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一昨年は12年物のシーバスリーガル、去年はどこで知ったか日本の焼酎『森伊蔵」、いずれももらったその日のうちにみんなで飲んでしまいました。 今年はこれ、何とロレックス・デイトナ、もちろんコピー品です。 「ユンボン(私のこと)の腕時計が古くなっているので、みんなで決めた」 そう言って貰ったけど、やっぱりコピー品はなるべく使いたくないしなぁ。 第一、私ごときが持てるような腕時計ではないし。 私は腕時計に関して、四つの決めごとがあります。 中三針(秒針・分針・時針)があること、日と曜日が確認できること、電池を使わない自動巻かネジ巻きであること、それに防水であることです。 三番目の項目は出張先で電池が切れて、手に入れるのに難儀したことがあるからです。 裏蓋だって『WINNER ROLEX DAYTONA24』と刻印されているのです。 ただし、機番がないのが怪しげなところ。 以前いた会社の海外担当部長がこのデイトナをお持ちだったので、ある程度知っているんです。 ある大手商社から出向されて、パスポートは常に5年期限。 「十年物を持っていたって、出入国のハンコですぐに(有効ページが)いっぱいになるから」 ちなみに、私は初めてのパスポートからずっと十年の有効期限、仕事と給料の差がパスポートにも表れるんですね。 本物なら秒針はストップウォッチを機能させないと動きません、ずっと12時を指したままなんです。 この時計にはその機能がありません。 ただし、私の欲する要望がすべて詰まっているんですよ。 9時の方向には曜日が、3時の方向には日付がちゃんと示されているんです、お分かりでしょうか。 6時方向は24時間制表示で、小の月に日付を合わせるのに大いに参考となります。 本当に自動巻なのか、一度放ったらかしにしてみたことがありました。 ちゃんと止まっていたし、一番大きな竜頭を一段引っ張って巻いてみると、ちゃんと動き出したから間違いはありません。 コピー品が1日2分遅れるのに対して、これは1ヶ月に3〜5秒遅れるだけ、さすが『腐ってもセイコー』です。 1990年の購入ですから今年で26年目、一度セイコーで修理してもらっただけでこれだけ使えるのはありがたいことです。 その修理期間(確か2週間ほどかかった記憶があります)にセイコーから代替品を貸してもらいました。 それが防水ではなく、国内出張で旅館の風呂に入る時に外して脱衣かごの中に入れたのを忘れて…。 すぐに気付いて戻ったけれど、もうありませんでした。 セイコーに電話して、言いました。 「デパートや専門店に行って探したけど、同じ時計が見つからないんです」 即答はなく、翌日にかかってきた電話はこんな内容でした。 「お探ししていただなくても結構です、その時計はもう販売しておりませんので。あなたの時計は充電池からの液漏れ、本来なら私どもが無料修理すべき故障です。上司と検討させていただいた結果、修理代として1万円を支払っていただくことで代替紛失は不問とさせていただきたいのですが、いかがでしょう」 また脱線しました。 この時から『時計はセイコー』のファンになり、もちろん家内の時計もチビのお父さんの時計もセイコーです。 汗をよくかく南国にいてもかぶれることもなく、金メッキのリングがあちこち剥げてきているだけで何の問題もなし。 これを目にしたから、義弟たちは新しい時計をプレゼントしてくれたんでしょうけど。 最近は眼が悪くなってきて、コピー品のこんな小さな日付なんて見えやしない。 曜日だけは角度で判断できるようにはなってはきましたが。 やっぱり古い時計の方が、私にはしっくりきます。 それに、こやつはずっと腕に付けていないと最大72時間しか充電できませんし、コピー品みたいに手巻き充電なんてできません。 せっかくいただいた腕時計なのに、外出時はセイコー、家ではコピー品と使い分けるようになりました。 いただいた時計に付けた愛称が『ダッコちゃん』、ちょっと長生きされておられる方はピンと来られるだろうと思います。 おまけ。
甥っ子の腕時計は、やっぱりロレックスのデイデイトでした。 キミ、レンズの取り付けが歪んでるよ。 |
日々平安
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