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今年はちょっと様相が変わって、わが露店街でもたくさんの店が仕入れています。 中南部ではチョムチョム(ランブータン)やマンカット(マンゴスチン)が盛りの終焉期を迎えていて、価格も少しずつ上向き加減でしょうか。 そんな中で、例年にはないライチの大展示会が始まっています。 ベトナム政府は豊作のライチを南部で消費させる作戦に出ました。 噂によると、集荷場からの運送費を半分負担するとか、軍でも買い上げを増やすとか。 その効果があってか、こんなにたくさんのライチが露店にも出回っています。 魚屋さんにだって置いていました。 南部でもスイカは年中採れるし、これはどうしようもなかったのでしょうが、ライチなら何とかできると政府は読んだのだと思います。 マンカット(マンゴスチン)は1kgが2万ドン(¥100)に対して、ライチは25000ドン(¥125)、市場内の果物店だともう少し高いでしょう。 右の鶏卵はちょっと辛いほぼ日本と同じ価格、左の果物はセリと言います。 これは酸っぱいだけだから、私はほとんど食べません。 去年の今頃、やっぱりチビが夏休みの頃だったでしょう。 毎日昼寝の後に出てくる『お目覚めフルーツ』は、ほぼ毎日がスイカ。 反中意識の高いわがファミリーはマスコミに乗せられやすいんだなと思いながら、我慢して食したものです。 でも、広州産ライチよりもっと人気の高いのがベトナム産が実情。 だいいち、何をするかわからない栽培より、ずっと安心して食べられるじゃないですか。 一方ベトナム産のライチは日本政府の植物検疫法で、ほんの一部しか輸出できないんですよ、ご存知でしたか? 枝葉ごと切って出荷すると、新鮮さが長持ちします。 そこに日本にはいない害虫がくっ付いて来ると植物検疫所が言うので、ベトナム側では実だけの輸出を打診したことがあります。 日本に買ってもらうには、まず洗浄をした後に薬品での燻蒸処理が必要。 まだベトナムにはライチ用の、そういった設備はありません。 一昨年でしたか、中南部特産のタンロン(ドラゴンフルーツ)専用の洗浄・燻蒸処理施設を作った会社がありました。 しかし日本では思ったほど売れず、輸出先を中東やオーストラリアに振り向けましたがなお苦戦中だそうです。 嗜好品に属する果物には食べる限界もあり、ライチを食べれば他のフルーツにも影響が出るのは必至。 毎日こんな甘いものを食べる辛さは山々なれど、今は北部の生産農家を応援するしかありません。 ただ、ライチがこんなに前面に置かれているのは、ベトナム商人の心意気なのかも知れません。 ここのライチは、1kgが1万ドン高かった。 下がアメリカンチェリー、大きさがお分かりいただけると思います。 日本のみなさん、(サイゴンからライチが消えるまで頑張って)いただきます! |
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