日々平安

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田舎に市場

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ドローンのモーターが動かなくなっては遊びようがありません。
帰り道とは逆方向に新しい建物があったので尋ねると市場、それも完成してまだ3ヶ月だそうです。
こんなデュックフォーの田舎にも市場が、従来はちょっとした空き地にそれぞれが魚や野菜を並べた『青空市』があっただけでした。

こんな大きな箱モノを作って、成り立って行くんでしょうか。
興味が湧いてきて、ひとりで寄り道する事にしました。
サイゴンの公認市場なら正面にもいっぱいのバイクがあるのに、ちょっと寂しげです。
何せ立地が田畑の真ん中なんです。



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駐輪場も、整備員さえいませんでした。
もしかしたら、ここは従業員だけが使えるのかな。
車やトラックは進入禁止、そんな立て看板もあります。



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午後2時ですから、魚や肉・野菜・果物売り場はもう人影すら見かけません。
わが馴染みの露店街ならお客様もひと段落して、売り子さんたちは店先で食事をしている頃。
もちろん生鮮食料品売り場ではどこも売り切れ終い、店をたたんでいる所も当然あります。
でも、こんなにすっきりした売り場は、まず見かけません。



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生鮮食料品売り場から衣料品・日用品などのコーナーに来ると、もちろん営業中でした。
二階建てですからちょっと上も覗いて見ましょうか、商品は某大国製の衣類がほとんどです。
でもお客様の姿がほとんどありません、サイゴンなら公認市場の周囲には露店街があって活気がみなぎっているのに。



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場内にあった看板には『肉・魚・野菜・果物を売る業者は1平米当たり月に10万ドン(¥500)の使用料、その他の品目は13万ドン(¥650)で、3平米以上を借りる事とありました。
サイゴンで日本のお菓子を仕入れて売ると、きっと利益が出そう。
でも、この辺りにはそれだけの購買力のある人たちがどれほどいるでしょうね。
クアンガイ省の一人当たり所得はホーチミン市の五分の一ですから、勇気のある方は先行投資を。



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帰ったら、タンさんの奥さんがバラクーダを仕入れて来たところにバッタリ。
これは焼いてもカー・コー・トー(ココナツジュースとヌックマムで煮込んだもの)にしても美味しいんです。
今夜の食事が楽しみだ。



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その楽しみにしていた食事に、バラクーダの姿が見えません。
焼魚だったらすぐにでもできるのに、カー・コー・トーは一日調味液につけておかなければいけませんから明日かな。
家内にそう言うと、黒板に書かれた店のメニューに『焼魚』があったそうです。
「食べたいなら、明日漁港へ行く?」
別に店に座って、ビールを飲みながら焼魚を注文してもいいんですけど。
それに明日は4軒の遠戚様回りをしないといけないのに、いつの間にか早朝現地集合の話がまとまってしまいました。



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朝4時半、ニャーギー『世紀』のシャッターをこれだけ開けてもらいました。
ビジネス客と違って観光客はわがまま、朝早いのは今日だけですから辛抱してくださいませ。



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こんな時間でも、タクシーは予約すれば来てくれました。
家内は早くも生きのいい魚を買う戦闘モード、私は古いカブを撮れればいいなと思いながらの出発でした。

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