OHANAたち

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ハイビ日記(1)

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ずっと欲しかったんです、大輪種ハイビスカスの黄色。
確か4年前に行ったメコンデルタの公園で目にしてから。
その時には黄色だけでなく、薄いピンクや真紅の大輪もありました。

自転車にいっぱい花鉢を積んで来てくれる行商さんに、何度か「欲しいんです」と言ったことがあります。
でも、「手間はかかるし、高い」と、私には絶対無理みたいな口調ではねつけられっ放し。
確かに園芸店で見かけた時には50万ドン(¥2500)の高値が付いていて、諦めたことがありました。

それが、目の前の自転車に乗せられていたのです。
場所はバスを降りてからすぐの帰り道、すぐに価格を聞きました。
「いくらですか?」
「5万ドン」

もちろん値切りもせずに、即買いしました。
鼻歌交じりの帰り道です。



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これが一般家庭に植えられているハイビスカス、葉にご注目ください。
よくお仏壇にある『樒』に似ていますが、そんなに肉厚はなくギザギザ部に触っても痛くありません。

ものの本によると(と言っても、あくまでネットの検索ですが)、ベトナムでよく見かける路地植えのハイビスカスは『オールドタイプ』と呼ばれるもので、花は小さくても暑さに強く(ベトナムでは)1日1回の水遣りでいいそうです。



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私が買ったこの品種は『ハワイアン種』で、日本では鉢植えで愛好家に人気とか。
ネットで調べると、こんな記述もありました。
『性質が弱く、30度を超える暑さになると花はほとんど開花しなくなります』

あのね、こちらは一年で一番気温の上がる時期、今日の予想気温だって28−37度なんですよ。
今まで日本の『専門家』が運営するホームページを読んでこちらでの参考になったことはまずないし、情報はもっぱらご近所様や身内から集めることにしました。



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まず考えたのは、鉢植えにした方が無難だろうということ。
これは義弟Aも大賛成。
「50万ドンもする花を、すぐに枯らせると勿体ないよ。何年かは楽しませてもらわないと」
買った価格が5万ドン(¥250)などとは、誰にも言っていません。

「直射日光は、ダメ」
「根づくまでは1日に4〜5回の水遣りは必要だ」
「肥料は蘭の花用がいい、1週間に一度は」
「土は焼モミ20%、椰子繊維25%、黒土・・・」
まあまあ、みなさんはいろんなことを言ってくれます、それも真剣に。



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私が選んだ場所は、ここでした。
左端に写っているのはチビの『おはじ木』、おはじきを植えたら芽が出たと本人は申しておりますが、義弟の見立ては『竜眼』の木。
その右のスペースに植えたのです。
ここなら散歩をしている人からも見えるし、それが私に対するプレッシャーになって、育て甲斐もあるというもの。

家内は朝からの直射日光を気にしますが、もともとここは30度以上が当たり前の土地。
園芸農家がどんな育て方をされていたとしても、この場所でワイルドに育ってくれれば御の字なんですけど。

さて、花には『ハイビ』と名付けて、この話題をお伝えしていこうと思います。
今は1日5回も水やりしているけど、枯れたら…ごめんな。



おまけ。
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今の『クネンアップル』です。
これが立派な花なんですけど。

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