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第二次世界大戦前には『ジープ』と呼ばれる軍用車両がウイリス社とフォード社で量産されていたことは知っていました。 ウイリス社が『MB』、フォードが『GPW』という名称であったことも。 ただ、実際に見たことのあるのはウイリス社の『MB』だけでしかありません。 このときもウイリスのジープだろうと思ってカメラを取り出しました。 遅すぎたかなと思ったらちょうど赤信号で減速、何とか後姿だけでも捉えることができました。 その後の動きがなんだかおかしいのです、急に右の歩道に寄って行くのです。 舗道に乗り上げた時点でこれはチャンスだと、急ぎ足。 助手席に乗っていた子供さんが降りたところに申し出ました。 まずは英語、通じなかったので単語をつなぎ合わせただけのベトナム語。 「私は日本人です、ジープが大好きなんです。写真を撮らせてもらえませんか?」 何とか通じました。 発音や言葉の繋ぎ方ではなく、右手にカメラを持っていたからだと思います。 奥のお宅からも不審人物を見物する視線があります、これは気にしません。 「ヤ〜(いいよ)」 返事をいただいた位置から、まず1枚。 下回りもシャーシーブラックが光っているほど、手入れが行き届いています。 ここで気づいたんです、フロントグラスの下に『FORD MOTOR COMPANY』の文字があることに。 「このジープ、フォード製なんですか?」 (本当は、『ジープ』と『フォード』をくっつけて聞いてみただけ) 「ヤ〜(そうだよ)」 「何年の製造なんですか?」 (これは『何歳ですか?』の流用) 「ヤ〜」 「………」 この時点で、わが語学力では詳しい情報はいただけないと諦めました。 速度計はマイル表示、ただしアンメーター(電流計)だけにはロシア文字がありました。 注意書きの黄色いシールも、メーターパネルの横にある銘板も英語。 ただ、新し過ぎると思えるのです。 銘板を拡大してみました。 私には非の打ちどころのないものに見えます。 ただし、刻印されているはずの製造番号や納入日の欄はブランクになっていました。 いくら大事にしても、第二次世界大戦からはこれほど鮮明に残されているはずはないのになとも。 ハンドル左側のスイッチ類は、かなり改造されてあります。 スナップスイッチも新しそうです。 オーナーさんのお腹だけがフレームに入りました。 その奥は奥様らしき方、闖入者に興味を持っていただけたのでしょう。 滑り止めのゴムがないペダルも、なかなかおしゃれに見えます。 クラッチの左にある丸いもの、以前にご説明したことがあります。 配線がここまで来ていますから、ご存知ではない方にもヒントになるでしょう。 ガソリンタンクはドライバーシートの下、シートはクッションの入った帆布製。 もちろん何度か張替えはされているはず、どこにも破れはありませんでした。 タンクの注意シールだってこれだけ新しいとなると、だんだん疑問がわいてきます。 タイヤサイズは6.50−16インチ、プライ数は記入されていないし、メーカーだってお初にお目にかかる『CARGOMATE』、テキサス州にあるトレーラー貨物の会社でヒットしましたが。 『DRC』は、どうやらタイヤメーカーのようです、ブリジストンなどと一緒に掲載されているHPもありました。 いつも帰ってから気になりはじめることがあります。 この時だって同じ、ガソリンタンクまではよく観察していたのにこの斧にはまったく気づかなかったのです。 これが米軍の標準仕様なのか、この方の趣味であとから取り付けられたのか、聞けばよかったと思っても、もう手遅れ。 ほとんど使った形跡もないし、この国で斧を使うスポーツも聞いたことがないし、とにかく日本だったらすぐに制服を着た人たちの餌食にされることだけは間違いないでしょう。 フォード製が事実かどうかも含めて、これも謎にしておいたほうがいいのかもしれません。
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乗り物百態
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こんばんは、smokyさん。
ジープほど南国でも北国でも似合う車はないと思います、どんな過酷な条件でも克服できる構造になっているそうですから。
手を焼いたのは熱帯の湿地帯だけだったそうですよ(笑)
映画に登場するのもほとんどが幌なし、冬のシーンでも一緒です。
やっぱり幌なしオープンがお似合いなんでしょう、それとも撮影上の理由からなのかな?(笑)
