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満載ワゴンにはどうしても乗る勇気がでなかった私が、プノンペンで乗りたくて仕方なくなったのがこのトゥクトゥク。 タイで走っているのと同じ2サイクルエンジンの三輪タイプもあります、でもそれはごくごく少数でした。 普通のバイクに引かれているとトゥクトゥク、曳いているのが馬だと馬車、牛だと牛車でしょう。 つまりリヤカーが客車になっていて、座席は進行方向と向かい合わせの2列になっています。 南国の日差しを遮る屋根付き、もちろん突然の雨には屋根に巻き込んだカーテンを垂らしての運転、これが交通機関としての役目を担ったり、観光客の足として大活躍しています。 料金はもちろん交渉制です。 これは私が泊まっていたホテルの前に、いつも客待ちしていたトゥクトゥク。 毎回外出時に声をかけられても、ひとりでは割高になりますから乗りたい気持はあっても我慢していました。 プノンペン市内の北中部をほぼ歩き終えて、さて南部に足を伸ばそうかと考えていた時、それよりホテルから望めるトンレサップ川を挟んだ対岸に行ってみたいなと思い始めました。 ここにもたくさんの寺塔が見えたから。 地図を確かめると対岸まで行き着くのには日本の協力で架けられた橋を渡りきるまでに3km以上、それからいちばん遠いお寺まで約10km、近距離の路線バスはないし、いつものバイクタクシーは日ごとにじわりと料金が上がって来るみたいだし。 ここは地図を挟んでの交渉に臨んでみることにしました。 ホテルからもらった情報では1日レンタルで20ドルほど、この行程だと朝7時に出発すると午後2時には終われそうだし、距離にしても30kmぐらいですから15ドルかなと皮算用。 まずトゥクトゥクドライバーから提示されたのは1日分の20ドル、これは吹っかけ価格ではないことが分かりました。 同じホテルに泊まっていた2カップルが交渉しているのを眺めていたら、「1日ひとり10ドルだよ」との声を聞いたことがありますから。 「帰ってきてからまだ営業できるし、15ドル!」 15ドル以上ならちょっと暑いけどバイクタクシーにします、それなら8〜10ドルです。 翌朝、トゥクトゥクは停まっているのにドライバーがいません。 他のトゥクトゥクやバイクドライバーたちから声がかかるなか、予約しているからと断って待ちました。 来ない。 心配したホテルのナリン君から「どうしたんですか?」と声がかかりました。 事情を説明すると、ドライバー仲間から電話番号を聞き出して、くだんのドライバー『ロンさん』に連絡を取ってくれました。 「彼、前祝いが過ぎたみたいで、まだ寝ています」 15ドルぐらいの予約客で、前祝いなんかするなよ…。 ナリン君はすぐ代わりのトゥクトゥクを手配してくれました。 もちろん同金額です、『ロンさん』よりずっと若いドライバーでした。 30分遅れたスタート、これが日本の援助で架けられた『チュローイチャンバル(Chruoy Changbar)橋』、別名『カンボジア日本友好橋』とありますが、この名前では残念ながら通じません。 プノンペン市街側のリバーフロントが緑地化されているのに対し、私のイメージとは逆に対岸のほうがびっしりと建物がありました。 橋を渡り終えたヤングドライバーは、バスターミナルに寄って行き先を聞きます。 大丈夫? 私の心配をよそに、そのまま真っ直ぐ走り続けます。 プノンペン対岸のお寺はどんどん後ろに、ホテルで紹介してくれたトゥクトゥクだからと風景を楽しむことにしました。 きっといちばん遠いお寺から回ってくれるんだ、そう言い聞かせながらでした。 この先は『シェムリアップ』や『コンポンチャム』を示す国道6号線の表示板、ここまで来るとさすがに辛抱できなくなりました。 予定していたロンさんとはカタコトの英語でも通じるのに、このヤングドライバーとは会話がほとんど不能なんです。 意を決して背中をツンツン、両手をバツ印にして停まる合図を送りました。 カンボジアでは初めての、ベトナムと同じ方式でフィンを使うコーヒーを飲みながら、地図を広げました。 「あのね、行きたいワット(お寺)はもっとトンレサップ川の近く、ほら!」 通じません…。 ガイドブックに挟んであったメモがはらりと落ちてきました。 そうだ、ホテルのナリン君に電話してみよう。 