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12月になると電線埋設工事も終わって、電柱に張られた電線の回収作業へと移って最終に突入。 ここまで何度チョコ停電があった事か、最少は10分程度から最長半日に跨る停電にはどれだけ苦労した事か。 埋設工事は夜がメイン、騒音で窓を閉めると今度は停電。 エアコンもファンも使えない夜、こちらは熱帯ですからね。 「人権無視やぁ〜〜!」 誰もそんな声をあげないのがベトナムです。 これでチョコ停電はなくなるだろうと思っていたら、まだあちこちでこういった工事が進行中ですから継続しました。 これでも文句を言わない(言えない)のもベトナム、電線地中化って、どんな目的でしたっけ。 これはどうやって撤去するのかに興味がありました。 気付いたのは5秒に1度ぐらいの大音響、電柱の根元を大ハンマーでたたく音で気が付いたのです。 人数は合計で6人、ベトナムにしては機能的な少人数です。 作業員が電柱に登って、ワイヤをくくり付けて片方のスリングをクレーンのフックに。 これで電柱根元のコンクリートをいくら割っても、クレーンの引く方向に倒れます。 何人かが交代する所がベトナム流、みなさんヘルメットは被っていても安全靴ではありません。 確かホーチミン市の電気工事は大阪を基盤とする電設工事の会社が指導して来たもの。 靴までは指導しきれなかったのかな。 これをサンダーで切って行く作業が、また大変。 どれだけ『椰子の木電柱』や『竹ちゃん電柱』が便利な事か、メコンデルタや山岳地帯の電設会社は知っていたんでしょうかね。 またまたサンダーの出番、でも最後は十分気をつけないといけませんよ。 急にあらぬ方向へ振るかも知れませんからね。 無事に倒された電柱はクレーン車の荷台に、これを見ていて高校生時代の『棒倒し』を連想してしまいました。 あのゲームは長い棒の先に差し込まれた旗を抜くだけでよかったけど、やっぱりこんな風に棒を倒さなければ取れませんからね。 この電柱、ベトナムですからきっと再利用されることと思います。 メコンデルタの小さな運河沿いでは、私の手が電線に届きそうな低い電柱をよく見かけましたから。 これもベトナムのいい所でしょうか。 おまけ。
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日々平安
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