにカバン屋さんが多くあって旅行カバン買った覚えが?!(^_^;)。
どこからサンワービルのANAオフィスにお越しだったのかよくわかりませんが、たぶんベンタン市場前のロータリーではないかと思います。ここならレロイ通りに鞄屋さんのお店が集中していますから。
銅像の名前はカック・ティ・チャン(Quach Thi Trang)、ベトナム戦争か、それ以前の抗仏・抗日戦争時のヒロインだと思います。グエン・ティ・ミン・カイなどと一緒に括れる世代でしょうが、近代まで歴史を深く勉強していませんので、ごめんなさい。
奥さんならよくご存じではないでしょうか。
2008/1/6(日) 午前 11:29
中部のTさんからは鉄の馬やと聞いた
どうなんやろ?
2009/10/26(月) 午後 7:11 [ gob*te*_*aisuki ]
過去記事コメント大歓迎ですけど、今ごろですか?goboさん(笑)
さてはHPで伝説の世界に入ろうとされていません?これは難しいですよ…。
市販品の伝説本では、かなり社会主義思想の匂いがします。
『鉄の馬』も『鉄剣』も、その中にあります。
伝説だから尾鰭は付いていいんですけど、私は少し控えめに書きました(笑)
2009/10/26(月) 午後 11:38