プノンペンでは、『困った時のナリン君頼み』が続きました。 ナリン君への電話を替わってしばらく話したあと、ヤングドライバーは「ソーリー、ソーリー」、これもきっとナリン君から教わったのでしょう。 ナリン君に再び替わって感謝の言葉を伝えると、「もう30分もロスしましたから、2ドル値切っておきました。支払いは13ドルでいいですよ。彼はコンポントムの出身で、市内しかまだ知らないんだそうです」 重ねがさね、ありがとうございます。 でも、わざと間違えた訳じゃないし、支払いはこの観光が終わってから判断することにしました。 ようやく最初のワットに到着、何ごともなかったようなヤングドライバーに、笑ってしまいました。 このあと彼は珍しいことをして見せてくれましたから、この失敗は帳消し。
夜道に日は暮れません。 もっともまだ朝のうちのことでしたが。 |
乗り物百態
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megmegさん、キャンピングカー購入を目論んでおられる方が人力車に乗ったことがまだないなんて、信じられなぁい(笑)
ご存じの通り、思い始めたら矢も盾も堪らなくなるタイプです。
なんとか安く乗ろうと、それも出来るだけ長い時間楽しもうと頑張りました(笑)
ひとりで怖かったら、ぜひチャッピーをガードワンとして同行される手もありますよ(爆)
2010/4/6(火) 午前 0:06
ヒロちゃん、私の中で『オート三輪』は『くろがね』、『ダイハツ』、『マツダ』の一体式三輪なんです(笑)
その後軽にも三輪が出て、ダイハツの『ミゼット』やマツダの『K−360』を覚えています。
二輪で確かにリヤカーを引いた八百屋さんがあったかな?(笑)
フィリピンの『ジプニー』、乗る機会がありませんでした、ベトナムの三輪セラムも、等々乗らずじまいのうちにスズキの軽貨物に取って代わられました…。
2010/4/6(火) 午前 0:07
いしぶろさん、さっきの失敗はどこへやら…これが南国です、私の好きなところでもあります(笑)
その彼が見せてくれたカンボジア人の風習、とっても面白かったし記念にもなりました。
このあと記事にしますね(笑)
言葉が分からなくても全身で伝えようとする気持、嬉しいものですよ(爆)
2010/4/6(火) 午前 0:08
hyamageoさん、すみません、見落としていました(汗)
なぜコメ数が奇数になるんだろうと気が付いて、分かりました(笑)
乗り心地より、この開放感が何とも言えませんね。
バイクタクシーよりゆったり出来るし、日陰のなかに座れるのがいい!(笑)
顛末、書きかけで気づいたんですよ(爆)
2010/4/6(火) 午前 0:13
このヤングドライバー
何をするんや
ワシやったらその場でクレームや
そうかて怖いやん
2010/4/6(火) 午後 7:00 [ gob*te*_*aisuki ]
goboさん、短気になるとその場で降りたりして、よけいに大変になりますよ。
もし満載ワゴンにでも乗る気なら、それでいいかも知れません(笑)
ここはじっくり…と言っても通じなかったらどうしましょう。
ベトナムならほとんどの場合、英語の出来る方が応援してくれるんですけどね。
怖がってもダメ、強硬にでてもダメ、落ち着いて考えましょう、こんな時!(笑)
2010/4/6(火) 午後 11:45
ミゼットと比べるとちょっと小さいのですかね?
「トゥクトゥク」にノンビリ乗ってみたいですねぇ〜ヽ(*´∀`)ノ
このヤングドライバー君はメットをちゃんと被っているんですね。
ファッションのなのですかね?w
で、いったい何をやってくれたのです?(。≖ิ‿≖ิ)
2010/4/6(火) 午後 11:46
炎蔵さん、このトゥクトゥクに付いている座席は小さくて、大人三人はちょっと辛そうでもよく見かけましたから、ミゼットよりひとまわり大きいかな?
この大人三人掛けは欧米の観光客、決してカンボジアの人たちではありません、念のため(笑)
カンボジアの人たちなら、『乗れるだけ』の状態になります(爆)
ヘルメットをかぶるドライバーのほうが圧倒的多数、きっと法令で決められたのだと思います。
ドライバーが何をしてくれたか…私には下手な観光案内よりも面白かったことでした(笑)
同じ内容のコメがあります、よければどちらか削除しておきましょうか?