2011/2/22(火) 午後 11:39
親指さん、おっしゃる通り整備もよくされています、エンジンもかけていただいたんですけど、セル一発。
まさに『愛車』の雰囲気ですから、別に本物かどうかは聞く必要もなかったと今は思っています(笑)
米軍からは車両重量の上限指定があったそうですけど、初代の設計者ははなから無視して強固なボディーを作り上げたそうです。
米軍もテストして納得したとか、こんな逸話も大好きです(笑)
日本ではTOYOTAがコピーを作ったそうですが、量産に至る前に敗戦。
wikipediaにはこんなことも書かれていました。
ジープの逸話も多いんですけど、カブの神話には及ばないと思っています!(爆)
2011/2/22(火) 午後 11:40
夢花さん、やっぱりジープは戦争映画には不可欠な小道具だと思います。
アメリカ式に言えば、銃は使うもの(人間)に左右される…とまでは私は考えたくないんですけど、紛争地の映像を見ていると日本車の多いことが分かります。
別な視点から見れば、ロシアが開発した『AK-47』という自動小銃がいっぱいコピーされて、広島と長崎に落とされた原爆の何倍かの犠牲者を出しています。
私が好きなのはまた別な視点から、どうぞご理解ください。
2011/2/22(火) 午後 11:42
ヒロちゃん、HONDAの部品保有・供給体制の不満は大きいですね。
ただし、日本においてのお話です(笑)
東南アジアではワイヤ関係だと業者に出かけると数分で加工してくれます。
もちろん新品ですよ(笑)
そのほかにも部品図面さえ持っていけば時間のかかるものでも1週間、ただし『材質』は無視されます(爆)
このオーナーさんは『こだわり』に重きを置いておられるみたいですね、改造も最小限度になっていました。
私はTOYOTAの四駆に乗ったことは数えるほどしかありません、乗り心地に注意を払っているなと印象を持ちました。
2011/2/22(火) 午後 11:43
Time Tripperさん、日本でもよく見かけるとはずいぶん意外でした。
個人輸入でも並行輸入でも、ナンバープレートを取るには『道路運送車両法』をクリアしないといけないので、何度も陸運事務所に出向いたことがあったので、この年代の車がそれだけあるとは…。
またジープに詳しい方からのメッセージもあると思います。
特に製造年代や会社にこだわるわけではないんですが、ウイリス社製ではないんですよね?
ウイリスなら特徴はよく知っていたつもりなんですが…(汗)
2011/2/22(火) 午後 11:44
炎造さん、wikiによると第二次戦争後には製造されたことはなさそうです。
それでも朝鮮戦争やベトナム戦争には、まだ現役で使われてきたようですね。
その当時の車両だとは、まったく断定は不能です(笑)
戦争博物館にでも出かけないと、ウイリスとフォードの車両はほとんど見分けが付きません。
これも『蝶』と『蛾』とを見分けるぐらい難しいと思います(爆)
ベトナムで遊ぶには、四輪駆動がいちばん適していると思いますよ。
でも、エアコンがなければ熱中症になってしまいそうです(笑)
2011/2/22(火) 午後 11:46
初めまして。
この車両は、正式名称は『M151』と言うと思います。
時代的には、ベトナム戦争時代の、米軍の主力車両ですね。
タイプとしては、改良前のA1と改良後のA2があると思います。
第二次世界大戦時、1/4トントラックと位置付けられたMB・GPWの何代目かの米軍公式後継車両ですね。残念ながらこのM151を最後に、ハンビー、すなわちハマーに世代を交代して大型化されてしまったんですね。因みに、第二次世界大戦中に製造されたGPWが私の愛車です。もう車検を5年も切らしてガレージの肥やしとなって、家内からは売れと圧力を掛けられていますが。泣
2011/2/23(水) 午前 10:28 [ エディー ]
息子のサバゲー仲間に(大人です)
ハマーをジープに改造している人がいるそうです。
ジープはかっこいいですよね。
走っていって写したくなるのもわかります。ポチ。
2011/2/23(水) 午前 11:58
前期のGPWとは雰囲気が違いますね、いろんなタイプが有ったのかその辺は判らないですね。
でも、理屈抜きでカッコイイのは確かです。
幌なしでも走れる南国が羨ましい、こちらでJeepは雪道の乗り物ですので!
三菱Jeepでさえ維持が大変になりつつあります、
それにバイクならまだしも普段乗らないクルマの税金は家計から出ません。
「税金安い軽ならなんとか」というわけで、
セカンド、サードカーでジムニーが流行る訳ですねー、ぽちっ!
