|
旅の途中、数々の失敗がありました。 最初と最後の失敗だけで、ダイジェスト版といたします、あしからず…。 国際運行をするバスがただ1回取った途中休憩は、カンボジア側入ってすぐ、バベットの街でした。 朝の6時45分ホーチミン発だったからか、添乗員さんは『20分の朝食休憩』だと言ったドライブインレストランですが、1日6本運行されている国際バスは必ずここで停まるし、帰りの便だってここで休憩しました。 ごらんのように競合するバス会社も、ここでは呉越同舟です。 日本なら絶対バックで駐車するのに、乗客の歩く距離を考えればこれもサービスかなと、いつも思ってしまいます。 私はもちろん朝食済み、バスの中からの電話で初日のホテルも決まったし、ここは缶ビール。 それも、初めて飲む『アンコールビール』を所望します。 1ドル札を持って売店にGO! 冷えた『アンコールビール』と一緒に戻ってきたおつり、初めてのカンボジアリアル札が1枚。 今このお札を見ても、別に何とも思わなくなっています。 でも、その時は違ったんです…。 たぶん写真上のアンコール遺跡の印刷された反対側の下部だけを、見ていたと思います。 お札全体を見ればいいのに、そこは持って生まれたそそっかしさ、初めての面白い数字『9』に目が行ったまま、「9000リエルって、中途半端なお札があるはずがない」から、被害妄想は膨らみます。 冷静に考えれば予備知識で1ドル=4000リエルで、1ドル札を渡せば9000リエルもおつりがあるはずはあり得ません。 通貨に使われる先頭の数字は『1』『2』『5』しかあり得ないのに、初めての国で何度か掴まされたことのある『ニセ札』が頭をよぎって、しばし立ちすくしたまま。 買い物客がいっぱいいるのに。 後ろからお札に『1000』の数字を指さしてくれた人がいました。 これで初めてクメール文字の『1』だと分かったのです、ありがとうございました。 本人は明日がお別れだと思って、お土産購入を兼ねながら、お世話になったところにご挨拶回りをしていました。 午前中には終わるだろうと思っていたのに、意外と早く9時半には終わってしまいました。 いつもより早い時間でも生ビールを飲みにミニレストランへ、ここで記念写真を求められたのはまだ覚えておられると思います。 席に戻って2杯目のビールを持ってきてくれた娘さんから訊かれました。 「明日、何時に出発ですか?」 私はチケットを出して、「6時45分のバスです」と見せると、娘さんは「ワァ〜!」とも書けない奇声をを上げます。 どうしたのかなと思う私。 「サー、これは今日の6時45分ですよ!」 「え、今日は21日でしょう?」 「ノー、22日ですよ!」 体内時計は狂わないのに、体内カレンダーは1日遅れてしまっていました。 金銭出納帳を兼ねたメモニッキを見ると、3月19日のページが2ヶ所ありました。 これを原因にもう2〜3日…そう考えたけれど、家にも帰るのは日にちではなく明日だと伝えてあるし、ご挨拶を終えてからまた顔を合わすことも恥ずかしいし。 2杯目の生ビールを流し込んで、ここに出かけました、徒歩5分。 「すみません、今朝のバスに乗り遅れました」 「?………?」 「いえ、払い戻しなど求めていません。明日の同じ時間のバスチケットが欲しいんです」 「あ、今停まっているバスなら30分後に出ます。まだ席はありますよ」 「いえ、実は…。まだ帰るを準備していないんです…」 「では、12時台のバスもあります」 「いいんです、明日の6時45分でお願いします…」 きっと係の女性は、私が今日ベトナムに帰らなければいけないと思っているみたいでした。 いいんです、もう1日『アンコールビール』が飲めます…。 「問題がなければ、無効になったチケットを欲しいんですけど」 これがチケットのツーショットです。 ホテルに戻るとナリン君からの追い打ち。 「ごゆっくりですね。今日は何時のご出発ですか?」 ホテルには22日のチェックアウトと伝えていたので、正直に話して「もう1日、大丈夫ですか?」 親しくなったレセプションのメンバー相手とは言えども、ウケ狙いではこんな失敗はしません、ナリン君はパソコンを叩いて「予約の部屋を振り替えましたから、OKです!」 心配していたメンバーからも、やっと笑い声が出ました。 たぶん5年ぐらいは顔を忘れてはくれないだろう、最後での大失敗でした。 おまけ。 ホテルだって、の巻。 翌朝の6時ちょうどにチェックアウトしようとしたら、ナリン君たちのチームはまだ出勤しておらず、ナイトシフトのメンバーでした。 この請求書、よくご覧下さい。 チェックインの日にちが前日になっていて、宿泊日数が『1』を『7』に、合計金額も『25』ドルから『175』ドルに書き換えられているのがお分かりになると思います。 そうなんです、延長の1日を含めて7日間宿泊したのに、1泊分25ドルの請求だったんです。 「ハハハ…、私は7日間宿泊したんですよ。それでも25ドルでいいんですか?」 「え?」 たぶん、昨日ナリン君が延長入力したデータだけを引き出したみたいでした。 「それに、1泊20ドルの約束なんですよ」 今度は私が笑う番でした。 もう一度パスポートの提示を求められて、時間がかかるかなと思っていたところにナリン君が出勤。 ぽこぽことパソコンを叩くと、正しい合計額が出て事なきを得ました。 請求書を反古にする前に、いただいた記念品です。 いろんなことがあった旅、その一部だけをお伝えしました。
|
隣のCAMBY
[ リスト ]



クメール文字ですか……。どう見ても9です。ほんとにいろいろありましたね。そういうところが旅の面白さでしょうか。
2010/4/15(木) 午後 9:47
いやぁ〜! どうみても「9000」ですよねぇ〜@@;
渦巻き模様の「9」しか見えませんよねぇ!
