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グラグラし始めたのは40最代後半、それでも頑張って来てくれたのにとうとう取れてしまいました。 原因はチビの頭突きを貰ったから、テコンドーって頭突きの技なんてありましたっけ。 かわせなかった私も情けない、突きや蹴りは簡単に交わせていたんです。 お馴染みの歯医者に相談、前回来たのが去年の10月でしたか。 受け付けのお爺さんや内装はそのままでも、ドクターが代わっていました。 案内されたのは一番奥の『VIP治療室』、手前には私がテト(旧正月)に買えなかった豪華な蘭がありました。 という事は…ベトナムでは従業員や什器はそのままの『居抜き』という、オーナーがいつの間にか変わってしまうことがよくあります。 「プリーズ シッダウン」 英語で話しかけてくれた男性に従って治療台に座ります、でも近づいて来た人は別の人。 「はい、くちをあけて」 ベトナム語で来ましたよ。 「同じような差し歯は入れられないのですか?」 「歯根が抜けているので無理、方法は二つあります』 「抜けた歯の両側2本の歯も抜いて、3本の新しい並んだ歯を作ります」 それは困りますね、親から頂いたまだ元気な歯を抜くなんて。 「もう一つはインプラントです、これは元気な歯を抜かなくても歯茎にボルトを受け込みますから長持ちします」 英語でドクターの通訳をしてくれたのは別の男性、どうもインプラント挿入を勧める様子がありありと感じました。 「何か仮歯でも入れられませんか?このままじゃ恥ずかしいし」 「無理です、抜けた後の歯茎が固まっていませんから」 「いくらほどの日数と費用が掛かります?」 ポルシェ他3台の外車に乗っている友人の歯科医がリッチになったのは、若い頃にニューヨークでインプラント手術を極めたからという友人仲間の噂話がつい思い出されました。 「1200米ドルです。決心されたら二週間後にまた来てください」 今までベトナムドンで支払いして来たのに、なぜインプラント手術が米ドル支払いなんでしょう。 不思議に思いながら、相談無料の歯科医を出ました。 「僕も前歯を折って治療してもらったことがある。古い歯の病院だけど、夫婦でやってる歯医者があるよ」 こんな場合はセカンドオピニオンも必要、わが家から南の大通りにその病院はありました。 男女の受付さんがいて、前歯の状況を見せるとすぐに電話してくれました。 「ドクターは、10分ほどで来ますから座って待ってください」 「10分という事は、ベトナムなら20分以上ですね?」 二人は顔を見合わせて笑いました。 わが前歯の状況を見て、歯のモック(模型)を手にしながら説明してくれました。 やっぱり治療法は前の歯医者で説明を受けた二通り、でも違う事が二つありました。 「抜けて5日も経っていたら、仮歯(テンポラリー トゥース)は入れられますよ。1日で出来ます」 これはありがたい、それで費用はいかほどでしょう。 「仮歯を含めて、全部で1000米ドルです。ただし、インプラントを作るためのCTスキャンは別料金です」 ここからベトコムバンクまでは徒歩で10分、前もって1200ドルは口座からおろしてきましたからこれで手打ちにしましょうか。 「でも、どうしてインプラントは米ドル支払いなんですか?」 「材料や設備はすべて外国からですから、外国人の方には米ドルで案内しています。もちろんベトナムドンでも支払いできますけどね、両替手数料がかかりますから」 ようやく納得。 男先生がこの歯科病院の担当、女先生はインプラントもできる設備のある『バック・ダン』という通りで営業されているそうです。 歯型を3通り取って、デジカメで写真を撮って今日は終了。 「明日の10時に予約しておきます、遅れないようにしてください」 あのう…私は時間に厳しい日本人ですよ。 明日の10時に仮歯が入ると、マスクをして外出しなくて済みそうです。 最速アマゾンではないけれど、翌日午前中完成の『テンポラリー トゥース』です。 ただ、こんな2ミリ弱の厚さでも発音はしづらい。 5月5日にバック・ダン通りに行ってインプラントの埋め込み手術、わがゴールデンウィークは、ちょっと悲惨でした。 あまりきょうみはないでしょうけど、完成まで続く。
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日々平安
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