2011/2/23(水) 午後 3:05 [ ヨンクロウ ]
初めまして、エディーさん。
詳しい情報を、ありがとうございます。
私は戦闘機能を強化したハマーはあまり好きじゃないんです。
やっぱりベトナム戦争の遺児でしたか、と言ってもまだ本物かどうか疑わしい点が拭い切れませんけど(笑)
ベトナムではロシア製の『ジープ』が公安(警察)の制式車両として採用されています。
運転されている方に話を聞いたことがありますが、今はベトナムトヨタ製のWピックに更新されることを心待ちにされていました(爆)
よく『床の間バイク』なんて耳にしますが、『床の間ジープ』は初耳でした。
GPW、ぜひかわいがってやってください、臨時運行ナンバーはだめですか?(笑)
退院、おめでとうございます。
私も去年靭帯の手術をしたんですよ、まだ週1度病院でリハビリを続けています。
おだいじに。
2011/2/23(水) 午後 11:35
ワンワンさん、私は大型のハマーにはあまり興味がないんです。
クオーターと呼ばれる1/4トン程度が、いちばんレジャーにも工事現場にもなんだかぴったり感があるんです(笑)
戦場の活躍はよく聞きますが、ほとんど右から左に聞き流します。
平和な世界で、普通の車の走れないオフロードを走ってみたい感覚、これが好きなんですよ(笑)
助手席に男の子が乗っていたのもほほえましくて、オーナーさんにお願いしました。
ぽち、ありがとうございました。
2011/2/23(水) 午後 11:36
ヨンクロウさん、私もGPWとは一味違うなと思ったんです(笑)
それでもおっしゃる通りの雰囲気は持っていました、追いかけたくなりました(爆)
今はどのメーカーでも手持ち部品を減少させる傾向にあるそうですから、古い車種になればなるほど維持は難しくなるでしょう。
4年前のH車のサスペンション部品が2ヶ月待ちとかの情報も見ました。
古い車は乗るなということなんですかね、包囲網は決して税金面だけではないと思いますよ。
手作り部品なら安くできる国でしか、こんな車の余生はなくなってきたのかな?(涙)
ぽち、ありがとうございました。
2011/2/23(水) 午後 11:37
ジープは詳しくわかりませんが、これぞジープという形ですね!
プーケットでは大きなジープをヨーロピアンが借りて走っているのを良く見かけます。
いくら気持ちよくても日差しが暑すぎるんじゃないかと思います。
2011/2/24(木) 午後 0:46
今日は 仰る通り古い車には乗るなと言う事でしょうね 車屋さんも
修理する気が無い様です 最近はエンジンのバラしもしないようです
30万の車に50万の修理費ツッたら まぁ捨てざるを得ませんねー
趣味で車を選ぶ訳にも行かず 軽に成りました 泣きが入ります
2011/2/24(木) 午後 5:07 [ オオトラ ]
コタパパさん、ベトナムの世界文化遺産に『ミーソン遺跡』というのが中部にあります。
2〜17世紀にわたってのチャンパ王国が聖地としていたところなんですけど、ゲートから遺跡までには米軍の残していったジープばかりがあって、ファンには遺跡以上に喜ばれていたものです(笑)
今は取り付け道路もすっかり整備されて、ハイエースなどのコーチタイプに取って代わられました。
冬の長い欧米人には、熱帯の日差しなんてあまり考えないどころか、享受する節がうかがえますね。
どんなに遠くからでも半パン・ランニングシャツは、欧米から来た観光客たちの目印です(笑)
2011/2/24(木) 午後 11:24
こんばんは、オオトラさん。
私のマイカー生活もN360に始まってヴィヴィオのTボーンオープンで終わりました、軽に始まり軽で終わったんですよ(笑)
日本は人件費が膨れ上がりましたからね、エンジンのO/Hなんて極言すれば車検の片手までしていた仕事なんですけど。
修理費が50万ですか、こちらでも部品調達には苦労するみたいですけど、手作りの部分が限りなく広いですからね。
ガスケット関係でも手作りでできます。
手放された車、こちらに流れてくるかもしれませんよ(笑)
2011/2/24(木) 午後 11:25
うっかり見過ごしていました。
この151で牽引するトレーラーを所有していますよ。
ベトナムにマニアが多いですね〜
2011/2/25(金) 午後 8:30 [ maruyo ]
maruyoさん、やっぱり151ですか、ありがとうございます!
おっしゃる通り、ベトナムでは許可の必要な無線の(ダミーですが…)アンテナを含めた機器まで装備しているMBに乗っておられる方もいるぐらいです(笑)
ベトナム軍が制式採用している最新式のロシア製『ジープ』も見たいんですけどね、都会ではまず見かけられないそうです。
マニアは、どんな国にでも存在するものだと思いますよ(爆)
2011/2/25(金) 午後 11:18
ずっと長い間
ジープはウイリスしか知らんかった
ギブミーチョコレートの世代やのに(^^);
2011/3/3(木) 午後 7:33 [ gob*te*_*aisuki ]
私も『尼宝線』で何度かキャンディーやチョコレートをもらったことがありますよ(笑)
伊丹に進駐軍の基地がありました、今は自衛隊の駐屯地です。
兵士がチョコレートを携帯しているのがずっと不思議でした。
goboさんは考えたことありませんか?(笑)
戦地で補給難だったら、分からないこともないんですけどね(爆)
2011/3/3(木) 午後 11:00