旅の恥はなんとやら・・・
まぁ、事無きを得て良かったですねぇ!ヽ(*´∀`)ノサスガ!
2010/4/15(木) 午後 10:52
ひまわりさん、私にはきっと旅の余裕がありすぎたんでしょう(笑)
ビンボー旅行でも、お金が底をついて仕方なく帰る状態ではなかったのが救いかな?
私はパニクるタイプじゃないんです、機械に挟まれた人を救助したこともあるし、『適切な初期消火』で感謝状ももらったこともありますから(笑)
ただ、恥ずかしかった…(汗)
すずめ百まで、いまだにこれは変わらない(爆)
ぽち、ありがとうございました。
2010/4/15(木) 午後 11:50
douguさん、私にとってはエッセンスより常について回る出来事。
いわば旅の付録です(笑)
いずれにせよ、いい思い出であることには変わりありません。
繰り返すことのないように、気をつけます(笑)
2010/4/15(木) 午後 11:51
なかやマンさん、落ち着いてみれば何てことはないんですけど、旅のスタートでアドレナリンが分泌されすぎていたんですかね?(笑)
『9』から始まるお札があれば、世界でも有名になるでしょう。
でも、使いにくそうです(爆)
19日が二度にわたって使っていたこと、ほんとに気づきませんでした、メモ行き届きません…(汗)
いろんなことが、まだ昨日のことのようです、『それにしても…』が出そうです(笑)
ぽち、ありがとうございました。
2010/4/15(木) 午後 11:52
からすさん、冷静でなかったからこそ『9』に見えてしまうんでしょうね、旅のワクワクモードと同時に警戒モードも全開でしたから(笑)
最後の失敗はまったく逆、のんびりモードに緊張感ゼロでした(爆)
『きっと、だいじょうぶ』が合い言葉の旅、いろんなみなさんに支えられての旅でもありました。
たぶん、信頼関係より、ずっと年下のみなさんからも『面倒見てやらないと』の頼りなさが溢れていたのだと思います(汗)
飛行機搭乗のトラブル、数え切れないほどあります。
ある時はファーストクラスに乗れたり、ある時は次便まで空港で夜明かししたり、声の大きいものが有利だと悟りました(笑)
ぽち、ありがとうございました。
2010/4/15(木) 午後 11:54
こんばんは、smokyさん。
1日の違い…出費にすれば40ドルほどかな?