パーフェクトなソフトとPC、まだ誕生しませんね…。
2010/4/7(水) 午後 11:40
タイでトゥクトゥク乗ったけど、
かなりのスピードで怖かったことしかwww
とんさんの日程に無理をしなぃ旅なら、こんなハプニングは
かえって話のタネになっていぃね〜^^
それよりどんどん記事が更新されるので
もぉついていけなくなってます、あたし。。(-ω-lll)
2010/4/8(木) 午後 0:05 [ - ]
どーりーさん、三輪のトゥクトゥクより視界が広くて、音も静かですよ(笑)
怖くはなかったけど、どんどん目的地から離れていくのが不安、ちゃんと目的地はナリン君がメモにして渡していたんですけどね。
拳銃の時よりずっと安心感はありました(笑)
私の旅はハプニングだらけ、いっぱい内緒にしていることがあります(爆)
ほとんど内容のないことばかり、自分で楽しみながら独りよがりで書いていますから、すっと読み飛ばして下さい。
飛ばしていただいても、あとに影響するようなことはたぶんないはずですから(笑)
2010/4/9(金) 午前 0:29
失礼しました。(+_+)
この時何か調子が悪かったんですよ。。。
最近、戸建用光回線に変えたばっかりなのに・・・
あ、PCの問題ですね^^;
2010/4/9(金) 午後 2:00
炎蔵さん、私の場合は必ず回線切れの時。
下のタスクバーから『回線が切断されました』のポップアップが飛び出します。
確かにルーターの接続インジケーターが点滅(通信不能状態)しているんですよ。
私は日本にいた頃、先端を切って光回線を使っていたものですから、これはストレスでした(汗)
でもね、ダイヤルアップに比べたらまだまだマシだし、しょっちゅうある停電よりもダメージは少ないと考えたら、許容範囲だと思うようになりました(笑)
2010/4/9(金) 午後 11:43
言葉が通じないながらのコミュニケーションって、通じて分かり合えたときは楽しいのですが、通じなかったときのフラストレーションったらないですよね・・・。
地図を指差したら、言葉が通じなくとも、分かるだろう・・・と思うのですが、そういう方達って、
『地図が読めないのではないか』とすら思ってしまいます・・・
2010/4/12(月) 午後 6:45
アガスタさん、おっしゃる通りです、ただ日本語でぶつかってもいいところが救いです(笑)
「それ、ちゃうやろう!こっちこっち!」等々、大阪弁でカマしますから(爆)
地図も外国人向けのものだし、英語で書かれているから、読めないのだと思いました。
地形は同じなんですけどね…(汗)
時間に追われる旅ではなし、それはそれで楽しみ方があるものです、決して負け惜しみではなく(爆)
2010/4/12(月) 午後 11:32
そうか
そんなオチがあったんか(^^)
夫婦二組やったら安上がりやな
1日レンタルしてみたいな
2010/4/13(火) 午後 7:26 [ gob*te*_*aisuki ]
goboさん、タイの三輪トゥクトゥクよりお奨めです。
4人で乗ったら1日6時間でも20ドルぐらいでしょうから、市内観光に外国人が利用するのは当然です。
一緒に回って、素敵なところに好きな時間掛けるのが、ツアーでは味わえない魅力ですね。
もちろんご一緒させていただきますよ!(笑)
2010/4/13(火) 午後 11:32
トゥクトゥクてタイだけのもんやと思てたけど
カンボジアにもあるんやとは知らなんだ
正式名なんかな?
2010/4/18(日) 午後 7:29 [ gob*te*_*aisuki ]
カンボジアでもトゥクトゥクと普通に呼ばれているんですよ、goboさん。
ローマ字綴りでは『Tuk-tuks』、『Moto-romauks』ともダイレクトに『Motocycle trailers』とも書いてあるのを見ました。
どれが正式名か分かりません、でも、トゥクトゥクで普通に通じます(笑)
2010/4/18(日) 午後 11:43
わかった!
その地図
クメール語とちゃうからや
遅かった?(^^)
2010/4/20(火) 午後 7:17 [ gob*te*_*aisuki ]
正解!
たぶん言葉が分からなくても地図は世界共通に近いと思います。
でも、ベトナムで『タクシードライバーが地図を読めない』とおっしゃっている方たち、日本語の地図を見せているのだと思います(爆)
2010/4/20(火) 午後 11:38