ちょい旅

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駐車場からチケット売り場に近づいても、他に観光客の姿は見えません。
『DRAY NUR』はどう聞いても『ドリー・ヌール』としか聞こえません。
日本のガイドブックには『地球の歩き方』をはじめ、どれを見たって『DRAY SAP』とあり、カタカナで『ダライサップ滝』と書かれています。
エデ族の言葉でも『煙の滝』とは『ドリー・ヌール』と言うのに、なぜ日本だけが別の名前で呼ぶのか分かりません。
グーグルマップでもこう書かれていたので、このブログでは現地語に近い『ドリー・ヌール』で通すことにします。



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この辺りの観光地はどこも3万ドン(¥150)の入場料、カルテルでも結んでいるんですかね。
チケットの右に『一人当たり、コーヒー1杯サービス』との半券があります。
コーヒーを飲みながらの滝見物、いいじゃないですか。
このパンフレットとチケットにも『Thac Draynur』とありますよ、『Thac』とは『滝』の事ですからきっと私が正解。



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園内の標識は(小さくても)英語表記、先に行った公園よりも親切です。
もちろん英語よりベトナム語の方がもっと親切、『この先を下ると滝』とありました。



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ベトナム語の通り、『下れば滝』が見えてきました。
およそ50メートルほど下ればいいんでしょうか、滝の落差は30メートルとありましたから。
もうここからでも水音が聞こえて来るし、涼しげな雰囲気は伝わってきます。



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雨季になれば全体が滝のカーテンになるそうです、今は乾季だからこれで我慢しないといけません。
しかし…これで30メートルもあるんでしょうか、私の目測では20メートルほどにしか見えないんですけど。
幅は50メートルほどでしょうか、ガイドブックでは100メートルなんて書かれていたのに。



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もしかしてここを行くと、滝の裏に出られるかも知れない。
その先は。



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これを抜けないと行けないそうでした。
ここに警備員さんがいて制止、別に止めていただかなくってももう行く気はなくなりました。
おや、この公園はタバコを吸ってもいいようです。
灰皿が置いておりましたからね。
警備員さんと一緒に一服したら、無料のコーヒーをいただきます。



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なに、この辺りではなくって、吊橋を渡った公園の端にあるとパンフレットに書かれていました。
かなりデフォルメされた地図だとは感じていたけれど、ちょっと予測のしずらい所にまで歩かないと行けないようです。
滝はセレポック川の下流、これを渡ってどれぐらい歩くんでしょうね。



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吊橋の支柱は鉄骨、渡されているのはワイヤーでも橋の素材はやっぱり竹でした。
川面からの高さはおよそ20メートルほど、チビは私のポロシャツを掴んで離しません。
家内は奈良十津川の吊橋でも『地図にない橋』でも平気ですから、かなり先行しています。
ゆっくりでいいから付いてきてくれればいい、でも、竹の橋では平気だったのに。



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私は右目が不自由になってから、こんな道は大の苦手になりました。
今度はチビのステップをトレース、振り向いて撮りました。
まだコーヒーは飲めんのかい…。

この先100メートルほどでやっとありつけました。
家内たちは美味しいと言って飲んでいたけれど。
無料コーヒーって、こんなに苦いんですね。



おまけ。
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乗り場に人影もない馬車、今日が月曜日だからだそうです。
週休五日制のいい御身分ですね、馬クン。

余計なおまけ。
帰りの車内で、滝はどうして出来たのかを子供たちに訊ねてみました。
18歳を先頭にした誰もが、学校で勉強したことがないと言います。
さすが地震には縁のない国、いや地方で育った子供たちです。
ミャンマーからタイの北部を通ってラオス、そしてベトナム北中部を通過するプレートの境界があることを、この国ではほとんど知られていません。

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