ギリギリまで遊んでいれば大失態になるところかも知れませんけど、これをネタにもう2〜3日遊んで帰ろうかと不埒な考えもちらっと出ました(笑)
アンコールビール、最初はちょっとくどいかなと思っていたのに、もうこの頃には他のビールに見向きもしませんでした。
今は、恋しく思います(笑)
最後にナリン君からひと言、「やっぱり日本人は正直です、噂通りです」と嬉しい言葉がありました(笑)
2010/4/15(木) 午後 11:55
さくらさん、奇妙な数字だなと思われたでしょう?(笑)
そうなるといろんな思いが交錯してしまうタイプですから(汗)
もうこの頃になると携帯の日付も見ないし、どこにもカレンダーはないし、間違った日付のメモ帳ですっかりその気になっていました。
いろんな失敗がありました、みなさんにこれぐらいちゃんと証明できるのは少ないんですけど(笑)
2010/4/15(木) 午後 11:56
megmegさん、いろんな国でニセ札を掴まされた経験があります、それがふと…(笑)
旅行熱にもう浮かれていたんでしょう、ちょっと冷静になれば分かることなのにね(汗)
バック駐車は、たぶん日本だけだと思うんです。
特に、駐車場で指定までされているのは他の国では目にした記憶がありません。
たぶんこれが世界に有名な『日本止め』ではないのかな?(笑)
2010/4/15(木) 午後 11:57
ま〜ててさん、後ろの方から指摘されたあと、ほっと一息をついたビールでした(笑)
カンボジアの通貨はまだきれいです、ベトナムは『これが使えるのか?』というものまで流通しています(汗)
2004年に発行されたラミネートの紙幣も、自動販売機に認識されないものばかりですよ。
国際バス、国境の検査が簡単だし、飛行機と違って風景の違いが分かりますから、楽しいですよ(笑)
2010/4/15(木) 午後 11:58
ワンワンさん、やっぱり馴染みを作るのは、うっかり人間には必要なんですね(笑)
ギリギリまで遊んでいたら笑い事では済まない失敗、やっぱり旅は余裕、お金も日程も(爆)
思い込みの激しい人間ですからこんな失敗、朝飯前ですよ。
決して自慢にはなりませんけど…(汗)
2010/4/15(木) 午後 11:59
とらねこさん、これを見た家内から指摘されたんですけど、漢字圏のお札ならもっと分からないだろうって(汗)
どちらもちゃんとアラビア数字は入っているんですけどね(笑)
そういえば、北海道でロシアの船員さん相手に千円札にゼロを追加偽造しただけの、おかしな一万円札が報道されたことがありました。
これは『9』に見えるだけで、見る側の責任ですね(笑)
確かに、旅は初めての経験が続くから面白いんでしょう。
2010/4/16(金) 午前 0:01
ニコケンさん、そうですよね、こんな失敗はきっとツアーガイド泣かせでしょう(笑)
でも、支払いだけはちゃんと自己申告しました、背中に日の丸を背負っているのは忘れたことがありません。
ハプニングが多いほど、旅は楽しめるものだと思います。
名所旧跡をサッと巡っておしまいなんて、ニコケンさんもないじゃないですか(笑)
言葉が通じない分、面白さ倍増です。
2010/4/16(金) 午前 0:02
炎蔵さん、これってデフォルメとまでは言わないですよね、ちょっとしたデザイン化した『9』に見えます(笑)
後ろにずらりと並んだ『0』と、とてもバランスが取れていると感じます。
みなさんに助けられ、思い出に残る旅でした、またすぐに出掛けたい気持です(笑)
飛行機なら、ちょっと大変でしたね(爆)
2010/4/16(金) 午前 0:03
私もお札の写真、下部にしか目がいかず、あらためて、「は?!」って感じでした。 私もやりそうですよ。。 それにしても、まぎらわしい数字だ。 最後の失敗はカンボジアらしいですね。
2010/4/17(土) 午前 3:36 [ anbeln ]
anbelnさん、まずそちらに目が行ってしまうでしょう?冷静だったらすぐ分かるのに(笑)
まず手始めはこんな小さな失敗です、他にもいろいろ面白いことはあるんですけど、写真がないので共有するのは難しいだけです(爆)
私の一方的な失敗だけでなく、旅は公平にと。
パソで部屋の予約管理や料金の管理はしていても、請求書は手書きです。
実に東南アジアらしいですよね(笑)
2010/4/17(土) 午後 11:46
本当、ツアーやパック旅行でなくて良かったですね!
失敗も失敗じゃなくなるのが、個人旅行(?)の楽しさです!
この出来事で、より、思い出が深く脳の記憶エリアに!!
2010/4/22(木) 午後 11:07
アガスタさん、ありがちなことです、私には(笑)
予定は立てずに、その日におきたことだけをメモしていきます、それも記憶力が弱まってきてから。
旅にPCやヘッドホンステレオは邪道、熱中してしまうとメモさえ日付を間違えます(爆)
たぶん都合の悪いことにかけてはかなりの健忘症ですから、『そんなこともあったな〜』程度ですよ(汗)
2010/4/22(木) 午後 11:42
お札の数字は間違えると思うな
ニセ札の経験も中国であったし
初めてのお金は注意するな
失敗のツッコミは次回や(^^)
2010/4/27(火) 午後 7:25 [ gob*te*_*aisuki ]
ありましたね、確か香港でしたか、例のニセ札ビリビリ事件!(笑)
goboさんの奥様が両替時に指摘されたんですよね。
次回が…コワイ(爆)
2010/4/27(火) 午後 11:35