食べ物・飲み物

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好評、日本のお菓子

きっとみなさんは当たり前過ぎて、面白くも何ともないと思います。
でも、11年間一度も帰国することなく過ごしてきた身にはとてもありがたい物だし、ベトナムの人たちとのコミュニケーションを図るにも、今や欠かすことのできないツールでもあるのです。



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まずはこれから。
アニメ『火垂るの墓』を見てからというもの、チビが手放さなくなったのが私にも懐かしいこのドロップです。
「セツコ、カワイソー」
そう言うので、お兄ちゃんはもっとかわいそうだよと返しても、少女節子への感情移入が先立っているので聞き入れてもらえません。
1個、55,000ドン(¥305)です。

たまに家内が作る味噌汁や、味噌汁でなくってもスープにご飯をちょっとだけ入れて言うのです。
「ゴハン、ハイッテヘン」
ずいぶん関西弁も上手になったとは思いますが。



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これは押しなべてファミリーには人気、特に歯のなくなった家内の母親にも食べられるので最近は欠かしません。
日本の『ソフト化食品』もフルーツまで来ましたか、でもベトナムでは受け入れられるようです。
私は歯ごたえのある方が好きなので、歯の丈夫なうちはあまりお世話にはならないでしょう。
1個、35,000ドン(¥194)。



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チビの友だちが来たら、一緒に作って遊びます。
お寿司のダメな友達にも、これは大丈夫。
私にはちっともおいしくありませんけど、日本でも評判がいいとネットで知っていますからね。
ちょっと高くて98,000ドン(¥544)、友だちが何人来ても1個しか出しません。



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どちらも45,000ドン(¥250)で同じメーカーの製品です。
ベトナムにはないキャンディの中にフルーツのシロップが入っているのが人気の秘密でしょう。



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私はもっぱらこちら、少々甘くても昔懐かしい黒砂糖の味。
風邪をひきかけた時などにのど飴代わりとして、時折たしなみます。
開封して何かの缶に入れておくと、いざという時になくなっているのが不思議。
このまましまっておくと、なくならないのですけど。
上と同じく同じく45,000ドン。



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今も変わらず流れているのかな「♪チョコレートはメ・イ・ジ♪」のCMソング。
長期出張に出る時、このチョコレートを箱買いしてお土産にしたものです。
安・小・軽の三拍子揃って、なおかつとっても喜ばれたけれど、熱帯のベトナム南部では問題あり。
箱の裏側にも書いてあるように、保管は28℃以下ですから…白化したり原形を保てなかったりでした。
最初の出張時にこの大失敗が発覚、以降はパイロットのボールペンなどに変更した苦い思い出があります。

去年のテト(旧正月)に味をしめたお客様がいて、在庫の6枚すべてをペロリ。
今年は一枚だけ差し上げて、残りは冷蔵庫の奥に隠したままで知らん顔をしていました。
どちらも39,000ドン(¥216)です。



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上がチビのご愛用チョコ。
イチゴのツブツブも入っていて、28個の小分けになっているところが体重を気にするお年頃には持って来いでしょう。
約1ヶ月に1個で99,000ドン(¥550)。

下は私がたまに食べたくなる時に、やっぱり1ヶ月に1回、一粒でじゅうぶんの32,000ドン(¥178)です。



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最後は今年のテトに、ほとんど偶然手に入ったマスクメロン。
ベトナムでも栽培されるようになりました、もちろん日本人が技術指導したたまものだと思います。
何年かかったのかは不明、きっとご苦労されただろうとお察しする次第。

11年前に来た当時に家内が買ってきたのが「ベトナムで作られた、日本のメロンだぞ」と期待を持たせたのに、マスクメロンの特徴である網目模様もごく薄くて、味だってほとんどマクワウリだったのです。
これが日本で栽培されたものならリンゴだって1kg20万ドンを超えますから、メロンだったらいくらぐらいになるんでしょうね。
1.75kgで188,000ドン(¥1,044)、ご先祖様の遺影からおさがりで口に入ったのは家内が『食べごろ』と判断した1週間後でした。
食べ物で涙が出そうになるのはこれが初体験、ファミリーが集まった時に切ったので、私が頂いたのは2・4・8ですから、たった16分の1だったのが初体験という情けないオチでした。
誰か二切れ食べているヤツがいる、でないと計算が合わんのです。

メロンを除いてすべて日本からの輸入品、円安になっているので量も種類も豊富になってきた気がします。
ただし、どれもこれも品切れになることが多い大欠点があります。
定番商品という考えは従来のベトナムにはありませんでした。
お店も賞味期限のあることですから、大量に仕入れることは難しいのでしょうけど。

価格はいずれもホーチミン市の『ハチハチ』と『TOKYO MART』からでした。



おまけ。
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私がお世話になっている美容室のHちゃんが、今年のテトに結婚しました。
わが頭を預けてもう5年、話せば長いことながら…。

この美容室は5階建て女子大生アパートの1階にあります。
それまでお世話になっていた(自称)マイケルの美容室が急に畳んで困っていた時、何軒かの理容店を回って「散髪と洗髪ができますか?」と聞いて歩いていたら、私のふと漏らしたつぶやきに反応してくれた若いベトナム人女性がいました。
「日本人ですか?」
日本人的によさ気と思える理髪店はサイゴン市内にはたくさんあっても、『裏の商売』を営む店が多いので困るのです。

事情を話すと、日本語学科1年生だというこの女性は私が紹介しましょうと指を差してくれた先がわが家に近い方角だったので、従ったのがこの美容室でした。
男性はできないと断られたところを無理やり頼み込んでくれた以上、少々の不満があってもこちらからは断れない状態になってしまったのです。

マイケルはサイゴンで行われた美女コンテストで『ミス・アルゼンチン』のヘアドレッサーを務めたほどの腕前、店内には当時の写真がいっぱい貼られていたのに手を出した株で大失敗したという噂です。
Hちゃんは、彼に比べるとはさみの使い方はまだ未熟。
それでも一生懸命さは、十分伝わってきます。

つむじの辺りが薄くなってきたからと、その辺りだけの髪の毛を長く伸ばすカットを一年余り続けられたり。
鬢の長さが左右、毎回違っていたり。
洗髪ベッドにあお向けになって、いい気持になっていたら、突然ラジオの音楽に合わせて歌いだしたり。
フェイスマッサージの時に手のひらがこそばゆいから、来る前にヒゲを剃って来てくれと言われたり。
いろんなことがありました。

カットが3万ドン、シャンプーとフェイスマッサージが2万ドン、チップが1万ドンの合計6万ドンが料金。
ある日、腰が重い時にお店に出かけたことがありました。
すると、シャンプーのベッドに仰向きで寝ろと言います。
上着もシャツも脱げとまで指示されるとはちょっと驚きだったけれど、このマッサージがまたすこぶる気持ちいいんです。
「お父さんにしていたから。肩は、どうですか?」

それまでは40分ぐらいで終わったのに、以来1時間は優に超えるようになりました。
「いくらですか?」
「10万ドン(¥555)…」
「チップも入れて?」
「はい」

やっぱり長くなってしまった。
で、何が日本のお菓子と関係あるのかというと、10万ドンだけでは申し訳ないと持って行き始めたのが上でご紹介したキャンディやチョコレートなんです。

末永くお幸せに。
私の髪の毛も、よろしく。

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