日々平安

[ リスト ]

眼科専門病院

イメージ 1
ホーチミン市眼科専門病院へと言ったら、タクシーはここで止まってくれました。
ワンブロックすべてがこの病院なので出入口は何ヶ所かあります、でもきっとここが正面玄関なのでしょう。
ここはよく通る道、眼科専門病院であることはよく知っていました。



イメージ 2
中に入ってみるとこんなに待っている人たち、これはまったく知りませんでした。
日本のどんな病院だって、これだけの患者さんが待っていることはないはず。
思わず尻込みをしてしまいました。
今日一日で終わるんかいな。



イメージ 3
白衣を着た女性が私たちの前を通って、この席に座りました。
番号券は取ったけどまだまだ先、一度あの人に聞いてみると席を立った家内が「ここじゃない、向こうの棟」と私を連れて行きます。



イメージ 4
これはひと安心しました、紹介状を出したらすぐに検査室に入るよう案内されましたから、先ほどとは大違い。
一番手前の部屋に入ると、見慣れた日立の検眼鏡があります。
片目ずつ奥の赤色した灯りを見つめて、顔の外側から光を当てられるのは今までと全く同じでした。

「左目は白内障の初期ですね、右目も見ておきましょう」
しばらく光の位置を変えて見ていた女医さんは、隣の部屋でもう一度検査するようにと指示をくれました。



イメージ 5
今度は『SHIN-NIPPON』なる機械です、お初にお目にかかります。
左の白い樹脂に顎を乗せて、透明な湾曲した所に額をくっ付けて。
今度は緑色のLEDですか、じっと見つめていたらいきなりプシュン。
これはエアを拭きつけられているのか、薬を噴霧されているのかは分かりません。
とにかく両目に10回ずつほど噴射されて、目をこすりたくなるのをグッと我慢しました。
機械からプリントアウトされたシートを持って、元の検査室に戻ります。
後で検索したら非接触型眼圧測定機、今まの定期検診では眼球に直接押すタイプでしたから、これはありがたかった。

「左目は白内障に間違いありません。右眼は…手術すると、ある程度視野を確保できるかも知れませんね」
家内が通訳してくれました、でもある程度ってどんな程度なんでしょう。
「10メートル先の人が見える程度、男性か女性かはちょっと分からないかな」
なのだそうです。

さらに精密検査のため、四階のハイテクセンターに行くよう指示されました。



イメージ 6
正確には『ハイテク・デパートメント」、ここでも右目を『ある程度』回復できる見込みとのありがたい診断でした。
びっくりしたのは次の言葉、「今日手術しますか?」なんて、いかにもベトナムならではでしょうね。
実は、緑内障と診断された時もそうでした。
セカンドオピニオンを求めて別の病院に行っていれば、結果は違ったかもしれないけど後の祭り。

もちろん今日は休みをもらっていますから、出来るなら早い方がいい。
まだ心の準備は出来ていませんけど…ホーチミン市で一番とされる眼科専門病院ですから。



イメージ 7
提示された手術の料金表、私の場合は黄色の枠で囲んだところです。
なんと2600万ドン(13万円)、これはあらかじめプリントしてあったので外国人価格ではないと思いました。
準備してきたお金は私が500万ドン、家内も500万ドンですからとても足りません。
手術前の検査を受けている間に、家内が家に戻って持って来てもらう事になりました。
これの半額は『医療健康保険』から戻って来ますから、実質6.5万円は高いのかどうかは考えないことにしました。



イメージ 8
ここに座って呼び出しを待ちます、私は医療英語なんて分からないから家内がいないと不安です。
若い人はほとんど付添人、やっぱり目の病気は老人が多いのですね。
私もそんな一人になってしまった事が悔しいけど、これだけはどうにもなりません。



イメージ 9
まずは血液検査、確認したいのは注射針の使い回しがないかでした。
ここは大丈夫、ひとりごとにパックされた注射器を破って取り出していますから心配なし。

私は注射針が突き刺さるのをしっかり見るのが趣味、これで採血テクニックが判断できるのです。
このかたは合格、そりゃそうでしょう。
一日何十人と、いや百人単位かな、採血するのですから、下手でも上手になる事間違いなし。



イメージ 10
これは眼科専門病院ならではの『目の超音波検査』、初体験です。
右目だけでいいのに、ご丁寧に両目を検査してくれました。
どうせ、いつかは左目の白内障も手術するからいいでしょう。



イメージ 11
「靴下は脱いで、胸をはだけて、ズボンは裾をまくって!」
心電図を取るそうです、なにもそんなに強く言わなくてもいいのにね。
この程度のベトナム語は分かります。

心電図の後に血圧検査がありました。
ここで非常事態発生。
何と血圧が190もあったんです、これでは手術はできないと言われて家内を待つ事にします。

家内が家から戻って来て、「今はナーバスになっているから」ともう一度確認してもらう事になりました。
血圧測定は聴診器を肘の内側にある動脈に当てて測るもの。
測ってくれた女性は聴診器をお持ちではなく、わが手首に人差し指と中指を当てての数値ですから、私は信用なりません。

元の診察室に戻って女医さんと話していた家内が持って来た、舌下錠の血圧降下剤を含んで30分待ちます。
再測定の結果は175、それでも高いので手術は延期することに決定しました。
おかしいな。
一週間に一度は測りなさいと買ってもらった血圧計では132ー74だったのに、2年半前の事ですけど。

女医さんに総合病院への紹介状を書いてもらって帰宅、「明日すぐに行きなさい、あなたのためです」と言われてもねぇ。
いくら女医さんでも患者の都合なんて考えてくれない、こんなにピンピンしているのに。
昼ご飯を食べたらオフィスに行って、都合を付けないといけません。
「医者と坊主は大嫌い、他人の不幸で飯を食ってる」、そう言う友人がいましたっけ。
一部賛成する気になって来ました。

よしもとブログランキング

もっと見る

プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事