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「あの辺りには花屋がいっぱいあるから…花を買いたいんです」 停まった店がここ、蘭の花は欲しいけどこれは手に負えないぐらい高そう。 絶対『日本人は金持ち』と思われてる。 「あのう、わが家は普通の家だし、こんな花を買ったらこれだけが目立ってしまう」 「どれぐらいの予算?露店ならもっと安くて1株ずつ売ってるよ」 コンホア通りの日本食材店でちょっと買い物をしてから、その『安い露店』に連れて行ってもらうことにしました。 いえ、電話するのではなく、翻訳ソフトを使って怪しげな日本語音声が突き出されたスマホから聞こえて来るのです。 私だってサイゴン暮らしは13年目、多少のベトナム語は出来るようになったんですけどね。 それに質問されて、答えるのはベトナム語なんですから。 面白いドライバーに、半日付き合いました。 東京オリンピックでも、こんなソフトがきっと活躍するかも知れません。 双方に同じソフトが必要ですけどね。 渋滞するたびにドライバーは翻訳ソフトでいろんなことを聞いてきます。 満足する答えが聞けたらその都度運転席から手を伸ばして握手、「ジャパン、ナンバーワン!」などと言われるとつい嬉しくなります。 舗道は赤と金色のオンパレード、今評判の『金色一万円札』があるかどうかを訊ねてみたけど、この辺りにはないようです。 一万円札の裏は雉の絵がありますよね。 今年は酉年なので、ベトナムでは贈り物に流行だと新聞にありました。 いろんな意表突いた流行があるものです、でも日本に土産で持って帰ったら捕まりそう。 そんなに精巧な代物だそうですから、1枚欲しかったんですけどね。 タクシードライバーがクラクションを鳴らして、「そっちじゃない、向こうだ!」なんて、知っていますよ地元なんだから。 ただし、蘭の花を売っている露店があるとは知りませんでした。 わが家の『大輪ハイビスカス』は、この人から買ったはずですから。 薄紫の蘭は1株13万ドン(¥650)、もう少し濃いのは何と5万ドン(¥250)だそうです。 タクシードライバーって、何でもよく知っているんですよね。 やっぱりテト前、この時間でも随分売れたようですね。 「安い物から売れていくよ」 すみません、私も安い物を買って。 テトは赤い花と黄色(金色)が好まれます、おめでたい色は世界共通なのかな。 露店のハイビスカスには蕾がたくさん、わが家は葉が落ちてだんだん貧相になってきています。 それでもテトにはきっと花を咲かせてくれると思います。 顔なじみになっていますから、開店準備中でもウエルカム。 コンホア通りで買ったアールスメロンは4個、テトには十分熟してみんなで美味しく頂けそうです。 室内は禁煙でも、何せ一年を通じて使うものですからフィルターを月に一度清掃しても本体にゴミがいっぱい。 それだけホーチミン市の空気が汚れている証左なんでしょうけど、誰もまだ『PMナントカ』は気にしていないようです。 一番汚れているのはいつも一階の応接室、ブックショップにあった禁煙マークを買って貼っても、翌日には剥がされていたぐらいの喫煙天国ですからね。 さて、明日からは私も参加しての大掃除が始まります。 必ずどこかに筋肉痛が起きますから、テト元旦の1日前までには終わらせる予定はどうなるでしょう。 もう1日ではサロンパスジェルを塗りたくっても痛みが残る年齢。 今年のテトは義弟Bが親戚周りの順番、お客様が見えた時だけ見栄を張りますかね。 おまけ。
グラブタクシーのベトナム版、グラブバイクです。 |
ちょい旅
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