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外務省のHPによれば『第二次中南部海岸保全植林計画(892ヘクタールの海岸保全植林及び関連施設建設)』とあり、クアンナム省とクアンガイ省が対象で3900万円を限度とした無償資金協力の事業だそうです。 坂場三男駐越大使(当時)との締結は平成20年11月20日で5年計画とありましたから、もう完了していることと思われます。 なんだ、後ろの建物は小学校ではなかったんだ。 タンさんに確認するとここはフォービン(Pho Vinh)村役場、だから日本のODAがこうして村人たちに広く知らされているんでしょう。 どこかの国とは違う、そんなうれしさを感じていました。 残念ながらお話を聞くことも出来ず、どこが植林されたのかをみなさんにお伝えすることはできません、ごめんなさい。 でもここですぐに帰らないのがオフロード流見学術、隣の門が開いている建物の文字を見ると『看護婦(Y TE)派出所』とあります。 ちょっと瀟洒な建物に、興味が湧いてきたのでタンさんに尋ねてみました。 「今日は日曜日なのに、医療関係はお休みじゃないんですか?」 タンさんの家から100メートルほど西にある診療所は、土・日曜が休みだったのを知っています。 「ちょっと聞いてきますね」 ここでも英語の話せる方に出会えました、看護士のSさんです。 ヒマな日本人を案内してもらえるのは、急患がいないからでしょう。 もちろん医者の治療が必要だと判断された場合は、旧米軍飛行場跡に建設された総合病院へ。 ベトナムの医療制度はよく知らないけれど、初期治療など簡単な処置はここで済ませるそうでした。 パスポートの確認と、何だか知らない書類にサインをさせられて再開。 急患が来たらすぐに私たちは引き取るということで、お話を聞くことができました。 感じたことは、医療先進国と言われる日本より、ずっと優れた制度ではないかということです。 それがいいかは別にして、高齢化の進むわが国にも看護士資格を眠らせたままの方が多いはず。 その人たちをこんな『ナースステーション』に来てもらえば、患者の選り分けができるし、ずっと医療現場の混雑が防げるのではないかな。 バイクで30分も走れば総合病院もあるし、村人たちに『安心』を与えるには大規模な拠点づくりではなく、こういった施設も重要なのでしょう。 都会には『ホームドクター』がいても、自治体に『ドクターヘリ』があっても、過疎化した日本の村にだってぜひ欲しいものだと思いました。 もう一度考えました、今の日本では無理かなと。 何事にも高度で最新の医療を求める国民性、ちょっとした医療過誤でも裁判沙汰になってしまう昨今ですからね。 もちろん医療側の隠蔽体質もあるんですけど…。 ホーチミン市など、都会には医療外資が認められて病院が乱立。 一方、こんな田舎では地道な医療活動が続けられている矛盾。 やっぱり医療制度は難しい、これが結論かな。 おまけ。 拡大してみましょう。 高さ表示は海抜ではなく、地区の基準点だそうです。 これも難しい問題です。 |
ちょい旅
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