日々平安

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はははの仮歯

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家内が買って来てくれた5日分の薬、日本と違うのはどれが何の薬かがさっぱり説明がないのです。
私は『痛み止めは体に良くない』と信じている人間、我慢できる痛みだと薬のお世話になりたくありません。
買って来てくれた本人に聞いても分からない、『やさしい薬屋さん』だと必ず聞いてくるのに。

珍しく5日分全部飲みました、消炎剤や化膿止めなどが含まれているはず。
上顎、つまり歯茎の裏側を切開しているわけだし、三度の食事もとる事だし。
一番気になったのは痛みではなく舌先にごろごろするもの、縫合した糸の結び目なんです。
チビに見てもらいました。
「チョーチョガ ミッツ アルゾ」
三針縫ってあるんですね。



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手術から二日目に、チョーチョが一匹。



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三日目に、もう一匹。
よく飲み込まなかった事です、ただ単に舌先でロレロレしていただけなのに取れてしまいました。
別に血なんかは出ませんでしたよ、残りの一つは5日後の診察日まで持ちました。



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診察日は電話で再確認、まるで国際便搭乗予約のリコンファームみたいです。
午後2時半、やっぱりお客様、いや、患者さんの多い日中の待合室。



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名前を呼ばれたので、いつもの診察台に寝るとここではないと言われました。
男先生が奥を指さします、せっかく助手さんが案内してくれたのに。



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奥と言えばレントゲン室、埋め込んだインプラントに異常がないかを確認するそうです。
人民115病院の健康診断でMRIと肺のレントゲン検査があったし5日前には歯の部分だけとはいえ(失敗を含めて)3度もCTを撮ったし。
この歯科医でもこれが2度目、今年は放射能の当たり年ですかね。
もうすっかり口の中でフィルムを押さえるコツを掴んでしまいました。



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助手さんが現像して、男先生がチェック。
「異常はないようです。それでは仮歯をつくりますから、歯型を取ります」

口を開けて検査したらチョーチョが二つない事が発覚、抜糸の手間が省けてよかったですね。
「いつ、取れました?」
「二日後と三日後です、もう一つ残ってますよね?」
「今日取ります、糸は美味しかったですか?」



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上と下の歯型は冷たい感触の樹脂、嚙み合わせはちょっと熱い樹脂で前回と同じく三種類取りました。
それはいいんですけど、作業中に電話のコールがあって男先生は白衣のポケットからアイフォーンを。
どこかに掛け直しでピッピッと、数分間の中断。
ただねぇ先生、電話する時はゴムの手袋を脱いでして欲しいなぁ。

せっかくこの歯科診療所ではうがいのコップまでステンレス製ではなく、患者ごとに新しいプラスチック容器にするほど気を使っているのに。



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左の仮歯は翌日に出来たのに今回は3日後、金属部がチタン合金なので時間がかかるとの事でした。
3日後に嵌めてもらって、これが実に具合がいいんです。
喋るにも全く障害はないし食べ物の味も変わらない、こんなのがあるなんて教えてもらっていたらインプラントなんて高い手術はしなかっただろうと思いました。

「出来るだけこの仮歯は付けておくように。でないと、抜けた後の両側の歯が傾いてくるかも知れません」
ちょっとこめかみに圧迫感はあるけれど、辛抱しましょう。

「インプラントは、いつ入るんですか?」
「毎月最終週に診察します。インプラントを入れる時期はそれで判断します」
「どれぐらい待つのですか?」
「3ヶ月後になる事もあれば、10ヶ月かかる人もあります。年齢や個人差があります』
このブログネタ、まだ引っ張れそうです。

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