日々平安

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稗粒腫

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途中から見苦しい写真があります、気分を悪くしないでくださいませ。

美容師のHちゃんが結婚してから、一年ほど里に帰るという話を聞いていました。
聞いたのは後を任された女性から、きっとお腹が大きくなったからだという話。
郷に帰って、お母さんの元で赤ちゃんを産むのが一番ですからね。
その美容師さんも半年ほどでいなくなり、しばらくは扉が閉ざされたままの状態が続いていたのです。

美容室も主が変われば客だって変わるもの、私も一度カットしてもらってから技術のほどが分かってシャンプーだけにしたぐらいです。
ベトナムの散髪屋さんはほとんど洗髪設備がありません。
その代わりとっても低価格、ラフな髭剃りも含めて3万ドン(¥150)で済みます。
高級理髪店に行けばエアコンもあるし清潔、でもあまり行きたくない理由は…ここには書けません。



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散髪するのはいつも月曜日、これは日本の理髪・美容組合とやらに反発していたから。
料金や休日を申し合わせて決めるなんて、カルテルそのものじゃないですか。
今日はなぜかその月曜日に散髪屋さんが休み、組合の申し合わせでなく、きっと所用が出来たからだと思います。



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仕方がないから大通りまで出て、別の理髪店に行こうかと思って歩いていたら、何と美容室が開いているじゃないですか。
中を覗くと久し振りのHちゃん、思わずハイタッチを交わしました。
お客様の髪を右手で触っているので、左手で応えてくれたからお客様の頭越し、すみません。
あれからもう一年も経ったんですね。



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店内もすっかり変わって、鏡も大きな一枚物になったし椅子も赤いエアクッション式になっていました。
これはやる気満々だな、カットする時も長いエプロンを着けるようになったし。
独身時代はかなり細身のジーンズかショートパンツ姿が多かったのに、すっかり大人びてきましたね。
左の橋に写っているのはアシスタントのPちゃん、シャンプーやマッサージにペディキュアなどを担当。
でも私のシャンプーはずっと店主のHちゃん、別にPちゃんに嫌われているわけではありませんよ。

いつだったか、私がカットしてもらっている時に高齢の男性が入って来て「男もしてくれるのか?」と聞かれたことがありました。
その時にHちゃんは「この人は日本人で私の遠い親戚ですから」と答えたのです。
帰ってから家内に聞いて、その理由が分かりました。
日本と違って美容室は女性、男性は理容店に行くものとの不文律があるそうでした。
別に法律で決まっているわけでもなく、あくまで『不文律』ですから今もお付き合いさせてもらっています。
それからもずっとお付き合いさせていただいていました、なにせ『遠い親戚』ですからね。



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お願いしても写真は撮らせてくれないので、一度ご紹介した結婚式の記念写真を使い回し。
ご主人になられた男性にも三度お会いしたことがあります。
結婚記念にあげた日本人形は汐汲み、郷がカントー市の海岸だと聞いていたので選びました。



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ここからが本ネタ、見苦しい写真が連続します。
使用する道具は、私が使い方が分からなかった『耳かきセット』の中にありました。
綿毛の付いた仕上げ棒の右隣、先が小さな輪っかになっている器具だったのです。
もちろんプロはステンレス製の丈夫な仕様、ワイアで捩じ上げた物とは違ってすこぶる丈夫。

カットして手術台みたいな寝台にあお向けになると、まずシャンプーから始まります。
同時に顔も濡らしてから何だか粘度の高いクレンジングクリームを塗りたくられて、またシャンプーの続き。
二度目のシャンプーが終わったら、今度は入念なマッサージ。
私は肩こり症ではありません、でもこれが実に気持ちいいんです。
これが終わって顔に塗りつけられたクリームを水で落とします、何だかパックに似ていますね。

これで顔のマッサージがワンセットでほぼ1時間、これからがタイトルの作業に入るのです。



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Hちゃんが戻ってきてここまでの作業が終わると、ちょっと待ってくださいと言われました。
顔のマッサージをしている時に、異変を見つけたようです。
で、先ほどの輪っかが付いた器具の登場。

この作業はHちゃんの顔が近づくので目を閉じなければ実に恥ずかしい状態になります、それに顔がチクっと痛い。
去年の12月は、こんな程度の処理で済みました。
請求額はいつも通りの7万ドン(¥350)、15分ほど余計に時間がかかったので10万ドン(¥500)支払う事にしました。



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1月の散髪はちょうど出張した先のホテルの隣が理髪店、そこで簡単に済ませました。
ホテルに戻ってシャワー、これでスッキリ。

これは2月の写真、Hちゃんにも「どうしたんですか?」と聞かれました。
それほど多かった脂隗、動揺して写真もブレています。
「ちゃんと顔を洗ってる?」
私は一日に数え切れないぐらい、顔を洗っているんです。
シャキッとしたい外出前、思考停止状態に陥りそうになった時、たまには頭から蛇口の水を流すぐらいですからね。

今回は1時間30分もかかって、客のおばちゃんたちからいじられまくり。
石鹸を使った洗顔も心掛けなけりゃ行けないのかな、支払いは12万ドン(¥600)でした。



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3月、これって何だろう。
ネットで調べてみると、どうやら稗粒腫(ひりゅうしゅ)というものらしい。
転載しておきましょう。

『稗粒腫とは、毛穴が皮脂によってふさがっている状態のニキビのことで、炎症を起こす前の軽いものです。これは、毛穴や汗の管の中に角質の塊がつまってできたもので、皮膚や身体に害を及ぼすことはないし、スキンケアによって悪化することもありません。
出来る場所は、目の周りなどの皮脂分泌が非常に少ない部分。
この辺りは一般的にニキビができない場所ですが、目の回りから頬骨の辺りにできる白いプツプツがあったら、それが稗粒腫です。』

他のホームページには『原因はストレスや紫外線』ともあったし、『原因はまだよく分からない』ともありました。
でも、これだけ取ってくれたら、もう大丈夫でしょう。
1時間45分は優にかかったから、15万ドン(¥750)にしました。



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4月には耳たぶまで、家内に勧められて始めて乳液なるものも使ったのに。
いつかはHちゃんにお子さんの事を聞こうかとチャンスを狙っていたのに、それどころではありません。
「ちゃんと鏡を見て、指で触って確認してる?」
そんなことを言われたって私は男、こっぱずかしくて鏡で自分の顔をじっくり見た事もありません。

紫外線が悪さをするのなら、外出時にはいつもの野球帽と共にUVクリームでも塗らないといけないんですかね。
それともイスラム教の女性みたいに、頭からすっぽり黒いベールでも被りますか。

今回も1時間半超、もうこれ以上個人的な値上げは勘弁して欲しい。
15万ドンにまけてください。



おまけ。
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稗粒腫を取る作業が入ってから、最後の消毒クリームを塗った後に出て来るようになったヌックミーア(サトウキビジュース)。
この儀式が早くなくなりますように。
Hちゃんの偉いのは、どこぞのドクターみたいに『加齢の影響です』とは絶対に言わない所。

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